
この記事が掲載されている雑誌は、こちらからお読みいただけます。
記事の有効期限以降は本誌は非公開となります。ご了承ください。

2024-08-19 発売号 (2024年10月号)
40歳は人生の折り返し地点。この先のことなんて誰にも分らない。
だから、いい年した大人でも人生が不安になるのは当たり前。
今回は人生の後半戦に差し掛かった男性たちが抱く不安を徹底調査し、プロと共に見つけたモノとワザでスッキリ解消していきます!
今記事では、8月で40歳の本誌編集長が、大きな苦難と向き合った東出昌大さんと、人生後半戦のあるあるや不安について本音で語り合うインタビュー記事を紹介します。
40歳になって健康に不安を覚えてきた!
編集長(以降、編)今回の総力特集のテーマは「人生の不安の解消」なんですが、アンケートで皆さんの不安や悩みを集めたところ、そのほとんどが見事に僕自身の悩みでもあったんです。だから今回は、いろいろな苦難に直面してきた東出さんに人生相談したいなと思ってお声がけしました。
東出 ばっさり言っちゃうタイプなんですが、大丈夫ですか?
編 期待してます。ところで東出さんは、悩みはありますか?
東出 僕も大きなトラブルに直面して、事務所も辞めて、一時期は「詰んだな」と思ったときもあったんですが、今は特に悩みがないんです。きっと、「生きている」ってことに実感が伴っているからだと思います。今って、日本人のおよそ7割弱が「どこか具合が悪い」って答えるらしいんですよね。
編 わかります。アンケートでも、健康の悩みが上位にありました。そして、実は僕も具合が悪いです……。頭やお腹が痛いと、ついネットで原因を調べちゃうんですよね。それで危険なワードが出ると、さらに不安になっちゃって。あれ、やめたほうがいいなと思いました。
東出 可視化すると、わかったような気になれるんですよね。それは快楽の一つなのかもしれないけど、便利になったことで人間は忙しくなってしまったとも思うんです。
スマートウォッチをつけて、いつも通りの電車に乗って、食生活が乱れてるからと13品目が入ったサラダを食べて。
そんな味気のない食事をしながら、会議で疲れ果てて、家に帰ってスマートウォッチを見て「ストレス値が高いな」なんて、また不安になるという。
編 ううう、非常に耳が痛い。つい、可視化しがちです。
東出 自分がストレスを感じているかどうかの判断ですら機械に任せてしまうと、生きる力が失われていくような気がします。
山にいると、空の色とか、川の音とか、鳥の鳴き声とか、そういうものに気持ちを持っていかれるから、生きていることが実感しやすい。あとは、自然と体を動かせるのも大事だなと思います。
命の危険を感じればきっと本気になれる!
編 実は僕、3~4年前に急性アルコール中毒で死にかけたんですけど。それもあって、禁酒とダイエットをしたんです。
東出 どれくらい減ったんですか?
編 113kgから56kgになりました。根性がないのでアプリを使って食事制限をして、1日10km以上歩くようにしてました。
東出 それ、めちゃくちゃ根性あるじゃないですか!
編 それこそ、死ぬかもしれないと思ったから本気になれたんだと思います。やっぱり長生きして、自分の子どもが幸せになるところが見たいんですよ。
東出 日本人男性の平均寿命が81歳を超えたといいますけど、僕はそんなに長く生きる自分は想像できないんですよね。
編 そういえば、東出さんはタバコを吸いますよね。
東出 もうやめました。私の師匠である登山家の服部文祥さんと一緒に山を登ったときに、そのスピードに着いていけなくて、足手纏いになってしまったんですよ。
でも、山でスタミナが切れると滑落の危険がある。それでタバコをやめることにしたんです。
本誌では、インタビュー記事の続きがご覧いただけます。

この記事が掲載されている雑誌は、こちらからお読みいただけます。
記事の有効期限以降は本誌は非公開となります。ご了承ください。






