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近々新NISAや投資を始める方、NISAを最近知った方など初心者であれば失敗を恐れるもの。
PRESIDENTではウェルスナビ 執行委員 リサーチ&クオンツの牛山史郎氏が
『投資で失敗する人の特徴』をまとめています。
これから投資を始めたい・始めて間もない方は、
失敗する人の特徴をあらかじめ知っておくといいかもしれません。
放っておくほうが投資で成功する理由
2024年1月に新NISAがスタート。
非課税保有期間が無期限になるため、より長期的な運用がしやすくなります。
これを機にそろそろ投資を初めてみようと考えている方も多いのではないでしょうか?
しかし、投資には2つの障壁があります。
一つは投資をしたいと思っても具体的な行動がとれない『始めるハードル』です。
第一のハードルを超えて投資を始めたのに、目の前の数値に一喜一憂して途中で挫折してしまうのです。
投資では『長期・積立・分散』という3つの考え方が重要だと言われています。
せっかく投資を始めたのに志半ばえで諦めてしまうと、
資産形成のチャンスを失うどころか、損をして終わってしまうこともあります。
株投資をスタートして半年から5年の約37万人のデータを見ると、
次のような特徴を読み取ることができます。
投資の損益が『20%以上のプラス』の人は、
開始時からしばらくの期間は比率が少ないものの、
時を重ねるごとに増加し、5年目には約9割を占めています。
つまり、『続けるハードル』を乗り越えていくことが、投資の成功につながっているのです。
しかし、ただ、『続けるハードル』をクリアすればいいというだけではありません。
5年間投資を続けている人の中でも、
たとえば『リスク許容度の変更(銘柄の比率変更)回数』が多い人は、投資の成績が悪い傾向にあります。
ライフステージに合わせた売買やリスク許容度の変更は可能ですが、
相場を見て自らの勘などで頻繁に行動してしまうと成績が悪くなってしまいがちなのです。
相場の先行きは、プロでも見極めが難しいもの。
いい結果を求めて運用プランを変更したのにも関わらずそれが裏目に出てしまう。
よかれと思った積極的な行動によって運用成果を悪化させ、投資を諦めてしまう人も多いのです。
では、『続けるハードル』につまずくことなく質の高い資産運用を継続するにはどうしたらいいのでしょうか。
投資をやめたくなる場面をあらかじめ理解しておくことが大切です。
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なぜ投資で失敗するのか、細かくまとめられています。
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