使う材料は4つだけ!ねぎを最高においしく食べるための『鶏ねぎ酒鍋』

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2024-12-06 発売号 (2025年1月号)

 

今号のdancyuは、なんと『ねぎ』特集!

 

冬のご馳走といえば鍋。

鍋といえば、ねぎ。

それでは、ねぎを最高においしく食べるための鍋とは?

 

和食界気鋭の料理人、南青山『てのしま』主人の林 亮平さんが、自身でもそのおいしさに驚いた、ねぎ鍋の傑作レシピを指南しています。

シンプル豪快にねぎを食べてみませんか?

 

ねぎを最高においしく食べるための
鶏ねぎ酒鍋

 

(1)鶏のぶつ切りに3%の塩をもみ込む

 

 

具としてもおいしくなる

 

鶏肉はだしがよく出る、水炊きようの骨付きのぶつ切りがお薦め。

ボウルに肉を入れ、かなり強めの塩(肉の重量の3%)をふり、よくもみ込む。

30分~1時間ほど冷蔵庫でねかせます。

こうすることで、具材としてもおいしく食べられます。

鍋の味付けはこの塩のみ。

 

(2)さっと湯通しして氷水に取る

 

 

雑味が取れて、澄んだスープに

 

鍋に湯を沸かし、1の鶏肉を一切れずつさっと湯通しします。

余熱で火が通らないように、すぐに氷水に取ります。

すべての肉を湯通ししたら、ザルにあけて水をきります。

この一手間で鶏肉の雑味が取れてクリアなスープになります。

旨味まで逃げないように、霜降り程度にすること。

 

(3)ねぎを鍋の深さに合わせて切る

 

 

魯山人風すき焼きに倣って

 

鍋の深さを計り、ねぎの長さをそれに合わせて切ります。

林さんは、底が平らなすき焼き用鉄鍋を使用。

深さは4cmほど。

切ったねぎは、鍋に立てて入れます。

魯山人風すき焼きと同じねぎの並べ方で、見た目に美しく、ねぎの上下で微妙に食感が変わるのも楽しい。

 

(4)鶏肉とねぎを純米酒で煮込む

 

 

酒は必ず純米酒を使うこと

 

鍋の半分に3のねぎを、もう半分に2の鶏肉を入れます。

純米酒をたっぷり注ぎ入れ、氷をひたひたまで足します。

酒は必ず純米酒を使うこと。

香りが控えめでしっかりした酸があり、これが複雑にしてキレのいいスープになります。

水を足すのは、酒だけだと濃厚になりすぎるため。

 

(5)鶏肉に火が入ったら出来上がり

 

 

酒と鶏のスープを吸ったねぎが旨い!

 

4ににんにくを入れて、中火にかけます。

沸騰したらやや火を弱めて、コトコトと15~20分ほど煮ます。

途中、アクを取り、水を適宜足します。

鶏肉の骨が身から外れるようになったら完成。

にんにくを取り除いて、食卓へ。

純米酒と鶏肉のスープを吸った長ねぎはしっとりとろとろ!

 

自家製ポン酢で味変しよう

 

柚子胡椒とポン酢を添えて、味変を楽しんでみてください。

 

ポン酢はぜひフレッシュな自家製を。

基本の比率は、柑橘の果汁、味醂、醤油を1:1:1。

好みで加減します。

 

柑橘は、すだち、柚子、かぼすなど、酸がしっかりした品種を複数使うとおいしいです。

 


 

本誌では、まるごと1冊、ねぎ特集を掲載!

日本中のおいしいねぎ、ねぎレシピをご覧いただけます。

 

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