「未来の住まいは庭が主役」占有しない、マルチタスクじゃない、新しい庭の可能性。

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20年間、庭と建築の在り方を追ってきた『モダンリビング』。

今号ではその歴史も振り返りますが、今の建築家たちが考える「庭と建築」とはどのようなアップデートが行われているのでしょうか?

庭から考えた家、時の流れを庭に落とし込んだ家、多世帯で共有する庭──暮らしの変化と共に、庭も建築も変わっていきます。

これからの庭と建築の関係性とは? 実例をもとに、その最先端を深堀りしてみましょう。

 

 

7つの「ミッションガーデン」が多様な豊かさをもたらす

 

 

細分化した目的をもつ7つの庭を点在させ、さらに庭を周囲とシェアすることでより多くの光を取り込み、風を通すー。

占有ではなくシェア、マルチタスクではなくシングルタスク。

住宅の庭の新たな可能性を示唆する「ミッションガーデン」の価値とは?

 

玄関ホールから中庭の脇を抜け、リビングに向かう廊下。

あえて地窓にしてほの暗い通路に。リビング先の開口からの光と緑陰に導かれて進む。

 

 

街と家が庭を介してひとつの「風景」になる

 

 

袋小路の突き当りにある広場のような敷地に立つ友人同士2家族・3世帯の住まい。

ずっと前からそこにあったかのように庭も外観もインテリアも、地域の風景になじんでいます。

 

K邸リビングからは中庭を介して奥の山まで視線が抜ける
遠近ふたつの緑が奥行きと広がりを強調。

 

 

水盤、石、植物が織りなす景色を母屋と共有する別邸

 

 

敷地内の3棟の建物のうちの1棟を建て替えたHさん。

その平屋の建物は、同時に整えられた水盤や苑路、庭石や緑の眺めと共に敷地だけでなく既存の2棟にも新しい秩序をもたらすものになりました。

 

水盤や苑路によって新たに秩序づけられた建物と庭。正面の景石の後ろには家族で毎年花が咲くのを楽しみにしているという枝垂れ梅が見える。


 

本誌ではさらに、「水と暮らしが巡る住まい」「都心部に住む人たちの原風景になるような暮らしとコミュニティを育てる庭」を紹介しています。

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