震災から15年、海辺の街はいまこんなに魅力的に――宮城・福島・岩手、東北沿岸をめぐる旅へ

  • 更新日

この記事が掲載されている雑誌は、こちらからお読みいただけます。

 

 

東北に旅に出るなら、海辺にも…。
今号の「Kappo 仙台闊歩」では、「海辺の街をめぐる、東北の旅」を特集。
どんな旅がおすすめなのか、覗いてみました。

 

 

東日本大震災から、15年。
海辺の街には新しい施設や物語、人々の挑戦が生まれています。
ワイナリーやカフェ、複合施設、土地の恵みを発信するプロダクト。
今回は、宮城、福島、岩手を中心に、編集部が心惹かれた営みを紹介します
震災を経て、新たなる魅力が生まれる、東北沿岸の旅へ。

 

 

宮城、福島、岩手の沿岸部より「東北の旅」

 

 

気仙沼市 神明崎ふくふく

気仙沼・内湾地区を見守るようにそびえたつ、神明崎
内湾を象徴する場所に鎮座する『五十鈴神社』は、山手から海へと人々の暮らしが移るのに合わせて現在の地へ遷され、海上安全や産業の発展を祈る場として、地域と共に歩んできました。

 

その境内にある社務所の一部が改装され、『神明崎ふくふく』という新たな姿で人々を迎えています。

 

店主は禰宜の神山昌宏さん。
神職として神社を守りながら、これまでにない形で地域にひらかれた場づくりに踏み出しました。

 

改装された社務所の広間はもともと祭礼の準備や会合など、人の集う場所でしたが、東日本大震災を境にその風景は一変。
復旧、復興が落ち着いてもなお人が集まる機会は戻らず、もとより神明崎周辺の人口も減っていました。

 

転機は、2022年に官民連携で内湾エリアの新たなまちづくりがスタートしたことでした。

 

翌年には、社会実験として、景観の整備や期間限定のカフェを営業。
来訪者や地域の人からの好評を受け、神山さんはこの場所を常設のカフェにすることを決めました。

 

「飲食の経験は、まったくありません。でも、チャレンジする最後の機会かな、と思ったんです」

 

2025年5月、『神明崎ふくふく』は清々しくオープンしました。

 

 

こどもと雄勝の未来のために

 

 

石巻市 こどもの複合体験施設 MORIUMIUS(モリウミアス)

「こどもたちの好奇心と探究心を刺激する複合体験施設」として雄勝町に『MORIUMIUS』がオープンしたのは2015年。

 

廃校となっていた古い木造校舎を再生した宿泊施設を拠点に、暮らしと自然の共存や循環など、豊かな森と海に恵まれた雄勝の環境そのものを学びの教材とした宿泊体験プログラムを実施しています。

 

滞在プランは1泊2日・2泊3日の短期型と、夏休みなどに実施する7泊8日、1年間移住して『MORIUMIUS』で暮らす漁村留学の3種類。

 

滞在中は食事の準備や掃除など身の回りのことも、こどもが主体となり生活します。

 

 

まだまだ東北の旅は続きます。ぜひ、本誌で続きをご覧ください。

 


 

本誌では他にも、「北海道で過ごす、春を待つひととき」などを紹介されています。

 

仙台・宮城・東北の魅力満載「Kappo 仙台闊歩」は定期購読なら最大 7%OFF

1冊820円で購入可能です。
お得な定期購読をぜひ、ご利用ください。

 

この記事が掲載されている雑誌は、こちらからお読みいただけます。