【中学受験】ただ解くだけじゃ伸びない?過去問の成果を劇的に変える4つのステップ

  • 更新日

この記事が掲載されている雑誌は、こちらからお読みいただけます。

過去問演習には「志望校の出題傾向を知る」「自分の実力と志望校との距離を測る」など多くのメリットがありますが、とにかくたくさん取り組めば良いかというと決してそうではありません。

 

過去問で大事なのは「量」ではなく「質」です。

 

過去問を大量にこなすのではなく、過去問演習と同じくらいの時間をかけてしっかりとふり返りを行い自分の課題を見つけて補強をする、次に向けて戦略を考えておくことが大切です。

過去問演習の目的は、単に合格点を取ることではありません。

 

「どんな傾向があるのか」を探り、「自分をその傾向にフィットさせていくためにすること」を考えることです。ふり返りをしっかり行うことが合格につながります。

進学レーダー2026-08-15 発売号 (2026年9月号)では、過去問演習の肝となる「ふり返り&弱点補強」について詳しくご紹介します。

 

過去問演習のあと、「マルつけして終了!」が一番危険!

 

 

採点が終わったあとの「ふり返り」を行うことこそが、過去問演習の肝です。

「解き直し」と「ふり返り」の違い

採点し、得点記入が終わったら、次は「解き直し」と「ふり返り」です。

  • 解き直し:間違えた問題にもう一度取り組んでみること。
  • ふり返り:どの段階で間違えたのか自分のつまずきを見つけ(誤答分析)、二度と同じような間違いをしないためにどうすればいいのかを考えること。

 

いきなり解説を読まず、まずは「解き直し」

間違えた問題はいきなり解説を見て納得するのではなくまずは自力で解き直してみてください。

間違えた原因を考えた時点で解法や正しい答えがわかる場合もあれば、落ち着いて解き直したらできる場合などもあるはずです。
それでも分からなければ解説を読んでみましょう。

特に「できたと思ったのに不正解」だった問題は、自分の中で正解できる力が十分あるのに、テスト中の不注意で間違えた可能性が高いため、必ず見直してください。

 

ふり返り&弱点補強の4つのステップ

ふり返りと弱点補強は、以下の流れで進めていきましょう。

① 解き直し

間違えた問題は解き直しをします。解説を読む前に、まずはどこでどうつまずいたのかを意識しながら、改めて解き直しをしてみましょう。

② ふり返り

「次は自信をもって解けるようにしたい」という問題を中心に、間違えた原因や対策を考えましょう。間違えた問題は「ふり返りノート」にまとめ直していけるとベストです。

③ テスト戦略を立て直す

ふり返りをしたら、「次は何を意識して取り組めばよいか」も考えて書いておきましょう。「○○分野の問題が出たら先に解く」など、できるだけ具体的に書き出すことが大切です。

④ 弱点補強

できなかった問題は、今までのテキストや『メモリーチェック』を見直すなどして、知識や考え方を補強していきましょう。自分の課題を明確にし、ふだんの授業やテストでも志望校の入試問題を意識していくことが大切です。


 

今回は「④ふり返り&弱点補強」について解説いたしました。

過去問演習で押さえておくべき残り3つのポイント(「①事前準備」「②過去問演習」「③自己採点」)については、本誌にて詳しく紹介しています。ぜひ誌面とあわせて参考にしてみてください。

この記事が掲載されている雑誌は、こちらからお読みいただけます。