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文/江里口恭平
自転車で走ることは、旅することだ。ではそこにどんな魅力があるの?
「新しい何かを得るため」という人がいる。
あるいは「非日常を感じたい」からなのか、「初めての挑戦」を狙う人もいれば、「素敵な気分に変えてくれる」ために出発する人だっている。
旅する理由は人の数だけあって、そんな方法もまたその人の数だけのカタチがある。
そもそも自転車で旅するには型にはまる必要なんてないなのだ。
己の気分とスタイルと道具で、やりたいコトを満喫するのだ。さあ、もっと自由に行こう。あなただけの自転車の旅へ。
今号の Cycle Sports(サイクルスポーツ)では、自由な自転車旅ルートを紹介。
“しまなみ”3海道
キャンプツーリング

一つ目の旅の舞台となるのはしまなみ海道。
そして、関東発と関西発の2班に分かれてそれぞれ別ルートを走り、目的地の島で合流してキャンプステイ、翌日はグルプライドをしようという算段だ。
まずは関西班の神楽坂つむりさんかっくさんペアランの模様をお届けしよう。
「移動を頑張らない」
「せっかくだから僕たちはフェリーで向かいませんか?あえて四国側からアプローチするのも面白そう」「僕も考えていました、では!」出発する数日前に、今回同行するかっくさんとそんな会話をしました。
大阪エリアからしまなみ海道へ向かう際の選択肢として、私が最も好きなのがこのフェリールートで、それを実現してくれるのオレンジフェリー。
大阪南港と愛媛県の東予港を結んでいて、夜2時に出港して朝6時に到着するダイヤ設定があまりに魅力的です。
そして今回のキャンプツーリングの裏テーマに「○○を頑張らない」があるというので、関西班の僕たちは「移動を頑張らない」ことにしました。
集い前日の夜21時、大阪南港から旅をスタートさせました。フェリー移動の良いところは「ながら旅」ができること。食事をしながら、睡眠や休憩をしながら、フェリーが目的地まで連れて行ってくれます。
僕たち関西班は集合場所のキャンプ場へ向かうこと以外は特に決めていなかったので、船内レストランで軽食を食べながら作戦会議。
「東予港から今治まで自走して、今治港からフェリーで岩城島に渡ってゆめしま海道を巡ってみよう」とまとまりました。
さくっと決めた割には素敵な行程になりそうだ!と思っていましたが、翌朝起きると船室の窓から見える外の景色がなんと・・・・・・雨!
直前までそんな予報はなかったのに……。こうなると話は変わってきました。
本誌では記事の続きをご覧いただけます。
さらに、自転車旅「麗しの台湾、3泊4日のオトコ旅」「九州横断大走破」を紹介しています。

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