一流企業の社員が突然“加害者”に?――成果主義が生んだ“罪悪感なき不正”令和型・闇落ちのリアル

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え!そんな会社で事件が起こるの?というようなニュースはよくあります。
これこそ「闇落ちした社員」が起こした事件。
今号のSPA!では、「闇落ち社員の生態」を特集。
なぜ、そんな事件を起こしてしまうのか…。気になる内容をピックアップしてみました。

 

 

いつの世も、不正に手を染める不良社員は存在するが、その性質は大きく変化してきました。
そこに野心などなく、あるのは罪悪感なきジャイアニズムのみ。
ただ己の利益のために組織を蝕む現代の闇落ち社員の実態に迫りました。

 

 

組織を利用して自己利益ばかりを追う

昨今、人的災害ともいえる有名企業の不祥事が後を絶ちません。

 

不正に手を染める会社員は昔からいましたが、コンプライアンスが厳格化した現在でも、なぜ悪質な不良社員が次々に生まれるのか。

 

「企業不祥事は時代と共に変質しています。
これまでの“昭和型”の不祥事は、仕事ができる熱血社員の暴走が原因でした。しかし、“令和型”は会社にぶら下がりつつも、『自分さえ良ければいい』と組織を利用して自己利益を追求する、いわば『冷めた合理主義』が暴走した格好です」

 

そうして冷めた合理主義に染まった結果、一部の社員に“闇落ち”して不正に手を伸ばす者が出てくるといいます。

 

物価高による生活苦や、社内環境の変化もそれに拍車をかけています。

 

「冷めた合理主義の社員が増えた背景として、成果主義の導入が大きいです」

 

「昔は会社員の大半が高い役職を目指し、会社側の人事評価も社員の人間性や人格を重視していたので、不祥事を防ぐ抑止力になっていました。ところが、成果主義の導入によって人間性など数値で測れない部分が顧みられなくなったうえに、多くの企業では社内のポストが足りず、頑張っても報われない状態が拡大しました」

 

 

一流企業こそ不正に走りやすい

「不祥事が起きると『一流企業なのになぜ?』という声が上がりますが、実は一流企業の社員だからこそ不正に走りやすい。というのも、人は『正しいことをした』『立派な仕事を成し遂げた』と自覚すると、その後に行った不正行為を『これくらいはいいだろう』と正当化する傾向があるためです。これをモラル信任効果と呼びます」

 

この効果は社会的評価の高い企業や職業の人ほど生じやすい。『一流企業で働いていること』が免罪符になってしまうのです。

 

闇落ち社員が関連する主な事件

・23年7月 ビッグモーター不正請求事件

・25年1月 三菱UFJ貸金庫窃盗事件

・26年1月 プルデンシャル生命詐取事件

 

一流企業の社員が闇落ちするのにも、理由があったのですね。まだまだ、詳細は続きます。ぜひ、本誌でご覧ください。

 


 

本誌では他にも「昭和で働きたい!若者が増加中、などを紹介されています。

 

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