
この記事が掲載されている雑誌は、こちらからお読みいただけます。
記事の有効期限以降は本誌は非公開となります。ご了承ください。

山コーヒーは味わい方の感性を広げ、安全登山にも貢献……(!?)。
山と溪谷では、コーヒーの知られざる効果や、山での楽しみ方を、
山コーヒーアドバイザーの青山考平さんにインタビューしています。
山コーヒーを目標に登山してみよう
山で飲むコーヒーはなぜおいしく感じるのでしょうか。
おいしさの主な要因は味や香りですが、
環境要因(どんな場所か)や心理的要因(どんな心情か)なども大きく影響しています。
日常のコーヒータイムでは脇役になることが多いこれらの要因が、山では主役となります。
味わい方の違いを楽しめるのが山コーヒーの魅力の一つです。
山頂をめざしてがんばる登山もいいですが、
『山でコーヒーを飲むこと』を目標とする登山はいかがでしょうか。
登山では山頂に到達できなければ『失敗』とすることが多いですが、
万一トラブルで山頂に立てなくても、ルートの途中でコーヒーを飲むことができれば『成功』です。
無理を押して進み事故やケガにつながるケースが多いなか、コーヒーで一息つき、
楽しみながら安全登山をするために、山コーヒーは有効なのです。
山コーヒーの効果
コーヒーを丁寧に淹れてリラックス
コーヒーを淹れるときは急がず慌てず、ゆったりと心を落ち着かせて取り組みましょう。
集中できて五感が研ぎ澄まされると、山の香りや木々のさざめきなどが
いつもより深く感じられて安らかなひとときが過ごせます。
日常生活のイライラが解消されたり、悩みの解決法が思い浮かんだりと、心の整理にも役立ちます。
カフェイン効果で集中力、注意力UP
カフェインの持つ覚醒作用は登山事故の予防に効果的。
特に昼食後の下山時は気が緩み、道標を見落とす、足を踏み外す事故などが多くあるので、
食後のコーヒーで集中力・注意力を高めておくとよいでしょう。
ほかにも、持久力や敏捷性を高め、疲労を感じにくくさせる作用もあるので、
安全対策としても貢献してくれます。
淹れ方と味の特徴を知ろう

コーヒーは淹れ方もさまざま。
淹れ方や味わいの違いを知って自分のコーヒースタイルを見つけましょう。
ハンドドリップ -すっきり-
基本でありながら奥が深い抽出法。
お湯の注ぎ方や湯量・抽出時間・道具の性能などで味が変わるため、工夫するおもしろさがあります。
淹れる様子を楽しめるので、グループ登山にもおすすめ。
フレンチプレス -まったり-
湯量、コーヒー粉の量、蒸らし時間を守れば、安定した味が簡単に抽出できます。
コーヒーに含まれる油分を通すため、ペーパーフィルターに比べ口当たりはまろやか。
初心者向き。
エスプレッソ -濃厚-
蒸気圧や空気圧で湯を浸透させ濃厚なうま味や香りを引き出す抽出法。
1杯分は約30mlと少ない。
専用のカップに砂糖を多めに入れ、2~3口で飲み干すイタリア式の飲み方がおすすめ。

本誌では、青山さんおすすめの山コーヒーグッズや、山コーヒーTIPSも紹介されています!
LOVEを詠む LOVEを贈る
バレンタインキャンペーン♡2024

バレンタインキャンペーン期間中に新規でご注文をいただいたお客さまから
抽選で10名様に『Amazonギフト券(5,000円)』をプレゼント!
<キャンペーン期間>
2024年2月10日(土)~ 2024年2月29日(木)
キャンペーンの詳細は、上のキャンペーン画像をクリックしてご覧ください。
この記事が掲載されている雑誌は、こちらからお読みいただけます。
記事の有効期限以降は本誌は非公開となります。ご了承ください。






