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豊かな自然に囲まれた、セルビアの小さな村。
19世紀、その村にふたりの #預言者 が現れました。
彼らは自国の未来を正確に語り、ついには国家から危険人物視され……
その彼らが残した #予言 に、現代社会を的確にいい表したものがありました。
はたしてそれは、どのような内容なのでしょうか。
ムーでは #たくきよしみつ 氏による記事・タラビッチの #クレムナ大予言 について掲載しています。
未来を詳細に語るクレムナの予言
ムーにてこちらの記事をまとめているのは、#たくきよしみつ 氏です。
クレムナの予言
19世紀のこと。
セルビアのクレムナという小さな村に、ミロシュ・タラビッチ(1809~1854年)と、
その甥であるミタール・タラビッチ(1829~1899年)という人物が住んでいました。
彼らは、村人の将来はもちろん、セルビアを含む周辺諸国の未来の出来事を数多く予言したことで知られる、
ちょっとした有名人でした。
なかでも為政者の死に方や戦争についての予言は次々と現実のものになっていったので、
国から危険人物視され、その予言内容を流布する者は厳しく取締られました。
つまりは彼らの予言には、それだけの信憑性と影響力があったというわけです。
これを『クレムナの予言』といいます。
新型コロナも予言していた…?
クレムナの予言の特徴は、未来の出来事が細部まで語られているという点にあります。
そのため、実際には彼らの死後に書き足されたり改変されたりしたのではないかという疑念を抱かれ、
今も論争の的になっています。
じつは筆者(たくきよしみつ氏)も当初は偽書の類いだろうと思い、軽く受け流していました。
あるいは予言が当たっていたとしても、それはあくまでもセルビア周辺の未来にすぎないのではないか、と。
ところが2022年にパラパラと読んでいるうちに、たまたま次のような一節が目に入りました。
「全世界がある病気に支配される、
だれもが『私は知識があるからわかっている』と主張するが、
だれも何もわかっていない」
詳細は記事に後述されていますが、筆者(たくきよしみつ氏)にはこの予言が、
まさに新型コロナウイルス騒動の世界を正確に表現しているように思えたのです。
さらに、こんな一節もあります。
「野の花から香りが抜けてしまい、人が慈悲の心を失い、川が健康を失うとき、
世界最大の戦争が起きるだろう。
せかいはりんごを真っぷたつに切るように、ふたつに分かれる」
これもまさに、ウクライナを舞台とした現在の世界情勢を表現しているかのようです。
世界が真っぷたつに分かれる事態はすでに起きています。
また、近い将来において、核兵器を使うような愚かな武力戦も示唆されており、
やがて『世界最大の戦争』となる可能性も決して否定できません。
こうして読めば読むほど、クレムナの予言は、
セルビアという一地方の問題絵はないということに筆者(たくきよしみつ氏)は愕然としたといいます。
もしかするとそれは、われわれにも深く関係する、世界の未来を語っていたのではないでしょうか。
筆者(たくきよしみつ氏)は改めてクレムナの予言関連の資料をできるだけ集め、
全体を読み解いてみることにしたといいます。
本誌では、その見解をお読みいただけます。
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