●ダンスウイング53号DVD付録
2009ブラックプールプよりアマチュアライジングスター・ラテン部門&スタンダード部門の競技の映像
(セミファイナル/ファイナルの模様を収録)
●誌面では、2010UK選手権大特集……オールカラー30頁
スタンダード競技講評/天野博文先生
(スタンダード競技講評本文より抜粋⇒)
ダンスは楽しい。ダンスは素晴らしい。ひとりのファンとしてダンスを鑑賞すればこんな幸せな事はない。今年もボーンマウスに来てよかったとダンサーたちは私に思わせてくれた。ゴッゾーリは、大した男だ。スタンダードが男のリード次第で女は何とかなるものであるということをたった数週間のエディタとの練習で実証してみせてしまった。もちろんエディタも素晴らしいダンサーであるから2位に入ったと言える。私が凄いと思うのはアレッシアと踊った時のレベルを維持できた事だ。いや、上回っていたかもしれない。なにしろ第1次予選から決勝まで7ラウンド相も変わらぬしなやかな切り替えのはやさと伸びのあるフットワークでフロアを縦横無尽に舞いビゾカス組と互角以上にわたり合ったのだから! のんびり屋のアルナスもさすがに気合いが入り両組が試合を引っ張るようにUK戦は近年に無く盛り上がった。私は、ゴッゾーリがアレッシアの時からクイックでベーシックを得意げに踊るのを眉をひそめて見ていた。エディタと同じ事をしても考えに変わりはない。クイックは、最初から終わりまでスパークしてカッとんでくれなきゃ面白くない。怠けて見えるようなベーシックは徹底排除して頂きたい。しかし、他の種目のベーシックは、素晴らしいベーシックテクニックを随所に見せてくれた。正しいベーシックが踊れれば急造のパートナーでも二人で一体感を表現できる事を簡単に証明してみせた。それは、ダンスはいかに正しい基本が大切かを物語っていた。ベーシックを楽しませてくれる選手は本物だ。……
◎2010UK選手権 プロ・スタンダードファイナリスト一覧
1 アルナス・ビゾカス&カチューシャ・デミドヴァ(アメリカ)
2 ミルコ・ゴッゾーリ&エディタ・ダニウーテ(イタリア)
3 ヴィクター・フォン&アナスタシア・ムラヴェーヴァ(アメリカ)
4 ロベルト・ヴィラ&モレーナ・コラグレコ(イタリア)
5 ドメニコ・ソアレ&ジオイア・チェラソリ(イタリア)
6 パオロ・ボスコ&シルヴィア・ピトン組(イタリア)
ラテン競技講評/山本喜洋先生
(ラテン競技講評インタビュー本文より抜粋⇒)
山本先生 ロンデさせて、この足が床に降りきっていないときに男子が引っ張ったら、ジョアンナは回らないですよ。多分この後に回ってると思うんですけどね。こう来てこう来て(写真A・B)、次は回してこの形(写真C・D・E)になってるんだと思うんです。ロンデをさせるっていうリードがどんとありますよね。で、この足の上にちゃんと女子がコントロール出来るように降ろしてあげている。ということは、その足を使えるようになりますから、回転へと移れるわけです。でないと動かせないんですよ。女子の足が降りきっていないままそこからすぐ戻してくるとそこに、ブツブツ! と切れが出てしまうんです。つながらなくなるんですよ。実際に、お見せしましょう(と、ここで、山本英美先生登場。お二人の実演を交えたレクチャーが始まる)。
山本先生 男性が、ロンデをさせるリードをしますね。女性の足っていうのは、ほっといてもここには来ますけど、このタイミング(女性がウェイトを置く前)で回すと、回らないんですよ。ロンデをさせたら、その足を使わせてあげないと、一回ウェイトを降ろしてあげないといけない。
──ウェイトを降ろす! そうですか、それが置かせてあげるということなんですね。
英美先生 細かい話してんな(笑)。
山本先生 マリトースキーの写真を見て、つながってる・つながってないっていうことを説明してるんよ。この写真(写真A・B)なんやけど、ロンデをさせてるわけよ。で、この足の上にこのアームがきてることによって、一回、ここにジョアンナを降ろさせてんのやな。
英美先生 うん。
山本先生 で、多分この後このシーン(写真C・D・E)につながるんやけど、回らんとこの形にはならへんから回ってるはずやねん。
英美先生 うん、回ってる。
山本先生 ……そうですね、こう言えばいいでしょうか。「行け、来い」では、女子は「行って・来ない」んです。行きますけど来ないんです。「行け」、「行ったか?」、「来い」というところがないと…。
◎2010UK選手権 プロ・ラテンファイナリスト一覧
1 マイケル・マリトースキー&ジョアンナ・ルーニス(ポーランド)
2 リカルド・コッキ&ユリア・ザゴルイチェンコ(アメリカ)
3 フランコ・フォーミカ&オクサナ・レイビドゥー(ドイツ)
4 セルゲイ・サーコフ&メリア(ロシア)
5 スラヴィック・クリクリヴィー&アナ・メルニコヴァ(ロシア)
6 アンドレ・スクフカ&メリンダ(スロヴェニア)
●2010 UK FASHION EXPRESS……カラー20頁の大特集
2010UK選手権スタンダード・ラテンドレスのベストセレクション一挙掲載!
監修・解説/ジャンティ 宇賀千咲さん
(ダンスドレス解説本文より抜粋⇒)
「今のドレスはのび~る」 プロスタンダード上位の選手を見てみると、その多くがイタリア選手。そういうところにも現れていると思うのですが、今のダンスはスタンダード・ラテン共にスピードが速くなっている。そのスピードに対応するドレスが必要とされているなあ、というのがデザイナーとしての率直な感想です。スピードによって遠心力が生じ、スカートが広がる。今のドレスは、そこからさらにスカートの生地自体がバーッと伸びていくんです。当頁掲載のドレスはスカート上のフリル部分がオーガンジー、下はサテンですが、構造上、生地が伸びていく工夫がなされていました。しっかり計算されているんですね。
Body Chance
ダンス──遙かに上手くなるための秘訣 第3回
by Jeremy Chance
ウイングおじさんのちょこっと講座
ハッピー・マナー ~ダンスのエチケット~
海外選手会レポートPART3[フランコ・フォーミカ]
海外選手会レポートPART4[ドーメン・クラペッツ&モニカ・ニグロ]
WINGインフォメーション
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