主な疾患や症状の病態生理、診断に必要な検査、治療法と経過と基本的ニードのアセスメントを解説!
今日の医療現場では、医師、看護師だけでなく薬剤師などチームで治療にあたることが多くなっています。その中で、看護師の役割とは何かと問われたとき、身体の生理機能がどれだけわかっているかということが力量を発揮するうえで大変重要なことだと考えます。 また、高齢化社会の進行とともに自分が担当している病棟以外の知識も必要とされてくるでしょう。こういった背景をふまえ、本書は、生理学や病態生理の基礎的な知識に基づいて、器官別、疾患別にわかりやすくまとめ、さらにヘンダーソンの看護理論の枠組みを用いたアセスメントを紹介しています。看護師の皆さんの手元の参考書として活用していただければ、と願い編集されています。