HP更新テキスト トップページ: 1月25日日曜夜にヴェルサーチのショーで幕を開けた 2015春夏パリ オートクチュール コレクション。 今季は、色とりどりの植物園や金色の麦がなる田園、 青い空に白い雲、赤いハートなど、生命力あふれる ポジティブメッセージをのせた作品が目立ちました。 春の訪れを、芸術性あふれる最新モードと共にお楽しみください。 モードェモード370号(2015年春号/4月号) 2015年春夏パリ オートクチュール コレクション特集 MODE et MODE No.370 PRINTEMPS / AVRIL 定価1,440円(税込) 2月21日より全国書店、富士山マガジンサービス(オンライン書店)ほか好評発売中! 370号の主なコンテンツ (表紙:シャネル) ◆2015春夏パリ オートクチュール コレクション 春夏シーズンに欠かせないモチーフ「花」が、今回はより立体的に、奥深い表現となって各メゾンから登場しました。 シャネルの舞台には、機械仕掛けのペーパークラフトによる熱帯植物たちがセットされ、グランパレのガラスのドーム屋根が植物園へと束の間の変身を遂げました。庭師に扮した男性モデルがシャネルのCCマーク入りじょうろを片手に登場、植物に水をやると、茎はぐんぐん伸び、蕾がゆっくりと開いて、中から赤や黄色、オレンジやブルーの花を咲かせて、場内はぱっと明るくなりました。カラフルな花の色に、麦の穂をイメージしたというフリンジが揺れる作品、花びらをかたどったスパンコールの3D刺繍やふわふわ軽いコサージュがふんだんに飾られて、まさに百花繚乱なコレクションに。 話題のデザイナー、ラフ・シモンズは創業者クリスチャン・ディオールの愛した「花」を、フューチャリスティックな「フラワーウーマン」へと進化させました。会場は一面鏡で覆われ、ピンクパープルの絨毯に、白くペイントされた骨組みをあらわにして2階建てのらせん階段をセット。「めまいのするような空間」には、1950年代、60年代、70年代と3つのディケイドが断片的にフラッシュバックしていきます。「ムーンエイジ・デイドリーム」と題して、デヴィッド・ボウイの曲を流して、プリーツが見事なバー・スーツやスパンコールが輝くグラムロックスターのステージ衣装風の作品が、ミックススタイリングで登場します。 ヴァレンティノは「愛」を主題に、20世紀の画家マルク・シャガールや詩人アポリネール、中世イタリアの文学者ダンテなど、同じく「愛」をテーマに創作活動した古今の芸術家にインスピレーションを得ました。創作活動40周年とパリオートクチュールデビュー10周年とのダブルアニバーサリーを迎えたジョルジオ・アルマーニは「バンブー(竹)」のようなしっとり優しいコレクション。ジャンポール・ゴルチエは、通常オートクチュールのショーではラスト1点を飾るウエディングドレスを、全作品のテーマにして「61通りのプロポーズ」と題した楽しいショーを展開。オランダの画家ゴッホの田園風景をモチーフに、手で編んだ巨大な麦わら帽子と立体装飾のフラワードレスとでシュールな世界観を披露したヴィクター&ロルフ、ほか13組の個性豊かなメンバーが揃いました。 ◆ジョン・ガリアーノによるメゾン マルジェラ パリ オートクチュール コレクション会期に2週先立つ1月12日、ジョン・ガリアーノがホームタウンのロンドンでメゾン マルジェラ(旧名メゾン マルタン マルジェラ)のオートクチュールにあたるアーティザナルコレクションを発表しました。差別発言問題で2011年にディオールを解雇された後、一時はニューヨークのオスカー・デ・ラ・レンタのコレクションを数点手伝ったりしましたが、ほぼ干された状態で表舞台に現れることはなかったため、世界中のファンから一日も早い復帰が熱望されていました。満を持して発表された復帰第一段の作品には、ジョン・ガリアーノの原点である流麗なテイラードやイヴニングが「キャビネ・ドゥ・キュリオジテ」のテーマのもと展開され、好評を得ました。本誌ではこのコレクションのほぼすべてを、詳細な解説付きでご紹介しています。 ◆第25回SIHHリポート&魅惑のハイジュエリー カルティエを筆頭とするリシュモングループ傘下のブランドはじめ、16のスイス製高級ウォッチブランドが参加した第25回SIHH(国際高級時計見本市、通称ジュネーブサロン)。これまで男性向けが多かった機械式腕時計ですが、今年は各社ともレディス製品に注力していることから、本誌では11ブランドをピックアップし、ご紹介しています。また「魅惑のハイジュエリー」のコーナーでは、フランスのおとぎ話『ロバと王女』をテーマに、希少な宝石の数々で表現したヴァン クリーフ&アーペル、20世紀初頭パリのカフェ・ソサエティ(社交界)をテーマにしたシャネルのコレクションが登場します。 ◆ヴァレンティノ「サラ ビアンカ 945」 間もなく移転となるニューヨークのホイットニー美術館で、マリア・グラツィアとピエールパオロによるヴァレンティノが、特別なオートクチュールコレクションを発表し、話題を呼びました。その名も「サラ ビアンカ 945」。メゾンの創業者ヴァレンティノ・ガラヴァーニが1962年のデビュー時にフィレンツェで発表した伝説のコレクション、サラ ビアンカ(イタリア語で白い部屋)にオマージュを捧げつつ、現代感覚で表現した、まさしく「白一色」で綴った新作コレクションは、すべてローマのアトリエによるオートクチュール。会場の番地945をそのままタイトルに付けて、様々な素材で表現する“多彩な白”でニューヨークの若きソーシャライツを魅了しました。 ◆シャネル メティエダール コレクション「パリ-ザルツブルグ」 毎年12月初旬に世界各地をテーマに発表される、シャネルのメティエダールコレクション。今回は、映画『サウンド・オブ・ミュージック』の舞台となったオーストリア、ザルツブルグの湖に浮かぶロマンティックな古城で、クラシック&モダン、マスキュリン&フェミニンなコレクションを披露しました。18世紀ロココ様式のエレガントな室内装飾に囲まれて登場したのは、白いレースやオーガンジーのフリルを飾ったジャケット、チロル地方の民族衣装からとったフレアドレス、エーデルワイスの白い花の刺繍や、アルプスの野山をかけめぐるウサギやチョウチョのアップリケなどが、シャネルならではのシック&ゴージャスなスタイルに表現されました。 ◆エスプリ ディオール 東京2015 ディオールは昨年12月、パリではない海外の「都市」を舞台に、メゾン初の試みとなるランウェイショー形式によるプレフォールコレクションを開催。記念すべき第一回の舞台には、創業者のムッシュ・ディオール時代から縁があり、現在のアーティスティックディレクターであるラフ・シモンズも大好きだという「東京」が選ばれ、国内外からセレブやVIP顧客を招いての盛大なイベントとなりました。本誌では、日本の国技の聖地である両国国技館をステージに繰り広げられたコレクションの模様を紹介。また、バックステージにも潜入し、前シャネルのメーキャップアーティストで現在はディオールで活躍するピーター・フィリップスによる最新メーキャップと、ヘアスタイルのメイキング風景をリポートします。 ほかにも、パリコレクションやデザイナーにまつわる様々な情報を網羅した充実の1冊です。 (2015年2月21日発売、A4変型、188ページ・オールカラー、1,440円・税込)
モードェモード369号では、トップクラスの才能が集結する 世界4大都市から注目の105ブランドを厳選。 才能豊かなデザイナーたちによるバラエティに富んだ最新作を、 ぜひ、お楽しみください。 369号の主なコンテンツ (表紙:ロエベ) ◆2015春夏トレンドエクスプレス パリ、ミラノ、ロンドン、ニューヨークの4大コレクションを1冊にまとめたモードェモードならではの視点で、次なるファッショントレンドを分析。 ◆2015春夏パリ プレタポルテ・コレクション 大小様々なブランドが個性を競い合うパリのプレタポルテ・コレクション。今季は、ロンドンで活躍するアイルランド出身の29歳、J.W.アンダーソンが就任して、爽やかに変貌を遂げたロエベに、プロたちから高い評価が集まりました。一方、30年以上にわたってパリ・コレを盛り上げてきたジャンポール・ゴルチエは、今後オートクチュールに専念するため、今季限りでプレタポルテの舞台から降りることを決意。多くのファンたちに惜しまれながらも“パリのレビュー”仕掛けの楽しいショーで、有終の美を飾りました。また、毎回、大掛かりなセットで話題を振りまくカール・ラガーフェルドによるシャネルは、パリの街並みをリアルに再現した「ブルヴァール・シャネル(シャネル大通り)」という架空の通りをランウェイに見立て、パンツスーツを着た男勝りなモデルたちがマニフェスタシオン(デモ行進)を繰り広げるという演出で、ファッションの楽しさを伝えました。創業160周年を迎えたルイ・ヴィトンは、ブローニュの森に建築したフォンダシオン ルイ・ヴィトンのこけら落としを兼ね、新作を披露し、大きな話題に。また125周年のランバンや、18世紀の宮廷服をモダナイズしたラフ・シモンズのクリスチャン・ディオール、来季ジョン・ガリアーノの就任が決まったメゾン・マルタン・マルジェラなど、今季もパリは目が離せないブランドでいっぱいです。 ◆2015春夏ミラノ・コレクション ほの暗い照明のもと、赤土色のカーペットに紫色の砂丘が現れたプラダのコレクションは、ミラノの他のデザイナー達とは一線を画す、独自の世界観を表現したものでした。アンティーク生地の風合いを最先端技術で再現し、かための仕立てでタイムレス&シーズンレスなアイテムに仕上げて、コーディネートにもユニークな個性を見せました。一方、今季のミラノには全体的に70年代ムードが蔓延。中でもピーター・デュンダスによるエミリオ・プッチは、万華鏡を思わせる鮮やかな色彩とシャープなカッティングで、ひときわ洗練された印象を放ちました。ブランド創設20周年を迎えたマルニは、常に創作の源である“花”への賛美を込めて「マルニのフラワーマーケット」と題した一日限りのスペシャルイベントを開催。また、アキラーノ&リモンディを筆頭に、マルコ・デ・ヴィンチェンツォ、フランチェスコ・スコニャミリオ、今季ジル・サンダーに就任したロドルフォ・パリアルンガなど、ミラノの次世代を担うデザイナーの活躍が目覚ましかったのも、今シーズンの特徴でした。 ◆2015春夏ロンドン・ファッション・ウィーク ロエベに就任したJ.W.アンダーソンをはじめ、才能豊かなデザイナーを多数輩出するロンドン。この地に数年前より拠点を移して活動するカリスマデザイナー、トム・フォードの最新作は、90年代に一世を風靡したグッチでのクリエーションを彷彿とさせる、シャープでコスモポリタンな魅力に溢れた「黒」一色の世界で圧倒しました。一方でバーバリー・プローサムは、色と柄をふんだんに使って、虹のかかった春のイングリッシュガーデンを表現。クリエイティブディレクターと兼任して、現在バーバリー社のCEO(最高経営責任者)も務めるクリストファー・ベイリーは、明るく希望に満ちた未来予想図を描くように、アイコンのトレンチコートに新鮮さを吹き込みました。他にも、若く、強いアイデンティティを持ったロンドンのデザイナーたちによるコレクションは、長らく続いたプリントのブームを脱却し、刺繍やパッチワーク、カットアウトなど、高度な手仕事の技を活かしたアーツ&クラフツへの表現へと傾倒しているのも、今季の新しい潮流です。 ◆2015春夏ニューヨーク・コレクション 9月初旬に、他の都市を先駆けて開幕の火ぶたを切ったニューヨーク・コレクションは、シーズントレンドのゆくえを占う上で重要な役目を果たしています。ルイ・ヴィトンを辞任して丸1年、今ではニューヨークでのみ発表しているマーク・ジェイコブスの最新作は、一風変わった魅力を放っていました。“ミリタリー”という使い古されたキーワードを、天才マークがどのように料理するか、誰にも真似できないアイテムやコーディネーションが登場します。対して、パリの老舗バレンシアガの“顔”として世界的な認知度も高まってきたアレキサンダー・ワンは、アメリカの象徴であるスポーツウェアに基軸を置いた、安定感あるコレクションで評価を得ました。 ◆カルチャー・シャネル、ザ・センス・オブ・プレイス この秋、韓国ソウルの東大門デザインプラザで開催された展覧会「カルチャー・シャネル、ザ・センス・オブ・プレイス」の模様を特別リポート。生まれ故郷のソーミュールからパリのカンボン通りまで、ガブリエル・シャネルの生涯とかかわりの深い10の土地をキーワードに、貴重なアーカイブや関連する美術品、ファッション写真などを展観した本展は、シャネルファンはもちろん、ファッションやアートに関心の高い人たちを惹きつけ、話題を呼びました。K-POPスターなどが駆け付けたオープニングイベントの模様と実際の展示作品を紹介しながら、偉大なるオートクチュリエールの華やかにして数奇なライフストーリーに改めて迫ってみました。 ◆生誕450年、シェイクスピア時代の文化とファッション 2014年で生誕450年を迎えた史上最高の劇作家、ウィリアム・シェイクスピア。彼の遺した約36の戯曲と、そこに描かれた人間賛歌は、国や時代の違いを超越した普遍性をもち、演劇界はもちろん、映画、文学、アートなど、後世のあらゆる芸術文化に影響を与えました。今号では、あらためてシェイクスピアの生涯とその作品エッセンスを振り返ります。また、彼が生きたルネッサンス期の英国ファッションについても考察。80年代のイヴ・サンローランや90年代初頭のジャンニ・ヴェルサーチなど、シェイクスピアにテーマを探った懐かしのコレクションも登場します。 他にも、パリコレ会場に集まったファッショニスタ達のおしゃれスナップ集「オフ・ザ・ランウェイ」リポートをはじめ、コレクションにまつわる様々な情報を網羅した充実の1冊です。 (2014年11月21日発売、A4変型、196ページ・オールカラー、1,440円・税込)
モードェモード No.368 2014-15秋冬パリ・オートクチュール コレクション特集 7月6日からの5日間に26のショーが開催された パリ・オートクチュール コレクション。 モードェモード最新号では、選りすぐりの14メゾンを 豊富な誌面でご紹介しています。 また、同時期に開催されたヴァンドーム広場界隈のハイジュエラーによる 最新作を9月のビエンナーレに先駆け、お届けします。 この上なく美しい夢の世界を、優雅な気分でお楽しみください。 MODE et MODE No.368 AUTOMNE / OCTOBRE 2014年秋号/10月号/No.368 主なコンテンツ (表紙:シャネル) ◆14-15秋冬パリ・オートクチュール コレクション 今季のパリ・オートクチュール コレクションは開催期間が6日間に拡大され、はじめの5日間に26のファッションブランドがショー形式で、最後の2日間には、8つのハイジュエリーメゾンと、6つのオートクチュールアトリエが展示会形式で、それぞれ新作を発表しました。2014年7月現在、サンディカ(パリ・オートクチュール組合)の正会員は15、賛助会員は6、招待メンバーは11、と総計32メゾンがリストアップされていますが、現実には、毎回コレクションを開催しない者や、プレタポルテに近いプレタクチュールを発表する者、シーズン違いの作品を発表する者など、混沌たる状態にあり、長らく“モードの最高峰”をかかげてきたパリ・オートクチュールの威厳が損なわれつつあります。本誌では、時代と共に変化するモード界の実況をとらえた上で、「伝統と革新」をキーワードに14メゾンの新作コレクションを厳選しました。シャネル、ヴァレンティノ、ゴルチエ、ディオール、アルマーニらお馴染みのコアメンバーに、ヴィクター&ロルフやジャンバティスタ・ヴァリら人気デザイナー、今年から新しくなったスキャパレリ、ロシアの新星ウリヤーナ・セルギエンコらも加え、たっぷり見ごたえのある美しい誌面で、進化するオートクチュールの世界をお伝えします。 ◆魅惑のハイジュエリー~プレ・ビエンナーレ編~ パリ・オートクチュール期間にあわせて発表されたハイジュエリーの最新作。そのほとんどが、今年9月にパリで行われる2年に一度の祭典、アンティーク・ビエンナーレに出展が予定されているものでした。今年の傾向としては、デザインはもとより、それ以上に、素材となる宝石そのものの価値が非常に高いものが多く、これもビエンナーレでの注目度を意識してのことと思われます。本誌では、カルティエやブシュロンの“グランサンク”と呼ばれるメゾンを中心に、宝飾界きっての人気ブランドによるコレクションの一部をいち早くご紹介します。 ◆シャネル・クルーズコレクションinドバイ シャネルが毎年5月に世界各地からピックアップした都市で発表するクルーズコレクション。今回は“アラブ首長国連邦の真珠”と称されるドバイを舞台に選びました。乾いた砂漠にそびえたつ、世界一の高層ビル“ブルジュ・ハリファ”をはじめとする近代的なスカイスクエイパーが、ドバイという海岸沿いの小さな街を特別な“未来都市”にしています。この街にかねてから興味を抱いていたというカール・ラガーフェルドが新作に込めたイメージは「万人のイメージする“理想の東洋”」でした。ゴールドに光り輝くマシュラビーヤ装飾のモダンな宮殿をこの日のためだけに作り、ハーレムパンツやモザイク柄のプリントなどアラビアの伝統をふまえながら、シャネルだけのオリジナルなアイディアにあふれた、オリエンタルスタイルが誕生しました。ヘアメイクも含め、トータルな着こなし提案に注目です。 ◆クルーズ&プレスプリング・コレクション シャネルに触発され、いくつかのビッグブランドのクルーズコレクションも今年は海外に発表の場を移しました。ラフ・シモンズのディオールはマンハッタン島からブリッジを渡ったニューヨークの最先端エリア、ブルックリンでショーを行ないました。ニコラ・ジェスキエールのルイ・ヴィトンはアルベール大公&シャルレーヌ公妃ご夫妻の歓迎を受け、モナコで初めてクルーズ作品を発表。ミウッチャ・プラダのミュウミュウは、いつもパリのプレタポルテのショー会場に使うプラダ所有のイエナ宮に、豪華なゲストを招いてコレクションを披露しました。いずれもセレブが集う、エクスクルーシブなムードの中で、来年春のトレンドを先取りするものとなりました。 ◆ジャンポール・ゴルチエ、クリエーションの軌跡 本誌の2014春号(No.366)で好評をいただいたフラッシュバック企画「ジャンポール・ゴルチエのクリエーション」を、今号でも引き続きご紹介します。前回は、1976年にデビューしたゴルチエが、パリ・プレタポルテ界のトップスターとして数々のエポックメイキング的作品を披露し、オートクチュールに待望のデビューを果たすまでの20年間を取り上げましたが、今号ではオートクチュール参加以後、ゴルチエがデザイナーとしての真価をさらに発揮していく04-05秋冬までのコレクションをフラッシュバックします。オートクチュールでしかできない芸術的な技に、ゴルチエの豊かな創造性と、パリらしい小粋さとエレガンスにあふれた傑作の数々をお楽しみください。 ほかにも、オートクチュールコレクションの舞台裏をレポートした「バックステージ・ビューティ」、ショー会場に集まったセレブやエディターたちのおしゃれな着こなしを紹介する「オフ・ザ・ランウェイ・リポート」、ファッションにも関連の深い映画や展覧会のカルチャー情報など、豊富な話題をお届けする充実の1冊です。 (2014年8月21日発売、A4変型、196ページ・オールカラー、1,440円・税込)
モードェモードNo.367では、2014年2月から3月にかけ パリ、ミラノ、ロンドン、ニューヨーク各都市で行なわれた 14-15秋冬プレタポルテ・コレクションから114ブランドを厳選し、 臨場感あふれる誌面でご紹介しています。 No. 367 の主なコンテンツ (表紙:クリスチャン・ディオール) ◆14-15秋冬トレンド・エクスプレス パリ、ミラノ、ロンドン、ニューヨークの各都市で発表された新作コレクションから、来たる秋冬シーズンに向けてのファッショントレンドを分析し、お伝えします。 ◆14-15秋冬パリ・プレタポルテ・コレクション ニコラ・ジェスキエールによる新生ルイ・ヴィトンをはじめ、今シーズンも世界の注目を集めたパリ。広大な敷地に再現した巨大なショッピングセンターを舞台に、ポップな新作を披露したシャネル。マンハッタンのキャリアウーマンを想わせるシャープなスーツやスポーティなドレスを、テクノな色使いと素材で一新したラフ・シモンズによるクリスチャン・ディオール。60年代ローマのポップアーティストの作品にインスパイアされたマリア・グラツィアとピエールパオロによるヴァレンティノ。また、アルベール・エルバスによるフレンチシックを極めたランバン、エディ・スリマンの描くシャープな新時代のサンローラン、パリで初のアーカイブ展を開催し、大好評を博したドリス・ヴァン・ノッテンほか、トップ40ブランドが登場します。 ◆14-15秋冬ミラノ・コレクション 素材選びと仕立て技術におけるレベルの高さでは、他の都市の追随を許さないミラノ。今シーズンは「新しい使い方で見せるリッチなファー」が大きな特徴でした。赤に黄、紫など、あえてバッドテイストな配色でムートンのファーコートの上に幾何学模様をプリントしたプラダ。老舗ファーメゾンらしい最高級毛皮を、ミリタリーとフューチャーの2つのテイストで表現したフェンディ。マルニはスポーツテイスト、エミリオ・プッチはフォークロア調に、ファーをたっぷり取り入れたコレクションを展開。また、パステルカラーで60年代スタイルを刷新したグッチ、森の動物のパッチワークでおとぎ話のヒロインを出現させたドルチェ&ガッバーナ、NYのデザイナー、ジェレミー・スコットによる新生モスキーノなど、注目の33ブランドをご紹介します。 ◆14-15秋冬ロンドン・コレクション 創業120周年を迎えたダックスがシーズンの幕開けを告げたロンドン・コレクション。メアリー・カトランズやジャイルズ、ハウス・オブ・ホランドなど、若く自由なマインドをもったインディペンデント系デザイナー達が活躍する一方で、ケリングの傘下に入ったクリストファー・ケーン、LVMH系ブランド「ロエベ」でのデビューを来季に控えたJ.W.アンダーソンと、強力な後ろ盾を得てさらなる飛躍が期待されるデザイナー達まで、個性豊かな顔ぶれが興味をそそります。この街にこだわりながらアメリカ的なカルチャーも忘れないトム・フォード、今やCEO(最高経営責任者)も兼任しているクリストファー・ベイリーによるバーバリー・プローサム、デザイン・ミュージアムでの回顧展が話題のポール・スミス、ヴィヴィアン・ウエストウッドといったベテラン勢に加え、今シーズンは、レインブーツで有名な老舗ハンターがステラ・マッカートニーの夫をクリエイティブディレクターに迎え、デビューコレクションを発表したことも話題に。 ◆14-15秋冬ニューヨーク・コレクション 先シーズンを最後にパリのルイ・ヴィトンを離れ、自身のブランドに注力すると宣言したマーク・ジェイコブスが、メーキャップのファンデーションカラーにインスパイアされた斬新な作品で、今季もニューヨークのキング的威光を放ちました。バレンシアガを兼任して1年、パリとニューヨークの両都市で活躍するアレキサンダー・ワンは、体温を感知して熱を発するサーモリアクティブ素材を使ったモードな冬服を提案。構築的なシェイプに取り組んだプロエンツァ・スクーラー、中世の甲冑やアンティークタペストリーに着想したトリー・バーチのほか、ロゴ入りバッグの大ヒットで、今やファーストラインと肩を並べるほど人気のマーク・バイ・マーク・ジェイコブスは、ロンドン出身の2人の女性、ルエラ・バートリーとケイティ・ヒリヤーをクリエイティブチームに新たに迎え、注目を集めました。 ◆バックステージ ビューティリポート パリコレクションのバックステージから、メークアップ、ヘアスタイリングのメイキング風景をリポート。また、ランウェイからも今年のトレンドになりそうな最新スタイルをクローズアップ。ツモリチサトやドリス・ヴァン・ノッテンの「ナチュラルなウェーブボブ」、サンローランやグッチの「下まつ毛強調メイク」、フェンディやヴァレンティノの「デザインポニーテール」と、すぐにでも真似したくなるようなアイディアがいっぱいです。 ◆オフ・ザ・ランウェイ リポート 9日間におよぶパリコレ期間は、オン・ランウェイだけでなく、オフ・ランウェイもおしゃれモードで花盛り。毎回恒例のオフ・ザ・ランウェイ リポートでは、今季も各ショー会場に集まったファッショニスタ達の装いから、読者の皆さんも等身大に楽しめそうな最新の着こなしを紹介。デザイナーに次いで、次なるトレンドを打ち出す立役者であるエディターやバイヤー、セレブ達が、この期間中「何をどう着たか?」に注目することは、今後のファッションの流れをつかむ上で欠かせません。 ほかにも様々なブランドやデザイナーに関するトピックスを満載。プレタポルテ草創期の1960年代より、パリをはじめ世界主要都市のコレクション情報を日本に向け、発信してきたモードェモードならではの視点で、今シーズンも伝統と革新が拮抗するモードの最前線をお伝えします。 (2014年4月21日発売、A4変型、188ページ・オールカラー)
モードェモード 春号(No.366) 14春夏パリ・オートクチュール・コレクション号、好評発売中! モードェモード春号では、1月の4週目にパリで開催された14春夏オートクチュールの模様を中心に、プレ・フォール・コレクション、SIHH(ジュネーブサロン)など、ラグジュアリーブランドから発信された最新コレクションをお伝えしています。 まず、巻頭を飾るオートクチュール特集では、シャネルやヴァレンティノ、ジャンポール・ゴルチエをはじめとするトップ7メゾンがランウェイで披露した華麗な世界を、全作品にわたってたっぷりご紹介しています。 今秋のおしゃれを先駆けるプレ・フォール・コレクションのコーナーには、ランバンやアクネ、ステラ・マッカートニーが登場。ジュネーブでエクスクルーシブに行われた高級時計の新作発表会SIHHリポートには、カルティエ、ピアジェ、ヴァンクリーフ&アーペルの御三家による新作時計情報が。 また、6月に東京で開催される「バレエ・リュス展」の特集記事や、ジャンポール・ゴルチエのクリエーションの軌跡をたどる特別企画ページも。モードファン必見の一冊です。 最新号の主なコンテンツ: (表紙:シャネル) ◆14春夏パリ・オートクチュール・コレクション 今季のオートクチュール・コレクションでは「スポーティ」「バタフライ」といったトレンドが浮上し、春夏らしい軽やかさが加わりました。 「シャネル」と「ディオール」は、伝統的な職人技で仕立てたスーツやドレスに、豪華な刺繍入りのスニーカーを合わせ、スポーティに、若々しく、カジュアルな気分で未来のオートクチュールの在り方を問いました。 「ゴルチエ・パリ」は、バタフライ(アゲハ蝶)のフォルムと鮮やかな色使いに、フレンチカンカンに代表されるパリのエスプリをプラスして、個性あふれる艶やかなスタイルを創出。 ローマ歌劇場と2度目のコラボを果たした「ヴァレンティノ」のコレクションにも、名作オペラ<蝶々夫人>のイメージで、バタフライを羽根の刺繍で再現したイヴニングケープが登場しました。 ミラノから参加の「アルマーニ・プリヴェ」は<ワン・ナイト・オンリー>と題したスペシャルイベントを実施。通常のコレクションショーに続いて、アーカイブ作品による展覧会、イタリアンディナーと、豪華VIPを迎えて夢のひとときを提供しました。 若手の代表格「ヴィクター&ロルフ」は、デザイナーたちの拠点であるオランダのアムステルダムから、オランダ国立バレエ団の女性ダンサーたちを今季のモデルに起用。プロのバレリーナたちが、その鍛えられた身体に美しい身のこなしで、レオタードをイメージした新作のミニドレスにトゥシューズを履いて、ランウェイをパ・ド・ブレしながら登場しました。 ◆14-15秋冬プレ・コレクション このコーナーでは、通常プレ・フォールと呼ばれる、この秋に向け6月ごろから店頭販売が始まる各ブランドのプレ・コレクションをご紹介しています。シック&スポーティでエレガントな「ランバン」、70年代調のボヘミアンなムードをラグジュアリーに表現した「ヴァレンティノ」、ラフ・シモンズのシュールでテクノなアイディアが冴える「ディオール」、エスニックを見事なプリーツテクニックで披露したリカルド・ティッシの「ジバンシィ」、また「ワンダ・ナイロン」などアップカミングなデザイナーの新作も注目です。 ◆シャネル・メティエダール・コレクション<パリ‐ダラス> パリの伝統的なオートクチュールアトリエの職人技を駆使して、シャネルが年に1度発表する最高に贅沢なプレタポルテ(既製服)、メティエダール・コレクション。毎回ショーの開催場所も話題になるこのコレクションですが、今回はアメリカ・テキサス州の都市ダラスが選ばれました。アメリカを代表する高級百貨店ニーマン・マーカスの本拠地であるダラスには、1950年代にココ・シャネルがニーマン・マーカス賞を受賞するにあたって訪れたことがあり、今回のコレクションにも当時の雰囲気をしのばせるような演出が施されていました。シャネルのクラシカルなスーツやドレスに、カウボーイの聖地であるテキサスらしいモチーフを散りばめ、おしゃれで楽しいスタイルに仕上げていました。 ◆ヴァレンティノ上海コレクション 現代のヴァレンティノをトップブランドに押し上げ、世界中から注目を集めているマリア・グラツィア・キウリとピエールパオロ・ピッチョーリのデュオ。2013年12月には、上海に新しく出来たフラッグシップショップのオープニングにあわせ、初めて公式に中国・上海を訪れ、「ヴァレンティノ シャンハイ」と名付けたスペシャルコレクション・ショーを開催しました。メゾンを象徴するカラーであり、また中国ではラッキーカラーとして親しまれている「レッド(赤)」一色だけで表現したこのコレクションは、ローマにあるヴァレンティノのオートクチュールアトリエが全て手作業で仕上げた作品数点に、プレタポルテ、バッグやシューズのアクセサリーも加わった、この日のために作られた特別なもの。未来都市・上海の夜を、情熱的な赤に染めて、メゾン・ヴァレンティノの底力を示してくれました。 ◆話題沸騰「魅惑のコスチューム:バレエ・リュス展」がやってくる! 20世紀初頭のパリに彗星のごとく現れ、アヴァンギャルドでエキゾチシズムあふれる舞台で人気を博したバレエ団「バレエ・リュス」は、舞踊界の歴史を塗り替えただけでなく、多くの美術家やファッションデザイナーたちに多大な影響を与え、いまだ伝説として語り継がれている。この6月に東京・六本木の国立新美術館で開催が予定されている「魅惑のコスチューム:バレエ・リュス展」は、そんなバレエ・リュスの魅力を、舞台衣装(コスチューム)の視点から探った本邦初の展覧会。開催に先駆け、今号では「バレエ・リュスって何?」をテーマにした“誌上プレビュー”を特別実施。また、ココ・シャネルとバレエ・リュスとのラブ・ストーリーも。 ◆プレタからクチュールへ ~ジャンポール・ゴルチエのクリエーション~ パリ・オートクチュール・コレクションに1997年より参加しているジャンポール・ゴルチエ。今ではすっかりオートクチュールの“顔”となっている彼だが、その輝かしいキャリアは70年代末のプレタポルテ・デビューから始まった。美容師の家庭に生まれ育ち、幼い頃から絵を描くのが得意で、パリのレビューの華やかな舞台に強い関心を抱いていた少年が、ピエール・カルダンに認められたのを機にモード界に入り、イヴ・サンローランに憧れ、自らブランドを立ち上げてから早30年余。常にパリ・モード界のトップに君臨し続け、2015年にはパリのグラン・パレで大規模なアーカイブ展開催を控えたジャンポール・ゴルチエの輝かしいクリエーションの軌跡を、今号では「プレタポルテからオートクチュールへ」をテーマに、あらためて振り返っています。 ほかにも「バックステージ・ビューティリポート」「オフ・ザ・ランウェイリポート」など、おしゃれ好き、装い好き、美しいもの好きにはたまらない、永久保存版の1冊です。 (2014年2月21日発売、A4変型、188ページ・オールカラー、1,400円)
モードェモード No.365 14春夏パリ、ミラノ、ロンドン、ニューヨーク プレタポルテ・コレクション号 好評発売中! モードェモード365号は、パリ、ミラノ、ロンドン、ニューヨークの各都市で開催された2014年春夏プレタポルテ・コレクションの特集です。 135ブランドにおよぶ、各都市を代表するトップブランドのランウェイリポートを中心に、春夏ファッションの最旬トレンドをお伝えします。 また、今シーズン限りで電撃的にメゾンを去ったマーク・ジェイコブスによるルイ・ヴィトンにスポットを当て、16年間のクリエーションを振り返った特集記事にもご期待ください。 No.365の主なコンテンツ(表紙:ルイ・ヴィトン) ◆14春夏パリ プレタポルテ・コレクション 2013年9月24日から10月2日まで開催された14春夏パリ プレタポルテ・コレクションは、将来的な視点から言って、パリコレが新時代を迎える節目のシーズンといえるでしょう。まず、シーズン真っ最中に突然に降ってわいたのが、マーク・ジェイコブスによるルイ・ヴィトン辞任のニュースでした。メゾンから正式な発表があったわけではありませんが、一部の地元紙がショーの数日前に、マークに近い関係者からとった「このシーズンはマークにとって最後のシーズンで、最終日のコレクションはこれまでのアーカイブ的な内容になる」というコメントを掲載したことで、噂は業界内に一気に広がりました。ショー当日まで、真実は誰にもわからないままでしたが、発表された14春夏コレクションには、マークからの最後のメッセージがたくさん込められていました。50歳を迎えたマーク・ジェイコブスがパリを去る一方で、来季14-15秋冬シーズンから、ルイ・ヴィトンはニコラ・ゲスキエール(前バレンシアガ)、ロエベはロンドンのJ.W.アンダーソン、ロシャスはミラノのアレッサンドロ・デラックワ、と新任デザイナーの名前が次々発表されるなど、今後もパリではさらなる新陳代謝が期待されます。 掲載ブランド:ルイ・ヴィトン、シャネル、ランバン、サンローラン、ヴァレンティノ、ディオール、ほか45ブランド ◆特集:マークとヴィトンの16年 パリコレの最終日である2013年10月2日朝10時に始まったマーク・ジェイコブスによる最後のルイ・ヴィトン。あまりにも突然で、さよならも言わずに、パリを、ヴィトンを去ったスターデザイナー、マーク・ジェイコブスへ敬意を表した特集です。1997年に就任した彼が、生まれ故郷のニューヨークから伝統に彩られたパリの老舗メゾンに持ち込んだ新風の一部始終を、過去16年間におよぶコレクションを振り返りながら、あらためてご紹介します。 ◆14春夏ミラノコレクション 今季のミラノは「アート」からのインスピレーションが、ひとつの大きな潮流となりました。その筆頭はやはり、世界を代表するトレンドセッターのプラダです。会場に入ると、壁一面には、6名の若手現代アーティストが思い思いに表現する“現代の女の子”の肖像画が、鮮やかな原色やパステルカラーで大胆に描かれていました。20世紀初頭のメキシコの画家、ディエゴ・リベラが起こした壁画運動のムーブメントに着想して生まれたというコレクションは、会場のセットだけでなく、コートやドレスの服の上にも忠実に再現されて、観る者に新鮮な衝撃を与えました。アートと並んでもうひとつの大きなトレンドとなった「スポーツ」をテーマに掲げたのはグッチ。ジョギングをした直後のように、汗でしっとり濡れた髪や肌をウェットなヘアメイクで再現し、メッシュやラテックスのスポーツ用素材を取り入れたアイテムには、フェミニンなドレープやセクシーなディープスリットを施しました。また、このシーズンで辞任を表明したジル・サンダーや、30周年記念のモスキーノ、新たに就任したアレッサンドラ・ファッキネッティのトッズなども注目です。 掲載ブランド:プラダ、フェンディ、ジル・サンダー、マルニ、ボッテガ・ヴェネタ、グッチ、アルマーニ、ドルチェ&ガッバーナ、ほか37ブランド。 ◆14春夏ロンドンコレクション 今年に入り、グッチを擁するファッションコングロマリット、ケリングがクリストファー・ケーンを傘下におさめたのをきっかけに、ロンドンの若手デザイナーはいま、ラグジュアリーブランドの青田買いの対象として、ますます注目を浴びています。パリのロエベの後継デザイナーに抜擢されたJ.W.アンダーソンは、今季はプリーツをかけたレザーやシースルー素材を使って彼らしいアヴァンギャルドな作品を発表。ロンドンを拠点にする若手シューズデザイナー、ニコラス・カークウッドは、新作発表はパリで行なっていますが、シーズン中にケリングと並ぶ大手グループLVMHとパートナーシップ契約を結んだと発表、今後の動きに注目が集まります。また、英国を代表するファッションブランド、バーバリーは現在クリエイティブディレクターのクリストファー・ベイリーをCEO(最高経営責任者)に昇格という前代未聞の人事を決定。クリエイティブをビジネスとして本格化する動きが、今後ロンドンではさらに盛んになっていくことでしょう。 掲載ブランド:バーバリー・プローサム、クリストファー・ケーン、トム・フォード、アーデム、メアリー・カトランズ、J.W.アンダーソン、ほか27ブランド。 ◆14春夏ニューヨークコレクション 世界4大ファッション都市のトップをきって9月4日に開幕したニューヨークコレクション。この頃、まだルイ・ヴィトンの辞任は表明していなかったマーク・ジェイコブスですが、今季も彼らしいアイロニーの効いた、斬新な“トロピカルスタイル”を発表しました。パリのバレンシアガを兼任するアレキサンダー・ワンは、得意のスポーツテイストをパステルカラーで明るく表現。アルトゥザラやトム・ブラウンの新作も、ニューヨークを超え世界で活躍出来そうな実力を示すものでした。また、2009年9月にファッション界のドン、アナ・ウィンターの発案で始まった毎年恒例のファッションイベント、ファッションズ・ナイトアウトは今年とうとう廃止されましたが、その分、コレクション発表に専念できるということで、デザイナーたちにとっては好評だったようです。 掲載ブランド:マーク・ジェイコブス、アルトゥザラ、アレキサンダー・ワン、フィリップ・リム、トリー・バーチ、マイケル・コース、ほか23ブランド。 ◆バックステージ ビューティリポート 2014春夏パリ・プレタポルテ・コレクションのバックステージから、どのようにしてコレクションのヘア&メーキャップが作られていくのかを追ったフォトドキュメンタリー。すぐにでも真似したくなるような手軽でナチュラルなスタイルから、パリコレならではのアーティスティックなものまで、トータルに今のファッションを知りたい人におすすめです。 ◆オフ・ザ・ランウェイ リポート 世界中からおしゃれ達人の集まるパリコレ会場よりお届けする裏トレンド情報の決定版。今シーズンは例年より気温も高めで過ごしやすかったパリでは、14春夏のランウェイトレンドがすぐさま反映されて、色、柄、シースルーなど、秋とは思えない着こなしであふれました。今どんなブランドが支持されているか?どんな色やアイテムが流行るか?等身大のおしゃれを楽しみたい方におすすめです。 ほかにも様々なブランドやデザイナーに関するトピックスを満載。プレタポルテ草創期の1960年代より、パリをはじめ世界主要都市のコレクション情報を日本に向け、発信してきたモードェモードならではの視点で、今シーズンも伝統と革新が拮抗するモードの最前線をお伝えします。 (2013年11月21日発売、A4変型、188ページ・オールカラー、1,400円)
モードェモードNo.364では 2013年秋冬パリ・オートクチュール・コレクションの模様を中心にお伝えしています。 <No.364の主なコンテンツ> (表紙:ヴァレンティノ・クチュール) ◆2013-14秋冬パリ・オートクチュール・コレクション シャネル、ヴァレンティノ、ディオール、ゴルチエ、アルマーニ、ヴェルサーチのトップ6メゾンを中心に、2013-14秋冬パリ・オートクチュール・コレクションを1点も残すことなく、詳細にレポート。カール・ラガーフェルドのシャネルやジョルジオ・アルマーニのベテラン勢は、シックな大人のテイストで洗練された美の極致を見せました。いっぽう、ディオールのラフ・シモンズや、13年ぶりにオートクチュールの舞台に復帰したヴィクター&ロルフの若手は、オートクチュールをひとつの“アート”ととらえ、斬新なアイディアで勝負しています。また、デザイナーたちのクリエーションはもちろん、オートクチュールでは、刺繍や羽根使いに代表されるアトリエの職人技にも注目を。たとえば、今号の表紙を飾ったヴァレンティノのスカートは、本物の羽根と貝殻を無数に使って、ヨーロッパ伝統のモザイク芸術を緻密に再現したもので、シャネルのラストルックに登場したウエディングドレスには、なんと6万個ものパールがきらめき、製作時間には1,000時間が掛けられました。すべて手作業による完成度の高い作品群を、たっぷりお見せします。 ◆魅惑のハイジュエリー ハイジュエリー界の頂点に立つカルティエの130年余の歴史に迫った特集「カルティエ誕生物語」では、ファミリーによって代々継承されてきたメゾンのエスプリを、アーカイブ、代表的なセレブ顧客、最新コレクション等と交えてご紹介しています。また、今季オートクチュール期間にパリで発表された、ヴァンクリーフ&アーペル、ブシュロン、ディオール・ファインジュエリー、ルイ・ヴィトン・ハイジュエリーによる最新作にも注目です。 ◆クルーズ&メンズ・コレクション 5月から世界各地で発表されたクルーズ&プレ・スプリングコレクション。未来都市シンガポールを舞台に、アジア初のクルーズショーを開催したシャネルを筆頭に、ヴァレンティノ、ランバン、ジバンシィ、ディオール、マルニら人気ブランドの新作ルックをご紹介しています。また、6月末にパリで行なわれたメンズ・コレクションより、エディ・スリマンのサンローラン、マリア・グラツィア&ピエールパオロによる新生ヴァレンティノなど、女性目線からも気になる3ブランドをピックアップしました。 ◆オフ・ザ・ランウェイ&カンヌ映画祭 恒例となったオフ・ザ・ランウェイリポートでは、オートクチュールコレクションの各会場に現われた、おしゃれなエディターやファッショニスタ達の着こなしをスナップ。夏とはいえ少し肌寒さの残る今季のパリでは、羽織りモノやレイヤード(重ね着)といった、日本の春秋にも使えそうな着こなしのヒントがいっぱい。最新のトレンドに詳しい彼女達ならではのバリエーション豊富な装いから、次の新たな流行が生まれるかも?!また、今号では新企画として、5月に行なわれたカンヌ映画祭でのおしゃれレポートも掲載。ハリウッドをはじめ世界各国の有名女優たちが、オートクチュールの華麗なソワレを実際にまとって、レッドカーペットに登場、その姿は圧巻です!! ほかにも様々なブランドやデザイナーに関するトピックス、インタビュー、バックステージ情報を満載。1946年より67年間にわたって、パリのオートクチュールを真摯にリポートし続けてきたモードェモードならではの視点で、格式と伝統、革新とエスプリに満ちたモードの最前線をお伝えします。 (2013年8月21日発売、A4変型、196ページ・オールカラー、1,400円)
モードェモード No.363 2013-14秋冬パリ、ミラノ、ロンドン、ニューヨーク プレタポルテ・コレクション号 モードェモード最新号では2月から3月にかけ世界4大都市で開催された秋冬コレクションから“真に美しく価値あるもの”を基準に130ブランドをご紹介しています。 最も賑わうパリはシャネル、ヴィトン、ディオールといった老舗メゾンが目白押し。さすが最上級のデザイナー達が集まる街だけあり、トータルコーディネートや趣向を凝らした舞台まで随所に目を見張るものがあります。パリに次ぐ第二の都市・ミラノはさらに実用的で、素材も仕立ても本物志向。フェンディのファーやプラダのドレス、グッチのスーツ等、欲しいものがすぐに見つかるでしょう。自由な発想で刺激的な街・ロンドンはスターデザイナー、トム・フォードの参入により活気づき、強力な若手陣を擁するニューヨークではマーク・ジェイコブスと、彼に続く次世代の成長ぶりが見ものです。 トップブランドが“最新の美”を競い合う、華やかでクリエイティヴィティ溢れる夢の世界を、どうぞご堪能ください。 No.363の主なコンテンツ (表紙:ヴァレンティノ) ◆2013-14秋冬パリ・プレタポルテ・コレクション シックなグレー色をまとった巨大な地球儀をバックに“グローバル”を強調したシャネル、フランドル絵画のタッチやデルフトブルーなど17世紀オランダに着想を得たヴァレンティノ、クラシックなホテルの廊下を再現した舞台で羽根とファーによるゴージャスな“ナイトウェア”が登場したルイ・ヴィトン、バラの花からインスパイアされたフリルのブラウスやドレープドレスでフェミニンさを醸したランバンなど、今シーズンもパリは個々のオリジナリティが際立ちました。デザイナー交代して2シーズン目のディオールは、“シュールレアリスム”と“アンディ・ウォーホル”のアートにヒントを得ながらメゾンのアーカイブを再現。同じくエディ・スリマンのサンローランは、メンズから続くテーマ“カリフォルニア・グランジ”でアメカジを大胆に取り入れ、思い切った若返り策に出ました。今季からニューヨークのアレキサンダー・ワンを起用したバレンシアガは、準備期間も短いことからデザインチームの色合いが強く出る結果に。他にも、人気上昇中のカルヴェンやミュウミュウ、ドリス・ヴァン・ノッテンなど、話題のコレクションがいっぱいです。 ◆2013-14秋冬ロンドン・コレクション 数年ぶりにオフィシャルなファッションショーを開催し、そのゴージャス極まりない作品で話題をふりまいたトム・フォードを筆頭に、愛らしいハートのモチーフをちりばめて「トレンチ・キス」と題したバーバリープローサム、グッチグループの傘下に入って作風に厚みの増したクリストファー・ケーン、これまでにないモノトーンで新境地を開拓したメアリー・カトランズと、今季もロンドンのデザイナーたちはそれぞれに自由なクリエーションを謳歌しました。ブリティッシュ・ファッション・カウンシルの新会長に、ネッタポルテ(英国発祥の大手ファッションオンラインサイト)の女性創設者が就任したこともあり、今後のロンドンファッションウィークはさらに注目を集めそうです。 ◆2013-14秋冬ミラノ・コレクション 来たる新たな秋冬シーズンを飾るにふさわしく、色もテクニックも鮮やかに、革新的なファーを次々と披露したフェンディ。パステルカラーのギンガムチェックで仕立てたクラシックなスーツに高級毛皮セーブルのカフスをあしらい、アンバランスな魅力を醸したプラダ。フィルムノワールに登場するファム・ファタルや現代彫刻家アレン・ジョーンズのエロティックな女性像を、高級素材で上品なタッチに仕上げたグッチ。ウールフランネルの素材をフォーカスし、軽さと構築性を同時に表現したボッテガ・ヴェネタ。ファーやフェザーのリッチなコートを、アイスクリームカラーのピンクやブルーでフレッシュに見せたエミリオ・プッチなど。様々な加工を施し、軽さとボリューム感を同時に表現した高級素材、深みのある秋色と真冬に着るパステルカラーの対比、イタリア紳士服の伝統に根ざしたマスキュリン・フェミニン、が今季のミラノを支える大きなトレンドとなりました。 ◆2013-14秋冬ニューヨーク・コレクション 地平線へと沈みゆくオレンジ色の太陽を背にユニークなコレクションを繰り広げたマーク・ジェイコブスは、今季もニューヨークの雄として活躍しました。バレンシアガに抜擢され、更なるクオリティアップが望まれるアレキサンダー・ワンをはじめ、フィリップ・リム、アルトゥザラ、ジェイソン・ウー、トム・ブラウンらが、マークに続く次世代のデザイナーとして躍進を続ける中、今季は、オスカー・デ・ラ・レンタのアトリエに、かのジョン・ガリアーノがスタージュ(見習い)として3ヶ月だけ参加し新作製作に携わった、というビッグニュースが開幕前に流れて、大御所のコレクションがにわかに注目の的となりました。 他にも、恒例の「トレンド・エクスプレス」「パリコレ・バックステージ・ビューティレポート」、「オフ・ザ・ランウェイ」など、モード界の最新事情が一目でわかる、生きたコレクション情報満載の1冊です。 2013年4月20日発売、A4変型、188ページ・オールカラー、1,400円
モードェモードNo.362 ~2013春夏パリ・オートクチュール・コレクション号~ 2013年春夏シーズンをしめくくるパリ・オートクチュール・コレクションは、1月20日夜、アトリエ・ヴェルサーチのショーで幕を開けました。 モードェモード最新号では、2013年という新しい年の幕開けに相応しく、華やかな作品の出揃った、この2013春夏パリ・オートクチュール・コレクションより、トップメゾンの全作品を余すところなく解説付きでご紹介しています。 また、同時期にスイス・ジュネーブで開催された国際高級時計見本市(SIHH)の模様や、気になる旬のブランドのプレ・フォール・コレクション、メンズ・コレクションも一緒にご紹介しています。 プレタポルテでは見られない、オートクチュール職人たちの手工芸の美と匠の世界を、贅沢な誌面でお楽しみください。 ◆2013春夏パリ・オートクチュール・コレクション 長く暗い冬が終わりを告げ、色とりどりの花が咲き、草木が芽吹き、動物たちが目を覚まして、春の訪れを告げる…そんなイメージで新作を披露したのは、シャネル、ヴァレンティノ、ディオールの3メゾン。シャネルのショーでは、緑の生い茂る森の中をイメージしたセットに、鳥の羽で全身をふわふわと覆われた、妖精のようなモデルたちが登場しました。同じく、妖精のようにピュアな女性像を繊細な素材使いで見せたヴァレンティノは、秘密の花園をテーマに、作品1点1点に花の名前を付けました。ラフ・シモンズによるディオールでは、舞台ところ狭しと設置した裸の木の枝に、色とりどりのドレスと小花刺繍で無数の花を咲かせながら、ムッシュ・ディオールの春の庭園を再現しました。 一方、経済発展めざましいインドや、民主化運動に沸く北アフリカなど新興の国からエスニックなインスピレーションを得たのはゴルチエとアルマーニ。かたやパリらしいドレープを生かしたシフォンのドレスを、かたやイタリアメイドのシルク素材で仕立てたマニッシュなパンツスーツを、それぞれメインに、都会的に洗練されたコレクションに仕上げました。前述の3社とは一見、対照的なテーマを掲げたように見えますが、根底には、明るく希望に満ちた未来をファッションを通して描き出す、オートクチュリエたちからの夢あふれるメッセージ、という共通する思いが込められています。 ほかに、本物のゴールドを織り込みシャープなスーツやドレスを仕上げ、ひときわ煌めきを放って女性美をきわめたドナテッラ・ヴェルサーチ。江戸時代から継承される友禅染めの技術でドレスをカラフルに彩り、日本ならではの繊細な美しさを世界にアピールした桂由美など。それぞれに、美しいと同時に個性豊かであることがオートクチュールの条件であることを、改めて示してくれました。 ◆魅惑のハイジュエリー 毎年1月、スイスのジュネーブで開催されるSIHH(国際高級時計見本市。ジュネーブサロン)は、カルティエを筆頭とするリシュモングループの全ブランドが、世界各国から時計専門家やバイヤーたちを前に最新作のウォッチを発表する場で、宝飾界の新たなトレンドを占う上でも欠かせない貴重なイベントです。今年特に際立ったのは、ヴァンクリーフ&アーペルとカルティエの2大ブランド。スイスの高級時計ならではの精密な職人技に、ハイジュエラーとして長年培った宝石技術と厳選された最高級の石使い、さらに芸術的なセンスと創造力で仕上げた、見事なコレクションで魅了しました。また、得意のウォッチの薄型化技術にさらなる磨きをかけたピアジェ、パリからスイスへ初参戦のショーメもユニークなウォッチを発表。一方、同時期にパリでは、ブシュロンやディオール、ルイ・ヴィトンといった人気ブランドたちがジュエリーの新作を見せました。 ◆シャネル「パリ-エディンバラ」コレクション 来たる秋冬シーズンにさきがけ、毎年12月初旬にいち早く発表されるシャネルのメティエダール・コレクション。ルサージュやルマリエといった、パリ伝統のオートクチュールアトリエとともに作り上げたコレクションは、限りなくオートクチュールに近い完成度を持ったプレタポルテとして、本物志向の顧客たちをうならせています。11年目を迎えた今回は、スコットランドのエディンバラ郊外にある、メアリー・スチュアート(英国史上悲劇の女王と呼ばれる中世のスコットランド女王)の生まれた古城・リンリスゴー宮殿を舞台に選びました。粉雪の舞い散る夜に、宮殿の回廊を使ったゴシックかつロマンあふれるショーには、シャネルの香水No.5のキャラクターを務めるブラッド・ピットがアンジェリーナ・ジョリーを連れて出席するなど、賑わいをみせました。かつてココ・シャネルが恋人ウエストミンスター公爵に影響され、英国紳士の装いやタータンチェックを取り入れたこと、また、昨年シャネル社がスコットランドのカシミアニットメーカーを傘下におさめたことなども縁となり、カール・ラガーフェルド率いる現代のシャネルチームが、おなじみのスコティッシュモチーフを華やかに、フェミニンに再現し、注目です。 ◆13-14秋冬プレ&メンズ・コレクション 今季はオートチュール参加を見送ったものの、若手セレブを中心に、レッドカーペットでの需要も高まっているリカルド・ティッシのジバンシィから、スタイリッシュなプレ・フォール・コレクションが届きました。エディ・スリマンが就任して話題のサンローランは、レディスのプレ作品と、1月にパリで発表されたメンズ・コレクションの模様を。ディオールは、レディスを手掛けるラフ・シモンズによる初のプレ作品と、クリス・ヴァン・アッシュによるメンズの両コレクションを。また、アルベール・エルバスのランバン、フィービー・フィロのセリーヌ、スウェーデンから人気急上昇中のアクネの最新作も。ファッション界の未来を担う若きカリスマたちが、今の“気分”で表現するプレ・コレクションには、リアルなワードローブとしてチェックしたい作品が目白押しです。 ほかにも様々なブランドが登場。オートクチュール・コレクションからはバックステージ情報やオフ・ザ・ランウェイなど気になる“場外リポート”も含め、他のメディアでは味わえない、優雅さあふれる高級ファッション界のエスプリをお伝えします。 (2013年2月21日発売、A4変型、180ページ・オールカラー、1,400円)
2012年9月のニューヨークに始まり、ロンドン、ミラノ、パリへと10月第1週目まで、約1ヶ月にわたり開催された2013年春夏プレタポルテ・コレクション。 モードェモード361号では、この世界トップクラスを誇る4大都市のコレクションから選りすぐりの134ブランドの新作をご紹介しています。 今シーズンのモード界で話題になった旬のブランドやデザイナー、また最新のトレンド傾向などをファッションショーの最前線からお伝えします。 No.361の主なコンテンツ (表紙:クリスチャン・ディオール) ◆2013春夏パリ・プレタポルテ・コレクション 今季のパリは「クリスチャン・ディオール」「サンローラン」の2大ブランドが新しいデザイナーを迎え、イメージを一新して話題となりました。ディオールはベルギー出身のラフ・シモンズ、サンローランはパリジャンのエディ・スリマンと、共に1968年生まれ、もともとはメンズ服で人気を博したという、偶然にも似通ったバックグランドがあります。それぞれキャリアも実力も充分な2人が、パリを代表する伝統あるメゾンに若々しさをもたらしたことで、2013春夏はひとつの節目となるシーズンでした。そこに、カール・ラガーフェルド率いる「シャネル」や、マーク・ジェイコブスによる「ルイ・ヴィトン」が大がかりな舞台装置を使ったダイナミックなコレクションで拮抗し、さらに「ランバン」「ヴァレンティノ」「ジバンシィ」「バルマン」「ミュウミュウ」「アレキサンダー・マックイーン」等々、お馴染みの人気ブランドがそれぞれの個性を生かして、華やかな技の競いあいを繰り広げます。また今季は、15年にわたりブランドのクリエーションを支えてきたニコラ・ゲスキエールによる「バレンシアガ」のラストコレクションも必見です。 ◆2013春夏ミラノ・コレクション ここ数シーズン続いた、明るく陽気な色と柄のトレンドは、今シーズンぐっと落ち着いたムードへと方向転換。それを顕著に物語っていたのが、アイテムをワンピースだけに絞って究極のフェミニニティを追求した「ボッテガ・ヴェネタ」と、モノクロに紅の赤を差してポップなジャポニスムを見せた「プラダ」の、ミラノを代表する2ブランドによるコレクションでした。「フェンディ」「グッチ」「ドルチェ&ガッバーナ」のほかにも、「ジル・サンダー」による8年ぶり2度目となる復帰コレクションや、「ジョルジオ・アルマーニ」の貴重なアーカイブ展なども注目を集めました。 ◆2013春夏ロンドン・コレクション エリザベス女王のダイヤモンドジュビリーと、オリンピック開催の2つのビッグイベントで、2012年前半、ロンドンの街は華やかな祝祭ムードに沸きました。後半の主要イベントのひとつとなるファッションウィークでも、若いデザイナーたちを中心に、元気いっぱいなコレクションが勢ぞろい。虹を想わせる7色のメタリックカラーでハッピー気分を盛り上げた「バーバリー プローサム」、綿菓子のように甘くやさしい色と素材で抜群の個性を示した「クリストファー・ケーン」、オリジナリティ豊かなプリントで人気急上昇中の「ピーター・ピロット」と「メアリー・カトランズ」。また、英国を代表する帽子デザイナー「フィリップ・トレーシー」はマイケル・ジャクソンが生前着ていた本物の舞台衣装を借りて、数年ぶりにランウェイショーを開催、音楽好きの多いロンドンの観衆を大いに楽しませました。 ◆2013春夏ニューヨーク・コレクション VOGUE編集長アナ・ウィンターの呼びかけで始まった、マンハッタンの街じゅう挙げてのビッグイベント「Fashion’s Night Out」もすっかり定着し、9月のニューヨークはファッション一色に。そんな中、今シーズンも「マーク・ジェイコブス」はトレンドの“ブラック&ホワイト”“ジオメトリック”を大胆な使い方で見せました。次世代を担う若手では「アルトゥザラ」「プラバル・グルン」「アレキサンダー・ワン」がトップスリーに。「ヴィクトリア・ベッカム」も単なるセレブブランドの枠を超え、実力を増しています。またモードな印象に生まれ変わったカジュアルブランド「Jクルー」、空席になったパリのバレンシアガへ抜擢の噂もある「プロエンツァ・スクーラー」にも注目です。 ◆魅惑のハイジュエリー~アンティーク・ビエンナーレ編~ 今年9月なかばのパリでは、2年に一度開催される世界的な古美術フェア、アンティーク・ビエンナーレが開催されました。第一回開催から数えてちょうど50年を迎えた2012年は、カール・ラガーフェルドが広告イラストを手掛け、世界有数のハイジュエリーメゾンが一斉に新作発表するなど、ファッション的にも欠かせないイベントとなりました。パリのヴァンドーム広場で100年以上の歴史を誇る「ブシュロン」「ヴァン クリーフ&アーペル」「ショーメ」のグラン・サンクメンバーをはじめ、フランス発祥で世界の王者に君臨する「カルティエ」、最高峰のウォッチ・マニュファクチャー「ピアジェ」、ニューヨーク5番街から参加の「ハリー・ウィンストン」と、本誌でもおなじみの人気ブランドによる華麗なコレクションをご紹介します。 ◆パリコレ・バックステージ ビューティ 毎シーズン、世界トップクラスのヘア&メーキャップ・アーティストが集うパリ・コレクション。2013春夏、メーキャップではナチュラル志向な中に、茶系の太め眉が復活しています。ヘアでは、カラーパウダーやカラースプレーを部分的に使ったセルフ&クイックチェンジが、次なるトレンドになりそう。「シャネル」「ディオール」「ミュウミュウ」など、気になるブランドのバックステージから最新のビューティ情報をお届けします。 他にもコレクションやモードに関するさまざまな情報をお届けする充実の1冊です。 (2012年11月21日発売、A4変型、194ページオールカラー、1,400円)
2012-13秋冬パリ・オートクチュール・コレクション号 好評発売中! モードェモードNo.360では2012年7月初旬にパリで開催された2012-13秋冬オートクチュール・コレクションの模様をお伝えしています。 伝統ある“真のオートクチュール”と呼ぶにふさわしいトップ7メゾン ― シャネル、ディオール、ゴルチエ、ジバンシィ、ヴァレンティノ、アルマーニ、ヴェルサーチ ― をフォーカスし、ランウェイで実際に発表された全作品をくまなく拾い上げ、美しく見やすいヴィジュアルで各作品の魅力を詳細にリポート。 また、同期間にヴァンドーム広場を中心に催された、由緒正しきハイジュエラーたちによる新作コレクションも、いち早くご覧いただけます。特に今回は各メゾンとも9月に参加を予定しているアンティーク・ビエンナーレのプレビューも兼ねており、例年以上にゴージャスで華やかな賑わいをみせました。 クルーズ&プレ・コレクションでは、ヴェルサイユ宮殿を舞台にしたシャネルをはじめ、ランバンやカルヴェン、アクネなど、リアルなおしゃれを提案することで定評のあるブランドからホットな新作が登場します。 さらに、デザイナーへのインタビューや、バックステージで繰り広げられるトップアーティストたちによるヘア&メイク、会場に集まったセレブやエディターたちのおしゃれスナップなど、コレクションの舞台裏にも迫りながら、あらゆる角度で世界の頂点にたつメゾンの“エスプリ”をご紹介します。 芸術の秋にぴったりな、この世のものとは思えない美しさに溢れるオートクチュールの世界をぜひ、ご堪能ください。 No.360の主なコンテンツ(表紙:シャネル) ◆2012-13秋冬パリ・オートクチュール・コレクション 今季シーズン開催前から注目を集めたのは、ラフ・シモンズによる新生「クリスチャン・ディオール」。不世出の天才ジョン・ガリアーノの後任という大きな期待を一身に背負いながらも、マニッシュなタイユール作品や軽やかなイヴニングで、若さと現代感覚にあふれたフレッシュな“ディオールレディ”像を創出しました。 カール・ラガーフェルドによる「シャネル」は、マリー・ローランサンの絵画からパステルピンクとシルバーグレーを拝借し、アイコンのツイードスーツに甘さと軽やかさを添えました。刺繍のルサージュや羽根のルマリエなど、傘下にあるオートクチュールアトリエとの見事なコラボレーションが開花し、ラストルックには全面をホワイトフェザーで飾り立てた、まったく新しいローブ・ドゥ・マリエ(ウエディングドレス)が登場し、場内を拍手喝采の渦で包み込みました。 19世紀フランスの作家で男装の麗人としても知られたジョルジュ・サンドにオマージュを捧げたのはジャンポール・ゴルチエの「ゴルチエ・パリ」。サンドの恋人で同時代の詩人アルフレッド・ミュッセに見立てたダンディなメンズモデルたちも同じ舞台に立たせ、クラシックかつマニッシュな新作を披露しました。 ほかにも、夜の世界に迷い込んだ、古代神話に登場するミューズたちを繊細なコレクションに展開したマリア・グラツィアとピエールパオロの「ヴァレンティノ」、思い出深いホテル・リッツのサロンを舞台に、新発売のハイジュエリーと共に発表したドナテッラ・ヴェルサーチの「アトリエ・ヴェルサーチ」、陽の光の変化にインスピレーションを得て、淡いブルーからナイトブラックへと徐々に色を変化させながら、昼と夜の装いを提案したジョルジオ・アルマーニによる「アルマーニ・プリヴェ」、南欧のジプシーたちにみられる華美なスタイルを、細長いシルエットや神経質なまでに緻密な刺繍でゴージャスに表現した「ジバンシィ・バイ・リカルド・ティッシ」と、どれもディテールにいたるまで見応えたっぷりです。 ◆魅惑のハイジュエリー 今シーズンのハイジュエリー各メゾンは、9月にグラン・パレを会場に催される2年に1度のビッグイベント、アンティーク・ビエンナーレ出展に向けた新作コレクションの一部をプレビューとして発表しました。まず注目は、今季からクリエイティブディレクターが新しく替わった「ブシュロン」。35歳の若きフランス人女性、クレール・ショワンヌは、150年以上の歴史あるメゾン・ブシュロンを、よりモダンに、よりフェミニンに生まれ変わらせた期待の新人です。クレールのフレッシュな感性と宝石職人たちの熟練技が見事に融合した新作を、クレールへのインタビューと共にご紹介します。「ヴァン クリーフ&アーペル」は、メゾンに代々伝わる金言をもとに“パレ・ドゥ・ラ・シャンス(幸運の宮殿)”というテーマに辿り着きました。流れ星やてんとう虫、四つ葉のクローバーやユニコーンなど様々な“ラッキーチャーム”を、あらゆる国や時代からかき集めて、希少な輝きを放つカラフルな宝石をふんだんに使った、豪華なのにキュートなハイジュエリー作品を生み出しました。また、同じくヴァンドーム広場に軒を連ねる「ショーメ」と「メレリオ・ディ・メレー」の2大老舗メゾンや、スイス・ジュネーブに本社を置くジュエリーウォッチの最高峰「ピアジェ」、今年で誕生から80周年を迎えた「シャネル」のハイジュエリー、ヴィクトワール・ドゥ・カステラーヌの洗練されたクリエイティヴィティが光る「ディオール」ハイジュエリーなど、それぞれに個性あふれるコレクションを発表しています。 ◆バックステージ&オフ・ザ・ランウェイ リポート オートクチュール各メゾンの舞台裏から、コレクションになくてはならないヘア&メイクの創作プロセスを追った「バックステージ」、パパラッチの群がるショー会場やフロントロゥにあでやかに姿を見せたVIPたちのおしゃれをフォーカスした「オフ・ザ・ランウェイ」と、恒例の2大リポートもお届けします。 ◆シャネル・クルーズコレクション in ヴェルサイユ 今年のシャネル・クルーズコレクションは、フレンチ・エレガンスの象徴でもあるヴェルサイユ宮殿の庭園内にある“三つの泉の木立ち”を舞台に選びました。太陽王ルイ14世の命により、時の天才造園家ル・ノートルによって設計された、緑の柵と3つの噴水が美しいこの庭園をランウェイに見立てて、まだ陽の明るいパリの夏の夕暮れ時に、優雅にひそやかにランデブーを楽しむ公爵と貴婦人の姿を、カール・ラガーフェルドは遊び心いっぱいに現代に再現。スイーツのように甘いパステルカラーや、レース、フリル、刺繍、花飾りやリボンのロココモチーフが、ロックなストリートスタイルと見事に融合しています。 ◆2012-13プレ・コレクション シャネルのクルーズ・コレクションに続いて、今年の年末から来年の春先までに展開されるプレ・コレクションから、注目のブランドをピックアップ。ランバンやヴァレンティノ、ジバンシィらお馴染みのメンバーに加え、今回はカルヴェンとアクネの2つの急上昇ブランドが登場します。また、ゴルチエは秋の新作を、東京・銀座の「ゴルチエ銀座店」おすすめコーディネートとともにご紹介します。 他にもコレクションやモードに関するさまざまな情報をお届けする充実の1冊です。 (2012年8月21日発売、A4変型、194ページ・オールカラー、1,400円)
モードェモード「2012-13秋冬パリ・ミラノ・ロンドン・ニューヨーク プレタポルテ・コレクション号(No.359)」では、各都市で話題になった総勢108ブランドの新作を中心に、盛りだくさんの内容で「モード界の今」をお伝えしています。 359号の主なコンテンツ (表紙:ランバン) ◆巻頭特集:CHANEL and JAPAN ~3日間のスペシャルイベント パリコレ終了から2週間後の3月21日、22日、23日の3日間にわたり、東京を舞台にしたシャネルのスペシャルイベント「CHANEL and JAPAN」が行なわれました。このイベントは、東日本大震災から1年を経、復興に向け日々邁進する日本の人々にエールを送りたい、とパリのシャネル社が一丸となって企画したもの。8年ぶりの来日となるカール・ラガーフェルドを始め、ヴァネッサ・パラディ、サラ・ジェシカ・パーカー、カリーヌ・ロワットフェルドらセレブ達が東京に大集合し、2012春夏オートクチュール・コレクション・ショーほか、盛りだくさんのイベントで楽しませてくれました。その3日間の模様を、カール・ラガーフェルドへのインタビューもまじえ、お伝えします。 ◆2012-13秋冬トレンド・エクスプレス パリ、ミラノ、ロンドン、ニューヨークと、4都市で発表されたコレクションから気になるトレンドをピックアップ。今シーズンは何と言っても“ダーク”がキーワードになりました。ブラックを筆頭に、深いトーンのブルーやグリーン、渋みのあるレッドやゴールドの色が席巻し、ここ数シーズン続いたポップでカラフルなムードに少し変化が出ています。インスピレーションでは、ダークの流れからきた“ゴシック”や“バロック”の新しい表現法に注目。また、アイテムでは長らく続いたスカートに替わって“パンツ”が次なる主役へとシフトしています。 ◆2012-13秋冬パリ・プレタポルテ・コレクション 今シーズンのパリは「シャネル」「ヴィトン」「ランバン」のビッグ3に注目が集まりました。アメジストやクリスタルの巨大なレプリカを会場に再現した「シャネル」は、水晶のグラフィカルなフォルムと宝石のような輝きを、伝統的な仕立て技術とハイテク素材を駆使して服に取り入れました。マーク・ジェイコブスによる「ルイ・ヴィトン」は、20世紀初頭の駅をイメージした舞台に、ショー開始の合図とともに本物の汽車が汽笛を鳴らして到着するというダイナミックな仕掛けで、メゾンのコードである“旅”を見事に表現。さらに期間中、装飾美術館で開幕した回顧展『ルイ・ヴィトン-マーク・ジェイコブス』へもご案内します。そして「ランバン」は、今季で就任10周年を迎えたアルベール・エルバスの優れた手腕のもと、アニバーサリーにふさわしい華やかでフェミニンなコレクションを披露し、大喝采を浴びました。また、今季限りで辞任したステファノ・ピラーティによる「イヴ・サンローラン」、3月末に日本でも初のショーを開いて注目を集めるピーター・コッピングの「ニナリッチ」など、“旬のパリ”を、バックステージやオフ・ザ・ランウェイなど恒例コーナーと共にリポートします。 ◆アルベール・エルバスによるランバン、10年の軌跡。 今季のパリで話題のひとつ、就任10周年を迎えた“アルベール・エルバスによるランバン”にスポットを当てたミニ特集です。1997-98秋冬にデビューした「ギ・ラロッシュ」ですぐさま頭角を現し、一時期イヴ・サンローラン氏の後継デザイナーを務めるほどまでに活躍したアルベール・エルバスは、2002-03秋冬コレクションより「ランバン」に就任。パリで最古の歴史を誇るメゾンを21世紀に見事に蘇らせ、近年まれにみるモード界きっての大ブレイクを果たしました。本誌では、その間全シーズンのコレクションから代表作をピックアップ、アルベールの洗練されたクリエーションの数々を振り返ります。 ◆『ジャンポール・ゴルチエのモードプラネット』展 昨年、カナダのオントリオールで開催され、以後アメリカ、ヨーロッパと世界を巡回中の展覧会『ジャンポール・ゴルチエのモードプラネット』をご紹介します。ゴルチエ初となるこの大規模な回顧展では、永遠のテーマである“パリ”をはじめ、“エスニック”“パンク”“マリニエール”など、ゴルチエ作品に欠かせない要素を、キーワードごとにカテゴライズし、過去のアーカイブ(プレタポルテ、オートクチュール、メンズ)から代表作を展示。その足跡は、男性用に初めて開発したロングスカートや、90年代の幕開けを飾ったマドンナのツアー衣装など、モード史に残る作品の集大成でもあります。1976年にパリ・モード界にデビューし、現在に至るまで一度も休むことなく、そして常にトップの座に君臨し続ける偉大なるクチュリエ、ゴルチエの魅力あふれる世界観を、美術館を訪れた気分でお伝えします。 ◆2012-13秋冬ミラノ・コレクション 今季のミラノで一番の話題は、ラフ・シモンズによる最後の「ジル・サンダー」です。ラフ・シモンズについては数か月前から、パリのディオールへ移籍の噂が囁かれるようになりましたが、今回の辞任のお知らせは期間中、それもショー本番のわずか2日前に突然発表されたため、業界内には衝撃が走りました。数シーズン前から50年代のパリ・オートクチュールに影響を受けた作風が特徴立っていたラフですが、今回の作品ではその腕にさらに磨きがかかっています。他にも、「プラダ」や「ボッテガ・ヴェネタ」、「フェンディ」や「ドルチェ&ガッバーナ」など、ミラノには大人の女性が満足できる完成度の高いコレクションが勢ぞろいです。 ◆2012-13秋冬ロンドン・コレクション 今年は夏のオリンピックやエリザベス女王戴冠60周年記念式典など、世界中から熱い注目を集めているロンドン。ファッションシーンにおいては、いつの時代も才能あふれる若手の活躍が、この街の起爆剤となっています。その中で今シーズン、最もホットな話題を提供したのは、サラ・バートンが指揮するアレキサンダー・マックイーンのセカンドライン「McQ(マックキュー)」による初ショーでした。ブランドのDNAであるテーラリングの技を随所に活かし、ミステリアスな夜の森をイメージした舞台で、見ごたえのあるコレクションを披露。今後の成長が楽しみなブランドのひとつです。他にも「ジャイルズ」「メアリー・カトランズ」「ピーター・ピロット」など、個性豊かなセントマーティンズ系のメンバーたちも、シーズンを追う毎に実力を増し、注目です。 ◆2012-13秋冬ニューヨーク・コレクション ロンドン同様、ニューヨークももはや若手の活躍なしには語れません。「アルトゥザラ」や「ジェイソン・ウー」「アレキサンダー・ワン」ら、若手の中でもトップクラスのメンバーによるコレクションは、クリエーションとビジネスの両方が非常にバランス良く表現されています。なかでも本誌が注目するのは、デジタルプリントとクチュール感覚をミックスした華やかな作風が特長の「プラバル・グルン」です。今季よりアメリカ市場に再上陸を目指す日本のアパレルブランド「ICB」のディレクションも兼任する彼に、3月に初来日を果たした際にインタビューをおこない、フレッシュなパーソナリティに迫りました。一方、かつては若手の雄で、今ではすっかりベテランとしてニューヨークの王者に君臨する「マーク・ジェイコブス」も、若手に負けないエネルギッシュなコレクションでニューヨークを沸かせました。 他にもコレクションやモードに関するさまざまな情報をお届けする充実の1冊です。 (2012年4月21日発売、A4変型、196ページ、1,400円)
2月21日発売のモードェモード最新号(No.358)では、1月下旬にパリで行なわれた2012春夏オートクチュール・コレクションの模様をお伝えしています。 シャネル、ヴァレンティノ、ディオール、ゴルチエ、ジバンシィ、アルマーニと、お馴染みのトップブランドに、今シーズンは8年ぶり復帰となるアトリエ・ヴェルサーチを加えた、現代のオートクチュールを代表する7メゾンの新作を、バックステージリポートとあわせて、全ルックあますとろころなく紹介しています。また、会場に集まったセレブやエディターたちの最新のおしゃれを楽しめる、好評のオフ・ザ・ランウェイ・リポートも。 ハイジュエリー特集では、ヴァン クリーフ&アーペルとピアジェの最新レポートに加え、昨年3月に亡くなったハリウッド黄金期を代表する女優、エリザベス・テイラーの遺品オークションを大々的にご紹介。“世紀の美女”“恋多き女”で知られたテイラーが、数々の恋物語とともに後世に遺した、膨大にして貴重なコレクションを見ごたえたっぷりに紹介する永久保存版です。 眺めているだけでうっとりする、美しく、華麗なオートクチュール・コレクションの世界を、あなたものぞいてみませんか? 358号の主なコンテンツ ◆2012春夏パリ・オートクチュール コレクション 飛行機の機内を再現した舞台でオートクチュールの真髄を見せたシャネル。飛行機の窓から見える空模様の変化を、さまざまなトーンのブルーと、星屑のように細かく散りばめた立体刺繍とともに表現し、ファンタジックな世界を繰り広げました。現代のマリー・アントワネットをイメージしたヴァレンティノ・クチュールは、やさしいタッチで描かれた花柄のタフタにデリケートなレースや緻密なディテールワークを加えて、おとぎばなしのヒロインのように無垢な女性像を描き上げました。スキャンダラスに時代を駆け抜けたエイミー・ワインハウスにオマージュを捧げたゴルチエ・パリでは、衣装もヘアメイクも、エイミーそっくりに真似たスタイルを、上質素材と職人技で洗練させました。後継デザイナー未定のまま、デザインチームによりオートクチュールを継続したディオールは、メゾンのコードをベースに、軽やかな素材とモノトーンで気品あふれるコレクションに仕上げました。8年ぶりに復帰したアトリエ・ヴェルサーチについては、コレクション終了後、デザイナーのドナテッラにインタビューを敢行。また、リカルド・ティッシによるジバンシィ、ジョルジオ・アルマーニによるアルマーニ・プリヴェなど、芸術性あふれる美しいコレクションを全ルック、あますところなく紹介しています。 ◆ヴァン クリーフ&アーペルの美しき世界 好評のシリーズ「魅惑のハイジュエリー」で、今シーズンフィーチャーしたのは、100年以上の歴史をもつパリ屈指のハイジュエラー、ヴァン クリーフ&アーペルです。ヴァンドーム広場に誕生し、様々な芸術が花開いた20世紀のパリで育まれてきたメゾンのレガシーをあらためて振り返りながら、ヴァン クリーフ&アーペル作品の美しさの秘訣に迫ります。貴重なアーカイブ作品とそれぞれにまつわるエピソードに加え、今季のパリ・オートクチュール期間に発表された新作ハイジュエリーと、SIHH(ジュネーブサロン)でお披露目された新作ウォッチもあわせてご紹介します。 ◆世紀のオークション!ザ・コレクション・オブ・エリザベス・テイラー 2011年12月、ニューヨークの著名なオークションハウス、クリスティーズで故エリザベス・テイラーの遺品コレクションが開催され、大きな話題となりました。今号では、この世界的に注目を集めたオークションに実際に出品され、予想を大きく上回る売り上げを記録した貴重なコレクションの中から、ハイジュエリーとオートクチュールをフィーチャー。それぞれのアイテムに隠された数々の愛のエピソードを紹介しながら、“世紀の女優”エリザベス・テイラーの伝説に迫ります。 ◆シャネル メティエダール コレクション「パリ-ボンベイ」 シャネルが毎年12月に発表する、限りなくオートクチュールに近いプレタポルテ、メティエダール コレクションの今年のテーマは「パリ-ボンベイ」。インドのボンベイ(現在のムンバイ)にスポットをあて、マハラジャに代表される華麗にして独自の伝統文化をもち、近年は映画やIT産業で成長の著しいインドを、ファンタジックに再現しました。ジュエリーのようなボタン使いやコスチュームジュエリー、メンズライクな仕立てのスーツに、サリーやターバンを想起させる優雅なドレープなど、インドのアイコンをシャネルらしくスタイリッシュに、現代的に、表現しています。 ◆ピーター・フィリップスのつくるシャネル 現代を代表するメーキャップ・アーティスト、ピーター・フィリップスがシャネルメーキャップ部門のクリエイティブディレクターに就任して、今年で5周年。毎シーズン、バックステージで現代のシャネル像を、斬新なメーキャップを通して表現してきたピーターが、この春、満を持して新作ファンデーションを発表します。“パーフェクト”を目指し、自社ラボとのたゆまない研究を積み重ね、ようやく誕生した渾身の作を、これまでのシャネルにおけるピーターの仕事ぶりと重ねて、魅力たっぷりにご紹介します。 他にもコレクションやモードに関するさまざまな情報をお届けする充実の1冊です。 (2012年2月21日発売、A4変型、188ページ、1,400円)
モードェモード357号では、世界4大都市で発表された2012年春夏プレタポルテ・コレクションの模様をお伝えしています。 華麗なる“美のサーキット”の開幕を告げたニューヨークは、ディオールの次期アーティスティックディレクターの最有力候補と目されるマーク・ジェイコブスを筆頭に、今シーズンも大いに賑わいました。個性派ぞろいのロンドンでは、バーバリーやポスト・マックイーンのジャイルズなど、この街でしか生まれないユニークな才能が芽吹いています。大御所デザイナーで彩られるミラノは、今や世界のトレンドを引っ張るプラダ、今年90周年を迎えたグッチなど、見逃せないコレクションが満載。そして、サーキットのトリを飾るパリでは、ルイ・ヴィトンやシャネル、ヴァレンティノ、ランバンなど、うっとりするほど美しい作品が目白押しでした。 軽やかな春夏気分をお楽しみいただける、充実の1冊です。 ◆2012春夏トレンドエクスプレス 昨年から続く、色とりどりのカラーとデジタル・フラワー・プリントが、今シーズンは満開の時を迎えました。甘いパステルカラーをまとったレースや、綿菓子のようなホワイトオーガンジーなど、スイーツのような色と素材が今シーズンを象徴するトレンドです。インスピレーションでは、海のモチーフや人魚姫のイメージが新たに浮上。スタイリングでは、シャツ&パンツでマルチカラーのフローラルプリントを全身にまとうのが、今年らしい提案です。 ◆パリ・プレタポルテ コレクション 開幕前から大きな注目を集めた、マーク・ジェイコブスのディオール就任問題も、結局は未決定のまま2012春夏シーズンを迎えたパリ。渦中の人、マークが手掛けるルイ・ヴィトンは最終日に登場。真っ白なメリーゴーランドにドールのようなモデル達を乗せ、細部までデリケートに仕上げたファンタジックなコレクションで圧倒的な魅力を放ちました。同じく、舞台一面を白一色で覆い、夢のような海底世界へといざなったのはシャネル。海の泡から誕生した美の女神・ヴィーナスや、人魚姫とその姉妹たちを想わせる、フレッシュでみずみずしいスタイルが続々登場。また、アンティークレースをコットンでカジュアルに表現したヴァレンティノや、キュートなミニスタイルにカラフルなイカット柄をのせたギョーム・アンリのカルヴェンなど、見逃せないコレクションが集結しています。 ◆ミラノ コレクション オートクチュール全盛の50年代へのオマージュが続くミウッチャ・プラダによるプラダ。今シーズンは、フェミニンなワンピースやプリーツスカートに、キャディラックなどの“アメ車”モチーフと、車が登場する“アメコミ(50年代アメリカン・コミック)”プリントが、ロリポップのようなキャンディカラーで登場。靴やバッグとのトータルコーディネートも注目です。ドルチェ&ガッバーナは、デザイナーのルーツである南イタリアから新鮮な野菜のプリントをドレスの上に散りばめました。また、今シーズン限りでブランド終了すると発表したD&Gのラストコレクションも必見です。 ◆ロンドン コレクション 先ごろウンガロを辞任したジャイルズ・ディーコンは、今シーズンは自身のブランドに専念したことで、シルバーレザーのカットワークや羽根刺繍のドレスなど豪華なコレクションを完成させました。ジョナサン・サンダースやピーター・ピロット、アーデムやメアリー・カトランズといった若手デザイナーたちも、美しい色と柄、フェミニンなシルエットをベースに、それぞれの個性を存分に発揮。トレンドや着やすさも意識しながら、ロンドンのデザイナーらしく、誇り高いアーティスト魂がはじけたシーズンとなりました。 ◆ニューヨーク コレクション ニューヨーカーにとって忘れることのできない9.11から10周年を迎えた今シーズン。コレクションを主催するCFDA(米国ファッション協議会)の現議長ダイアン・フォン・ファステンバーグは、フィナーレで客席に小さな星条旗を配ることで、全デザイナーを代表して犠牲者への追悼と愛国の念を込めました。いっぽうで、この街の未来を担うニューフェイスたちの活躍も盛んでした。中でも安定して優秀なのが、アレキサンダー・ワンやジェイソン・ウー、フィリップ・リムらアジア系デザイナー。今シーズンはシンガポール生まれ、インド出身のプラバル・グルンも仲間入りしました。また、ヴィクトリア・ベッカムやレイチェル・ゾーらセレブによる新進ブランドのコレクションも注目です。 ◆パリコレ バックステージ&オフ・ザ・ランウェイ リポート ヘア&メイクの詳細がわかる、恒例のバックステージリポート。今シーズンは“海”や“マーメイド”がトレンドとして浮上していることから、水に濡れたようなウエット仕上げのヘアに注目です。メイクでは、赤いリップが印象的なイヴ・サンローランや、赤いアイシャドーで強さを見せたミュウミュウなど、「赤」がポイントカラーとして依然人気でした。また、今シーズンのパリは連日30℃の夏日を記録した、季節外れの天候に見舞われたせいで、会場に集まるエディターやセレブ達の着こなしにも大きな変化が見られました。ランウェイから発信されたトレンドが、実際にはどのように支持を集めているか、トレンド別に分析したオフ・ザ・ランウェイ リポートは、巻頭のトレンドエクスプレスとの見比べもおすすめです。 他にもコレクションやモードに関するさまざまな情報をお届けする充実の1冊です。 (2011年11月21日発売、A4変型、188ページ、1,400円)
<MODE et MODE 2011-12秋冬パリ オートクチュール・コレクション号> モードェモードNo.356では2011-12秋冬パリ・オートクチュール・コレクションのレポートを中心にご紹介しています。 2011-12秋冬シーズンのラストを飾るのは、華やかなパリのオートクチュール・コレクションです。モードェモードでは、世界の頂点に立つトップ6メゾンのファッションショーで披露された全作品をくまなく掲載。それぞれに個性が際立つ、見事なクリエーションの全貌を、ランウェイ、バックステージの両面からたっぷりとご堪能いただけます。 中でも今回、本誌が注目したのは、マリア・グラツィア・キウリとピエールパオロ・ピッチョーリのデザインデュオが手掛けるヴァレンティノ・クチュールです。コレクション発表の1週間前、本拠地ローマで60年続くヴァレンティノのオートクチュールアトリエに、デザイナー2人を訪ねインタビューを敢行。熟練した職人達の仕事ぶりとあわせて、新時代のエレガンスを牽引するヴァレンティノのクリエーションの秘訣に迫る、待望のスペシャルレポートです。 また、オートクチュールと同期間に発表された、パリのトップハイジュエラーたちによる最新コレクションや、来春の気分を先取りするクルーズ&プレ・スプリング・コレクションも必見です。 356号の主なコンテンツ ◆2011-12秋冬パリ・オートクチュール・コレクション 7月初旬の4日間にパリで開催されたオートクチュール・コレクションは、まさに芸術の祭典。“古き良きロシア”に想いを馳せ、フレッシュな感性で表現したヴァレンティノ・クチュール。夜のヴァンドーム広場を再現した舞台で、スーツやドレスに光輝く刺繍を散りばめ、満点の星のごとくファンタジックな世界へといざなったシャネル。「日本へのオマージュ」と題し、東日本大震災へのチャリティーも兼ねたジャポネスクな作品はジョルジオ・アルマーニ・プリヴェ。映画「ブラック・スワン」にインスピレーションを得て、パリならではのシックさとエレガンスにユーモアのエスプリを効かせたゴルチエ・パリ。正式な後継デザイナー不在のまま披露されたクリスチャン・ディオール。ピュアなホワイト一色で新境地を見せたジバンシィ・バイ・リカルド・ティッシ。夢あふれるクリエーションと、それを現実にする高度な伝統技との見事なフュージョンは、いつの時代もファッションの原点は何か?を教えてくれます。 ◆マリア・グラツィア&ピエールパオロがつくるヴァレンティノの魅力に接近! 本誌では、コレクション発表を一週間後に控えたヴァレンティノ・クチュールのローマアトリエへ潜入し、デザイナー2人へのインタビューを敢行。若々しい、フレッシュな感性があふれる新時代のエレガンスを、熟練工の職人たちとのコラボレーションで実現していく2人に、オートクチュールへの思いを語っていただきました。また、普段はめったに公開されることのないアトリエ内部の様子も、フォトレポートでたっぷりご紹介しています。パリコレの舞台で披露された美しい作品が、実際にはどのようにして作られているのかも垣間見ることができます。 ◆魅惑のハイジュエリー 今シーズンもヴァンドーム広場を中心に、パリの老舗ハイジュエラーたちの最新作をご紹介。フランスの初代皇帝ナポレオンの寵愛を受けた、由緒正しきジュエラー、ショーメは今年、ウォッチクリエーションを手掛けて100周年を迎えたのを記念して、特別展を企画。ショーメの歴史と共に、フランスの歴史を知るきっかけともなる、興味深い同展の模様をお伝えします。ヴァン・クリーフ&アーペルは、20世紀に実在した5つの舞踏会から着想し、「伝説の舞踏会」と題したファンタジックなコレクションで、今シーズンも魅了してくれました。カポーティやプルーストなど、著名人が主催する舞踏会の知られざる世界を、うっとりするほど美しいジュエリー作品とあわせて、私たちの前で紐解いてくれます。他に、ディオールやブシュロン、シャネルの新作ハイジュエリーも注目です。 ◆クルーズ&プレ・スプリング・コレクション 今年のクリスマスシーズンから来年の新春にかけてのおしゃれを先取りする、クルーズ&プレ・スプリング・コレクション。5月初旬に南フランスのコートダジュールで開催されたシャネルのクルーズコレクションでは、まぶしい太陽のもとで映える全身白のルックに、エクスクルーシブなシャネルのハイジュエリーがコーディネートされました。カクテル&イヴニングでは、南仏をこよなく愛した画家たちの作品を連想させる、色鮮やかなフラワーモチーフや幾何学模様が、最新の刺繍テクニックで散りばめられ、豪華な一夜を演出しました。他に、ランバン、ヴァレンティノ、ジバンシィ、セリーヌとお馴染みのブランドの最新作に加え、今シーズンはギョーム・アンリによるカルバンが新たに仲間入りしました。 他にも、コレクションやモードに関するさまざまな情報をお届けする充実の1冊です。 (2011年8月20日発売、A4変型、202ページ)
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