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2023-04-10 発売号 (2023年4/15・22合併)
わが子にピッタリな塾はどこなのか。街にあふれる塾を前に頭を抱える親は多い。
今号の週刊ダイヤモンドでは、首都圏主要塾の最新入試結果を大分析(2023年度)。
子どもの学力が伸びる塾の真の「合格力」を明らかになる。
進学実績だけで塾を決めるのは愚か
椅子取り競争が激しさを増す中学受験。その争奪戦を勝ち抜くための絶対条件が塾選びだ。
とはいえ、わが子にピッタリな塾にたどり着くのは至難の業だ。
そこで中学受験塾の情報を収集、分析する中学受験カウンセラー、石田達人氏の協力を得て、首都圏主要塾の直近2023年入試の合格者データを大分析し、塾の「合格力」ランキングを作成した。
気を付けてほしいのは、ランキング上位から順に塾を選ぶべし、ということではない点。
より大切なのは、子どもの現在の学力や性格、志望校次第で、最適な塾が違うという視点だ。
加えて、塾が公表する合格実績データには注意すべきカラクリがある。
公益社団法人全国学習塾協会は、合格実績として公表できる生徒の範囲の自主基準を定めているが、順守義務はなく、合格者数のカウントに際して一種の水増しを行う塾もある。
それでも各塾の合格実績の長期トレンドや特徴を並べて比較することで、得意とする学力層や個別の学校など、さまざまな実力に迫ることができる。
合格力のTOPはSAPIX

合格校の偏差値と合格者数から合格者の平均偏差値を算出し、塾の「合格力」としてランキングした上で、その合格力と塾の規模からグループ分けを行ったのが下図だ。
合格力トップは前年2位のSAPIXだ。
大手四大塾の中で難関校志向なのが絶対王者のSAPIXや7位の早稲田アカデミーならば、四谷大塚と日能研は難関校から一般校まで満遍なく押さえていく戦略といえよう。
共に少数精鋭型の希学園とエルカミノ。
2023年度の希学園の合格実績は、開成や桜蔭など最難関校に4割強、海城や早稲田など難関校を含めれば6割強の生徒が合格している。
本誌ではさらに、主要大手塾に属さず、難関校に強い塾がどのような戦略を練って実績をたたき出しているのかについても解説しています。

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