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2026-05-01 発売号 (2026年6月号)
暑くなる前に行きたい初夏の旅。
婦人画報では、富山・「岩瀬ガストロノミー」を旅するを特集。
どんな旅なのか、ピックアップしてみました。
江戸後期から明治にかけて北前船の寄港地として栄えた富山・岩瀬。
豪商の町並みと日本酒の酒蔵が残るこの歴史地区は現在、日本料理に寿司、蕎麦やフランス料理など、多彩な食体験が楽しめる町として進化を遂げています。
世界のシェフやグルマンも足を運ぶ“美食の町”のいまを巡ります。
船に揺られ、岩瀬へ

豊かな幸と日本酒に開眼
船に乗りたい、そんな悠長な気分になるのも旅行中ならでは。富山駅近くから富岩運河を下るソーラー船に乗り、岩瀬地区へと向かいます。
まあ船旅といってもほんの短い時間だが、河岸の柳の枝が揺れ、水面の水鳥が飛び立つ姿などに旅情はそそられますよ。
北前船の寄港地として栄えた岩瀬。
越中の中北前船は米や酒、薬などを北海道へ運び、帰路には昆布を積んで日本海沿岸や関西各地で販売しながら戻ってきたとか。
まだ北前船という呼称がない江戸時代にはバイセン(片道で元が取れ、往復すれば倍の利益を生むなどの説)と呼ばれ、昆布の食文化が富山に根付いた所以です。
多彩な味わいを飲み比べ 立ち飲みスタイルの日本酒バー
桝田酒造店 沙石 [日本酒バー]
2019年開店。「満寿泉」の銘柄約100種類のなかから、木升代220円と酒代200〜500円を別途会計するコース、15分1,500円(上限8杯)、30分3,000円(上限15杯)など、3つのコースから選んで日本酒を楽しむことができます。
富山ならではの旬素材を端正なひと皿で味わう

「御料理 ふじ居」で使われる昆布も、北海道は礼文島の香深浜産です。
あの深く息を吸い込むように味わった白海老真薯の出汁も、この香深昆布と削りたての木枯節でひいた一番出汁。
透明度が高く、クリアな出汁が取れる香深昆布は、白海老など色付けしたくない繊細な食材には適しています。
御料理 ふじ居 [日本料理]
富山市で鮮魚店を営む家に生まれた店主の藤井寛徳(ひろのり)さんが地元富山に戻り店をもち、その後岩瀬へ移転したのは2019年のこと。藤井さんが京都・祇園での修業時代、その店のご主人から室礼や器のこと、料理の心意気を大いに学びました。
初夏の夕暮れ、出格子からの灯りに誘われ、「魚津群ねんじり亭」の戸をくぐります。
ご主人の三浦さんが黙々と、しかしにこやかに刺身を造る姿は本当に楽しそうです。
富山湾には500種類もの魚が生息するそうで、図鑑片手に解説をしてくれる娘の幸恵さんといい相棒ですね。
富山の海を知り尽くした店主が見せる“魚介劇場”
魚津群ねんじり亭 [割烹]
魚津の人気店が2022年に岩瀬へ。
店主の三浦幸雄さんと娘の幸恵さんが二人で切り盛り。
先付けの黒そい酒粕漬けに食欲が強く刺激されると、「富山は魚種が豊富なのが魅力」と十数種類の刺し身がひと切れずつ出されます。
美味しいお店が色々紹介されています。ぜひ、詳細は本誌でご覧ください。
本誌では他にも、初夏のデザートレッスンなどを紹介されています。
\ あわせて読みたい富山への旅! /
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