【開運の旅】白蛇三大聖地の山口県・岩国市に伝わる『幸福を呼ぶ白蛇』の話

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令和7年は巳年。

遥か昔、は縄文土器などの装飾モチーフとなり、八岐大蛇伝説といった神話や伝承で語り継がれてきました。

地上を優雅に這う姿は神秘と畏敬の年を抱かせ、それはやがて五穀豊穫や金運をもたらす宇賀神と習合し、七福神の弁財天とも絡めて信仰されるようになりました。

 

あるいは龍神とともに、水や雨を司る守護神ともされています。

蛇は大地の生命力や再生を象徴する存在。

今こそ巳神と出会い、新しく生まれ変わるときです。

 

男の隠れ家特別編集では、『開運の旅』を大特集!

今回は、白蛇三大聖地の山口県・岩国市をピックアップします。

 

幸福を呼ぶ家の守り神
人々が大切にした白蛇の事

 

 

案内人;岩国白蛇保存会 中村美知生

文:秋川ゆか

 

岩国には昔から白い蛇がようけおったそうじゃ。

あっちこっちに白蛇さまの話が残っちょる。

 

享保の頃には梅雨左衛門という蛇が岸根(がんね)と六呂師(ろくろし)、祖生(そお)におったらしい。

 

岸根では大岩の上に毎年、白蛇が現れた。

梅雨に出るから梅雨左衛門じゃ。

六呂師の梅雨左衛門は、田地にあった高さ7mもの大岩の中に棲んでおった2匹の小蛇じゃった。

 

毎年、入梅の頃に穴から白い顔を出し、半夏(夏至から11日目)に岩の中に戻る。

この蛇は大きうならんで、毎年同じ姿をしちょる。

土地の人は蛇がなかなか出ない年はお祭りをして、早く出てくるよう祈ったそうじゃ。

 

祖生のほうでも一緒じゃ。

梅雨時分になると岩の割れ目から顔を出した。

悪さして割れ目に木の枝なんぞ入れると大風雨になるっち言われた。

 

皆、梅雨左衛門を大事にしよった。

米作りに大切な梅雨の間を見守ってくれたからじゃろのう。

 

白蛇が古文書に出てくるのは『岩邑年代記』が最初じゃ。

元文3年(1738)の6月3日、城跡に近い千石原御門のあたりで150cmを超える白蛇が出た。

まだ梅雨の頃じゃな。

御蔵元の命令で捕まえられたちゅう話じゃ。

良い薬になるとされたのじゃろう。

調べた医者らが火であぶって乾かし、漢方薬として御納戸に納めたそうじゃ。

殿様が飲んだかどうかはわからんが。

 

幕末には町の近くでも白蛇がよく出た。

今津の岩国領の米蔵に白蛇がおったんは有名な話じゃ。

文久2年(1862)の『錦川志』にも書かれておる。

長さ120cmほどの2匹が長いこと蔵に棲みつき、役人やら皆が何度も目にしたそうじゃ。

米蔵にはネズミが集まる。

それを喰うて退治してくれる白蛇は蔵の守り神じゃ。

薬にしようなんぞ考える者はもうおらんじゃった。

 

財産を守り、商売繁盛を助ける。

岩国では役人だけじゃのうて農村でも町でも、そんな白蛇さまを敬ってきたちゅうことじゃのんた。

 

今年訪れたい“白蛇三大聖地”

 

蛇神が傷を癒した『老神温泉』

 

大蛇に化身した赤城の神が、温泉で傷を癒して戦いに勝った伝説が残っています。

 

夢のお告げで創建『蛇窪神社』

 

鎌倉期の村人の夢に出た白蛇の願いで祀ったという白蛇辨財天。

 

白蛇が生息『岩国市』

 

「岩国のシロヘビ」は天然記念物。

白蛇さまと呼ばれ、今も大切に保護されています。

 


 

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