今年の紅葉は北アルプスへ!山小屋の主人がおすすめする「絶対に外せない絶景スポット」

  • 更新日
  • 有効期限 2026.09.17

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※山と溪谷2025-09-12 発売号 (2025年10月号)の誌面を基に記事を作成しています。

9月上旬から紅葉が始まる北アルプス。

山を知り尽くした山小屋のご主人たちが、名所から穴場まで、とっておきの紅葉スポットとおすすめコースを紹介します。

 

秋色鮮やかな槍ヶ岳

 

紅葉の名所はどこ? 見頃はいつ?
北アルプスで秋を楽しむヒント

 

エリアによって紅葉の時期や期間、植生などが異なっています。
秋の山行計画を立てる前に、各エリアの特徴をチェックしておきましょう。

※紅葉の最盛期は年によって変動します。見頃の時期は公式SNSなどの情報を参考にするか、各山小屋にお問い合わせください。

 

【槍・穂高・乗鞍エリア】
3,000mの高峰を彩る紅葉の絶景地

3,000m峰が立ち並ぶエリアで、紅葉の訪れは早いです。
9月中旬から草もみじ、9月20日ごろから森林限界付近のダケカンバが色づき始め、紅葉前線は徐々に高度を下ろしていきます。

涸沢(からさわ)や槍沢上部、位ヶ原のナナカマドなどは10月初旬に最高潮を迎え、秋が深まります。ハイマツの緑との対比も美しく映えます。

ミネカエデやイタヤカエデは気温が氷点下に達するとオレンジ色に染まります。
10月中旬には紅葉前線が横尾谷や槍沢ロッジまで下がり、サクラやカツラ、ミズナラなどが色づきます。

標高が高いため、紅葉の最盛期には降雪することもあります。
過去には遭難が多く発生した例もありますので、行動判断は慎重に行いましょう。

 

【剱・立山エリア】
高山から峡谷へ 彩り移ろう紅葉を楽しむ

北アルプスのなかでも標高差が大きいのが特徴で、紅葉を長期間楽しむことができます

紅葉は3,000mの高峰から始まり、2,000〜2,400m付近の弥陀ヶ原や室堂平へ、さらに季節の進みにあわせて1,000m前後の黒部峡谷へと下がっていきます。

主な紅葉樹種はダケカンバ、ナナカマド、チングルマなどで、9月中旬に室堂周辺、10月上旬に仙人池や池の平を彩ります。黒部の谷底が彩られるのは10月下旬以降です。

広大な高原と険しい岩壁の紅葉が共存するのも本エリアの大きな特徴です。
9月下旬以降は高所で降雪の可能性がありますので注意が必要です。

 

【白馬・後立山エリア】
ゴンドラやロープウェイで紅葉のなかへ

白馬岳から五竜岳にかけては、長野県側から索道(ゴンドラ・ロープウェイ)を利用することでアプローチを大幅に短縮でき、いきなり紅葉のまっただなかに入り込めるのが魅力です。

紅葉の名所である「栂池自然園」にはゴンドラとロープウェイが整備されているほか、八方尾根や遠見尾根にもゴンドラが架かっています。

日本海側の豪雪地帯のため森林限界が低く、9月下旬には標高2,400m前後でナナカマド、チングルマ、ミネカエデ、ウラシマツツジなどが赤く色づきます。

10月になると山頂付近で積雪となることも多く、条件が合えば新雪・紅葉・山麓の緑による「三段紅葉」を楽しむことができます。
一方で、初冠雪による遭難もたびたび発生しているため、装備と気象情報の確認には十分注意してください。

 

【参考】北アルプス各エリアの主な紅葉スポット

槍・穂高・乗鞍エリア
涸沢カール、五千石湿原、野口五郎岳、餓鬼岳、表銀座縦走路、太郎兵衛平、双六岳、槍ヶ岳、蝶ヶ岳、焼岳、乗鞍岳 ほか
剱・立山エリア
剣御前、仙人池、大日岳、室堂平・弥陀ヶ原、立山~黒部ダム ほか
白馬・後立山エリア
栂池自然園、白馬大池、朝日岳、唐松岳(八方池)、蓮華岳、白馬岳 ほか

 

本誌では北アルプスで働く22名の方におすすめの紅葉スポットを教えてもらいます!
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山と溪谷 2025年10月号 (発売日2025年09月12日)の目次・詳細情報は以下から。

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