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リタイア後の収入源に備えるためには、何にどのように投資をすればいいのでしょうか。
実はあなたの不安、思ってもいなかった方法で解決できるかもしれません。
PRESIDENTではお金のプロに、老後資金で困らないための鉄則を聞いています。
一世一代のチャンスに大勝負できるのは
現金を潤沢に持っている人だけ
解説は経済評論家の萩原博子氏。
深追いしない、私の鉄則投資法
「誤解を恐れずに言いますが、私は投資はギャンブルだと思います。投資をしている人の多くは、自分が資本主義社会の崇高な仕組みに参画している気でいるでしょう。
ですが、当たれば嬉しいし、外せば悔しい、熱くなって注ぎ込めばすっからかんになって生活が乏しくなってしまう…。それは競馬やパチンコと何ら変わりません」
厳し目にコメントする萩原氏。
ですが、ギャンブルがいけない、とは思っていないとも言います。
「私も投資はしています。でもそれは、仮に全部が無価値になっても『これは世の中に寄付したんだから構わない』と思える範囲です。私はまだ執筆や講演で得られる収入で暮らしている現役ですし、老後資金は別にしっかり確保してあります」
萩原氏が投資をしないと決めているものは、
特定の指数に連動するように運用するインデックスファンド。
他人任せが嫌なのと、中身が見えにくくなるためだそう。
保有しているのは、個別株。
業種を代表するような銘柄を1単元ずつ持っています。
「どのセクターが相場を主導しているのか、その背景は何なのか。保有銘柄の値動きを見れば、そうした事項がたちどころにわかります」
『釣り糸投資』で買うとき・売るときを決める
買うときは、「この銘柄は面白そうだな」と思ったら、
現在の価格より3割安くなったところに買い注文を入れておくそう。
「買えていればラッキー、買えていなければ残念。決して深追いはしないので、高値掴みはありません。
相場状況にもよりますが『そろそろ売ってもいいかな』と思ったら、現在の価格より1割高いところに売り注文を出しておきます。現在のように割高な相場なら長くは持たず、変えたらすぐに売り注文を入れておくこともあります。
誰かがパクッと買ってくれたら利益が出るし、届かなかったら翌週も注文を継続します。相場という湖面に仕掛けを入れて売買成立をじっと待つイメージから、私はこれを『釣り糸投資』と呼んでいます」
買った直後から値下がりして含み損になってしまったら、塩漬けにしておくといいます。
「株式が不動産と決定的に違うのは、時間が経過しても投資対象が傷まないことにあります。配当をもらいながら利益が乗るのを気長に待ってもいいのです。うまくいけば少々のお小遣いに、だめでも頭の体操にはなります。やるならくれぐれも『なくなってもいいお金』でやることをお忘れなく」
住宅ローンの残債がある人は、何をおいてもローンの返済を最優先にして、とのこと。
そして、退職金や相続などで100万円単位のまとまった現金が入ったら、すぐに金融機関に行くことです。
「繰り上げ返済をすると、将来払わなければならない利息を確実に減らすことができます。これは“ノーリスクでプラスリターン”の投資効果と同じこと。インフレを不安視するなら投資で増やすことを考えるより、まずは借金を減らすのが鉄則です」
本誌では、老後資金についてや『釣り糸投資』の詳しいやり方の紹介なども掲載されています。
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