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美しい生花を楽しめるのはもちろん、ドライブスルーが利用できたり、古民家を改装していたり、アップルパイの専門店が併設されていたり……
フローリストでは、遠出してでも覗いてみたいこだわりの花店を紹介しています。
「山形に自分たちの場所を作りたい」
夫婦で夢を叶えたこだわりの店

山形駅から車で10分ほど西へ向かうと田園地帯に差し掛かります。
その一角に現れる黒い板堀の小屋のような建物が『フォレノワール』です。
一見するとお花屋さんとは分かりにくいですが、アンティークの扉を開けると美しい花々が迎えてくれます。
まずはそのギャップを楽しんでみてください。
それぞれの花が魅力的に見えるよう並べられており、そのディズプレイを眺めるだけでもうっとりしてしまいます。
周囲に目をやると、アンティークの家具や小物がセンスよく配されており、店主の石田都さんが好む世界観にどっぷりと浸りたくなる空間です。
石田さんはもともと山形の大学で建築を学んでいましたが、花店でのアルバイトをきっかけに花に魅せられたといいます。
卒業後は東京のフラワースクールや複数の花店で技術を磨き、オランダやパリでもレッスンを受けたそう。
同郷のご主人との結婚を機に山形へ戻り、しばらくはイベント出店やレッスンを行なっていましたが、建築士のご主人が自宅と店舗を設計し、2020年11月に長年の夢であった自身の花店をオープンしました。
山形で生産された花を意欲的に取り入れ、お菓子屋さんやアクセサリー作家といった地元の仲間とともに定期的にイベントを開催するなど、慣れ親しんだ山形の魅力を発信する場所にもなっています。

花の生産がさかんな山形ならではの、地元の花材ばかりを束ねた花束。
「ナチュラルな花材は好んで使っていますが、マリーゴールドと合わせたのは新鮮でした」と産地を絞ることで意外な発見もあったようです。
山形の生産者に相談しながら集めた花材でワークショップも行い、好評だったとか。

本誌では、さらに他にも日本全国の『わざわざ行きたい花屋』が紹介されています。
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