看護師が遭遇する可能性の高い17の急変について、事例を挙げ、アセスメントや対応法を解説
本書は、急変時にみられる17の主な症状に関して、①観察のフローチャート②典型的な事例の呈示③その症状の定義④事例のアセスメントと対応⑤看護のポイント⑥まとめで構成している。 フローチャートや図表によって、全体の流れが見通しやすくなっている上に、たとえば呼吸困難においては、原因の特定できない呼吸困難、気管支喘息、静脈血栓塞栓性疾患の3例を呈示するなど、現場で遭遇する症例を取り上げている。従って、実際の急変の場面でも本を広げて「まず何をすべきか」「どう判断し、対応すべきか」など本書を見ながらの実践も可能です。