《秋の小田原さんぽ》レトロ建築をめぐり、香り袋づくりを体験し、美味しい干物バーガーを頂く旅

  • 更新日

この記事が掲載されている雑誌は、こちらからお読みいただけます。

 

東京駅から東海道線で約30分の小田原。

このまちが日本史の表舞台を彩るのは、戦国大名の北条早雲が小田原城を攻略したことに始まります。

以後、五代にわたって小田原北条氏の拠点として発展。

 

難攻不落の堅城としても名をはせ、上杉謙信武田信玄ですら攻め落とせなかったほどでした。

乱世を経て、江戸時代以降は小田原藩へと受け継がれていきます。

 

小田原は東海道五十三次で最大の宿場町でもありました。

天下の険と称された箱根山の麓にあり、旅人を海山の幸でもてなしてきた華やかな文化も息づいています。

そうした伝統のある町並みが、小田原駅前からすぐに続いているのもいいところ。

今も変わらない青い相模湾を眺めながら、のんびり気ままに歩いてみませんか?

 

今回はことりっぷマガジンに特集されている、秋の小田原さんぽについてピックアップします。

 

レトロ建築めぐり

 

 

城下町さんぽの粋なテーマのひとつが市内に残る歴史的建築めぐり。

大正期の政治家の別邸、鰻料理店、薬局と個性ある建物探訪が楽しめます。

 

旧松本剛吉別邸

 

明治・大正期の政治家が愛した数寄屋風の主屋と茶室

 

明治・大正期に活躍した政治家・松本剛吉ゆかりの建物。

小田原市中心部の700坪を超える敷地に1923(大正12)年頃に建築された数寄屋風の主屋と茶室などがあります。

築山や水景を施した庭園も美しく、2016年に歴史的風致形成建造物に指定。

一般公開されています。

 

ちょこっとものづくり体験

 

 

工芸品や日用品などものづくりの伝統と文化が花開いた小田原。

ここでは小田原駅から徒歩圏内で楽しめるワークショップを紹介します。

 

そろりと小田原

 

【香り袋づくり】小田原らしい体験を楽しむ小さなアトリエ

 

陶芸やガラスアートに携わってきた女性オーナーが開いた工房が『そろりと小田原』

旅行者や地元の人に小さなものづくり体験を楽しんでもらいたいと常設でワークショップを開催しています。

初めてでも楽しめる詳しい解説トーク、体験後のお茶と小さなお菓子のサービスなども好評です。

 

香り袋づくりでは、白壇、桂皮、山奈など古くから生薬としても用いられてきた伝統的な香料を使って香り袋を製作。

香料の産地や香りの特徴、生薬としての効果などレクチャーを受けながら自分だけの香りを調合する体験が楽しめます。

所要時間は30分~で、参加料は2800円~。(※2023年9月時点)

 

おいしいランチで海と山の恵みを味わう

 

 

すぐ前の相模湾の幸のほか、温暖な聞こうと豊かな土壌に恵まれた小田原はおいしい農産物の宝庫です。

地元の人にも人気のランチスポットはこちら。

 

himono stand hayase

 

店内で炭火で焼き上げるあつあつの干物

 

1912(大正元)年小田原に創業、無添加・甘塩製法で知られる早瀬ひもの店の直営。

その場で食べられる干物店としてハンバーガー焼き立ての干物弁当カットした焼き干物などを販売。

カフェ風のイートインも併設しています。

 

看板商品は、干物・さば醤油干にスイートチリを効かせた
オリジナルのタイ風ソースがよく合う『ミニさば干物バーガー』(450円 ※2023年9月時点)。

そして、曽我の梅干しで知られる神尾食品の梅酢と
梅干しを使った『小田原梅サイダー』(500円 ※2023年9月時点)もさっぱりおいしそう!

 


 

本誌ではここで紹介しきれなかった、小田原の観光地・体験スポット・グルメがたっぷり紹介されています。

この記事が掲載されている雑誌は、こちらからお読みいただけます。