
山と溪谷 夏山は気持ちいい。 高い空、太陽に焼かれ、汗が風に渇いていく……。 今年も、そんな夏の山に登りに行こう。
でも、なんの準備もしなくていいのかな?
答えはNO! 備えをしっかりして、楽しい夏にしましょう。
夏山は危険がいっぱい!?
山は差別をしないけれど、加齢や健康状態によってリスクが増えていくのも事実。 40歳を超えた登山者に注意してほしいポイントをご紹介します。 想定するのは北アルプスなど標高3000m級の山小屋泊です。 今回はover40の登山者に起こりえるリスクを標高3段階に分類しています。 ■登山口から森林限界付近までの「標高1000~2500m」 ■森林限界を超えた「標高2500~3000m」 ■高山エリア特集のリスクが発生しやすい「標高3000m超」
そのいち 標高1000~2500m
≪登山口周辺≫ 夜行バスの移動による寝不足やストレッチのし忘れに注意!
歩き始めの準備が明暗を分けると言っても過言ではありません。
加齢によって筋力や柔軟性も低下していくので、ストレッチ等の準備体操や体調管理はしっかり行いましょう。
≪雪渓などの難所≫ 疲労の蓄積による転・滑落事故に注意!
筋力の低下によってバランスを崩すと、こういう場所は大変に危険です。
実際、転倒による中高年の事故も発生しています。
自分の体力に見合ったコースを選ぶか、装備を軽くするなど無理のない計画を!
≪樹林帯≫ 脱水症状・熱中症などに注意!
この場所の特徴は風が吹き抜けづらく、気温・湿度が高くなっていること。
加齢によって体温調節機能が低下するので、熱を逃がす工夫をすることが大切です。
水分補給もこまめに行ってください。
≪山小屋到着後≫ 高山病や肺水腫、脱水症状に注意!
「あ~疲れた」と山小屋についてすぐに横になるのはオススメできません。
到着してすぐの昼寝は心臓に負担をかけるため、肺水腫を誘発したり、呼吸回数が減少するため高山病を発生させやすくします。
さらにお酒も利尿作用があるため、脱水症状を起こしやすくなるんです。
山小屋での行動には気を付けて!
これ以降の登山の注意点は本誌で◎ 安全で楽しい夏の山登りを達成しましょうね。
記事の有効期限: 2019年3月18日
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