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株価が急激に上昇しています。
今年初めに2万6000円足らずだった日経平均株価は、3万3000円台に到達。
さらに上値をうかがう様相を呈しています。
株高をただ横目で見ているだけではもったいないです。
むしろこの状況を好機ととらえて、投資でひと儲けしない手はないでしょう。
折しも、来年1月からは、従来のNISA(小学投資非課税制度)より
使い勝手が大幅によくなった『新NISA』がスタートします。
週刊現代では、『新NISA』の特徴やメリットについて解説しています。
新NISAを利用しないことで
むしろ損する可能性がある…?
家系再生コンサルタントの横山光昭氏は、新制度の特徴をこう話します。
「新NISAは長期分散投資を前提としています。10年を超えて株や投資信託を持っていれば損する確率はかなり低くなりますし、20年持ち続ければまず利益が見込める。仮に60代から始めたとしても70代で利益が出るはずなので、スタートするのに遅すぎることはありません。誰しもこの機会に、絶対に初めておくべきでしょう」
ファイナンシャルプランナーの深野康彦氏が指摘するのは、
新NISAを利用しないことでむしろ損する可能性です。
「新NISAでは非課税保有枠が大きく拡張されたので、増税を進めたい財務省がよく認めたものだと驚いています。ひょっとすると、この制度で生じた税収の減少分を別の増税によって取り返す腹づもりかもしれません。もしそうだとすれば、新NISAを使って投資で稼いでおかないと、将来的にそれ以上の額を税金として持って行かれることも考えられます」
新NISAは圧倒的にメリットが大きい
2014年にNISAが本格的にスタートしてから10年近くが経ちました。
中にはこれまで投資に踏み切れなかったために、
「今さら始めたところで…、もう遅いだろう」とあきらめている人もいるかもしれません。
しかし、それだけの理由で尻込みしていては、千載一遇のチャンスを失ってしまいます。
なぜなら従来のNISAと比べて、これから始まる新NISAは圧倒的にメリットが大きいからです。
ここまでおトクな制度変更は、この先の人生でもう二度とないかもしれません。
ファイナンシャルプランナーの風呂内亜矢氏はこう話します。
「これまで非課税保有枠は最大でも8000万円でしたが、新しいNISAでは倍以上の計1800万円まで拡大され、年間で360万円も投資できるようになりました。
また従来は初心者が挑戦しやすい『つみたてNISA』と幅広く投資できる『一般NISA』のどちらか一方を選択する必要がありましたが、新制度ではそれぞれ『つみたて投資枠』(年間120万円まで)、『成長投資枠』(年間240間円まで)となり、両方を同時に運用できます。
しかも運用している資産を取り崩せば翌年にはその分だけ非課税保有枠が復活するので、
売却して一時的な出費に対応し、落ち着いてから投資を再開することも可能です。
もう一つの大きな変更点は、期間の恒久化でしょう。
これまではNISA口座を解説できる期間、非課税期間ともに期限が決まっていましたが、
新しいNISAでは無期限になります。
NISAという制度が本当の意味で資産運用に適したものとなった印象です」
各段にメリットが増した新NISAのスタートに備えて、
今のうちから証券口座を開設するなど準備を進めておきたいですね。
本誌では、手数料が安く投資商品のラインナップも豊富なSBI証券を例に、
ネット証券口座を解説する手順を説明しています。
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