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1996年に発売された漫画『私が見た未来』。
#東日本大震災 の日を的中させたとして、インターネットの世界では大きな話題となりました。
その作者である #たつき諒 氏が20年の沈黙を破り、自らの #予言 や #予知夢 について解説。
はたして、『 #富士山大噴火 』予言の真相とは?
たつき諒とは
たつき(竜樹)諒氏は1975年、月刊『プリンセス』において『郷ひろみ物語』でデビュー。
当時は原作付きが多かったですが、増刊『プリンセス』でラブコメや歴史ロマン作品を発表後、
好きなロックミュージックを題材にするなど、次々と少女系の漫画を描いていきます。
1990年前後からは一転して怪談やミステリー、心霊体験談などを中心に描くようになり、1998年に「引退」をしました。
ペンを置いた理由は単純に、漫画の中心であるストーリー作りに限界を感じてしまったからだといいます。
本稿で紹介する予知夢について描いた短編『私が見た未来』は、そうした作家としての迷いのなか、
「晩年期」の作品となったわけですが、「これで最後だからという思いで描いた」記憶があるというのです。
インターネットで話題
富士山噴火の予言?
「あまり、大ごとにはしないでくださいね」
取材当日、筆者(中村友紀氏)の前に現れたたつき氏は、おだやかな口調でそういいました。
たつき氏が富士山噴火を予言しているとインターネットで話題になったのは
1999年に朝日ソノラマ(現在は存在しない)から出版された『私が見た未来』という単行本がきっかけでした。
1980年代から90年代にかけてたつき氏が描いた怪談やミステリーをまとめた短編集です。
そのなかの一作が『私が見た未来』でした(1996年『ほんとにあった怖い話』9月号掲載/朝日ソノラマ)。
実際のところ、作品自体は26ページにすぎません。
また、彼女が見た複数の予知夢について描かれはじめてはいますが、
それは変死体が上がった場所であり、
イギリスのロックバンド、クイーンのヴォーカリスト、フレディ・マキュリーの死であり、
まだ起こっていない大津波の夢がメインでした。
ネット、噂や本誌の記事では2021年8月の富士山噴火が話題となっていましたが
をれについてはひと言も触れられていないのです。
ではなぜ、富士山噴火が話題となったのでしょうか。
理由は単行本のために書き下ろされたカバーイラストです。
そこに再現されたいくつかの夢日記のなかに、富士山噴火の絵が含まれているのです。
それだけではありません。
別に『大災害は2011年3月』と書かれたものもあり、まさに東日本大震災を的中させたと噂になりました。
しかもご本人が1990年代を限りに絶筆状態であることと、
本が絶版になっているということで興味はさらに膨らみます。
インターネットでは『私の見た未来』に10万円を超える値がつけられ、
テレビや週刊誌など、複数のメディアでも取り上げられるように。
そんななかついに2021年の秋、飛鳥新社から話題の本『私の見た未来』の完全版が復刻されることになりました。
そうしてたつき氏は、20年ぶりにマスコミに登場したのです。
近い未来にはまだ富士山は噴火しない!
富士山の噴火について、伺うと…。
「富士山の噴火を予言した、ということが話題になっていましたが、それはあくまでも象徴的なもので、大規模な災害は起こらないと思っています。
夢診断によると、噴火の夢が意味するのは世界恐慌やパンデミックなどです。だからこれはきっと、今回の新型コロナウイルスの世界的流行、パンデミックについて注意を促すための夢だったのではないかと考えています。
もちろん富士山は火山ですから、絶対に噴火しない、ということはありません。でも、たとえば東京が崩壊するような大噴火はまだまだ起こらないのではないでしょうか」
本誌では、合計3回見た富士山の夢の話や、夢の記録が詰められた2冊の『夢日記』、
そしてインドで起こった奇跡と前世におけるつながりなども語っています。
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