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2024-06-14 発売号 (2024年7月号)
キレイな景色に澄んだ空気。今年の夏休みは日帰りの登山はいかがでしょうか?
『山と渓谷』では、夏の日帰り名山を特集。
今回は関東の山々をピックアップしました。
真夏でも、涼しく快適に登れる山があります。
山岳ガイド、カメラマン、ライターが全国から選りすぐった「夏の日帰り名山」を一挙紹介!
美しい花々を見ながら登る

群馬県 【尾瀬ヶ原】1591m(鳩待峠)
本州最大の高層湿原を周回する花の山旅
尾瀬ヶ原は標高約1400m、東西約6km、南北2kmにわたって広がる高層湿原。
花の名所でもあり、とくに7月下旬のニッコウキスゲはみごと。
至仏山、燧ヶ岳と組み合わせて山小屋泊まりで歩かれることが多いが、尾瀬ヶ原だけで鳩待峠からの入山なら日帰りできます。
栃木県 【茶臼岳】1915m
ロープウェイ利用でめざす噴気昇る活火山
山麓駅から那須ロープウェイを利用すると、わずか4分で森林限界を超えた山頂駅に着く茶臼岳。
そこから涼風の吹く斜面を登り、山頂口から左へ進んで鳥居をくぐれば展望抜群の山頂です。
栃木県 【霧降高原】1689m(丸山)
群生するニッコウキスゲと秘瀑を訪ねる
古くからニッコウキスゲの名所として親しまれる霧降高原だが、丸山の南東方面に延びる山腹にも高原状のなだらかな斜面が広がります。
標高1300mの霧降高原バス停までバスを利用でき、下りが主なので、夏も快適に歩けます。
日陰や水辺を涼やかに歩く

山梨県 【西沢渓谷】1400m(西沢渓谷終点)
連続する滝や淵を間近に臨む渓谷の道
渓谷美を堪能できるコースとして、古くから登山者に親しまれてきた西沢渓谷。
水しぶきを浴びるほど流水の間近を歩く区間もあって、夏のハイキングには最適です。
群馬県 【立処山】730m
岩の頂上に立ちヘッドライトをともして洞窟へ
立処山はすぐに登れる小さな山だが、明家入り口まで車道を歩き、縦走コースからめざすと充実します。
山頂北側の急斜面には、立処山鍾乳洞の洞口があります。
ヘルメットにヘッドランプを装着して入洞しましょう。
東京都 【本仁田山】1224m
駅から登って駅へ下る 樹林に覆われた山
本仁田山は奥多摩駅から近く、電車を利用した場合でも、比較的早い時間から登山をスタートできます。
登山口までは舗装路を約50分歩きますが、あまり日は差さず歩きやすいです。
関東の山以外に、全国の日帰りできる山を掲載していますので、ぜひ本誌をまるごとご覧ください。
本誌では、他にも北アルプスのおすすめコースなどを紹介しています。
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