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昔よく見ていた懐かしいものが復刻するのは嬉しいですよね。
日経PC21の連載『IT生活羅針盤』では、90年代に存在したデジタル絵本の復刻についてピックアップされています。
90年代デジタル絵本が復刻
「双方向性」にドキドキ!
文:青木恵美
先日、懐かしい名前を目にした。
90年代に出されたフランス発のデジタル絵本『ルル』が復刻されたという。
パソコン上で読めるだけでなく、ページをめくるときにアニメーションがあったり、挿絵をクリックすると何かが起こったりする『インタラクティブな絵本』として話題になったものだ。
当時はMac/Windows用に続いてPlayStationなどのゲーム機向けにも発売されました。
一方的に情報を提供する従来型コンテンツに対し、ユーザーのアクションに応じて何かが起きたり情報が提供されたりする『インタラクティブ』=『双方向』という言葉が当時、流行語となっていた。
『ハイパーカード』というMac用アプリで作られた無料のインタラクティブ作品が多数登場していたことも思い出される。
山本徹さんという作者が筆者のお気に入りだった。
復刻版ルルは、iPad上で読むと、より絵本に近い感覚だ。
懐かしさあふれる精密なドット絵、『星の王子さま』ふうの物語、数多くのシカケ類など、今でも十分に楽しめる。
インタラクティブ作品といえば、2018年発売のゲーム『デトロイト ビカム ヒューマン』(これもフランス発)をルルをきっかけにやり始めた。
一般的な「お話」は一筋の決まったストーリーをたどるが、デジタルの「お話」の中には、ユーザーの選択によりストーリーが変わるものがある。
このゲームもその1つ。
秀逸なグラフィックスで方言される作り込まれたストーリーが複数に分岐し、選択や謎解き、アクションなどを通じて変化する。
「自分で操作する映画」といわれるほどだ。
デジタルならではのインタラクティブ性が魅力のコンテンツ。
この機会に味わってみては。
昨年12月20日にリリースされた『ルル』復刻版はiOS/iPadOS向けです。
本誌では、『ルル』や『デトロイト ビカム ヒューマン』などさらに詳しく掲載されています。
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