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教育費や老後資金が貯まっていない、物価高で家計が苦しい、
離婚や病気などの不測の事態が起こったら……と、お金の不安を日々抱えていませんか?
そこでESSEでは、「人生のちょっと先輩」がお金のピンチをどう乗り越えたのかを紹介しています。
今回はかさむ学費を奨学金で乗り越えたというみゆりさんの経験談をピックアップします。
予想外にかさむ学費を奨学金で乗り越えた

【CASE 1】みゆりさん(仮名・50歳)、夫(50歳)
専門学校の同級生だった夫と、23歳で結婚。
現在は長女と二女は社会人に、長男は大学在学中。
学費合計3600万円を、学資保険と貯蓄、奨学金で乗りきり中。
準備したお金では足りないと気づき…
子ども3人が小さいときから、教育費に備えて学資保険に入り、
児童手当やお年玉、家計の黒字分を貯めてきたみゆりさん。
「一人分ほぼ500万円ずつ貯まる目途がたち、安心していたのですが…。長女が大学の芸術家に進学して、学費だけで年200万円近くに。二女も音大に進むことになり、準備したお金では足りないと気づきました」
その時点で、子どもと話し合って奨学金を借りることに。
「返済の負担を抑えたくて、優先したのは給付型や無利子の奨学金です。いずれも収入制限があり、成績優秀者が対象なので、私はパートを扶養の範囲内に抑えて調整し、子どもたちには勉強に励んでもらいました」
結果、全員希望の大学に進学。
「振り返ると大変なタイミングが何度もありましたが、奨学金のおかげで、夢を諦めさせずにすみました。夫婦ともまだ50歳、これからは老後資金づくりをがんばります!」
受験とピンチ度の年表
【2013年】習い事が増え始めて家計を圧迫!
ピンチ度:★★☆☆☆
子ども3人の習い事代が増え、上の2人は塾通いもスタート。
この年は大雪でカーポートがつぶれ、クルマが廃車になるハプニングも。
「学資保険や積立貯金を続けるため、長男が学校から変えるまで短時間のパートを始めました」
【2019年】大学入学と高校受験が重なって年間400万円超え
ピンチ度:★★★★★
二女が音大に進学し、初年度学費が約230万円、長女も半期で約100万円。
さらに、長男が有名私立高校を目指し塾通いし、定期代や1校3万円ほどの高額な受験料も必要に。
「予想をはるかに上回る支出に、パニックになりました」
【2021年】給付型奨学金が打ち切りに…その後、夫が病気で入院
ピンチ度:★★★☆☆
前年の世帯収入が増え、二女の給付型奨学金がいきなり打ち切りに。
さらに夫が糖尿病で入院して収入がダウン。
「長男に『僕は大学行ける?』と聞かれて絶句。二女の大学に相談し、家計急変の奨学金を申請しました」
本誌では、長女・二女の受験時のお金の使い方、やってきたことなどが細かくまとめられています。
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