自然と暮らす「育む庭」とは?手間と不便さを愛おしむ贅沢――光・風・緑と溶け合う極上の家づくり

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おうちにお庭はありますか?
今号のモダンリビングでは「育む庭」を特集。
美しいお庭をピックアップしてみました。

 

家のありたい姿を映し出す

庭があることで、暮らしは豊かになります。
それにはもはや誰もが認めるところでしょう。
しかし、庭と建築の関係は、より複雑に、より深く進化し続けています。
眺めや光を取り込んだり、室内と屋外の連続性を強調したりといった「手法」を超え、その家、その人が大切にしたい「何か」を最も映し出す場所になり始めているのです。

 

庭は手間も時間もお金もかかりますが、その不便さを受け入れ、予測できないものと対峙することで養われる感覚には、他からは得られない価値があります。

 

モダンリビングが考える「育む庭」とは、植物を育成する場所という意味にとどまりません。

 

日々の心地よさ、人間的な感性、家族の成長、あるいは街の風景や持続可能な社会など、さまざまな対象を育む装置になるような庭です。

 

 

01 長谷の家II

 

 

守られた“内”とありのままの“外”。
その両方が育む満ち足りた時間

 

「雑木林のなかで暮らしたい」という要望を受け、建築家の堀部安嗣さんが設計したのは、提唱する「90と30の住まい」の考え方が息づく、高性能な室内環境と自然の揺らぎが共存する、多様な居場所がある住まい。

 

内外が溶け合う空間は、コントロールできない自然の営みを含め、日々のささやかな感動に満ちています。

 

居間から中庭を見る。
母屋と中庭の間には床が大谷石で仕上げた縁側のような中間領域を配置。
四季の表情や水鉢を訪れる野鳥を眺めて過ごす。

 

02 Structural Landscape

 

 

人と自然との本来の関係を結び直す
新たな環境をつくる器としての建築

 

庭は、その土地がもつ光や風、緑、空、そして街との関係など、それらの「環境」を人が最も身近に受け止める場所であり、自らも自然の営みの一部であると感じられることが、豊かな時間をもたらすと考える建築家の井川充司さん

 

設計はまず、その土地にふさわしい庭を構想することから始まります。

 

高い天井高を確保したリビング。
「イーストガーデン」が続き、ハイサイドライト越しに大きく枝を伸ばす樹木とその向こうに広がる空を望む。

 

 

とても素敵お庭には、それぞれのこだわりがあるようです。まだまだ紹介は続きます。ぜひ、本誌でご覧ください。


 

本誌では他にも、空間が煌めくジュエリーの力などを紹介されています。

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