なぜ野生生物は絶滅の危機にさらされる?《恐竜の時代の絶滅とは違う現在の絶滅》

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子供の科学にて特集されている、絶滅危惧種。

世界では、4万種以上の動物たちが絶滅の危機にさらされています。

 

《危機に瀕する絶滅危惧種たち》4万2100種類以上が絶滅の瀬戸際に立たされている

 

以前、絶滅危惧種の『レッドリスト』と呼ばれる絶滅が心配される野生生物については、
上記の記事にてご覧いただけます。

 

そして今回は、『なぜ野生生物は絶滅の危機にさらされる?』についてピックアップします。

 

なぜ野生生物は絶滅の危機にさらされる?

 

 

今起こっている絶滅は過去の絶滅とは違う

 

多くの生物たちがどうして絶滅の危機に立たされているのでしょうか。

地球の歴史を振り返ると、恐竜やマンモスなど数多くの生物が絶滅してきました。

6500万年前、白亜紀末にほとんどの恐竜が絶滅したのを含めて、
過去、大規模な生物の絶滅(大量絶滅)が5回(ビッグ5と呼ばれる)も起っていることが明らかになっています。

 

こうした大量絶滅を引き合いに出すと、現在進行している生物の絶滅も、
長い地球の歴史においては、ありふれた出来事のように思われるかもしれません。

しかし、過去の大量絶滅が火山の噴火や小惑星の衝突といった自然現象が原因であるのに対して
現在の絶滅は私たち人間の活動が原因であると考えられています。

 

人口増加にともなう環境破壊

 

原因の1つとして、真っ先に挙げられるのが生息地の破壊です。

少子高齢化により、人口が減っていくとされる日本と異なり、世界では人口は増え続けていて、
2022年に80億人を超えました。

これだけ多くの人が生活する場を確保しようとすると森や草原を切り開いて街をつくらなければなりません。

また、人口に見合った食料を生産するための農地を確保することも必要です。

 

その結果、野生生物の生息地が失われ、そこにいた野生生物は絶滅に追いやられようとしているのです。

 

さらに私たちが利用する工業製品の製造過程で出た排水を皮や海に流したことで、
魚や水生生物の生息に適さない川、海に変えてしまいました。

 

 

豊かな食生活のための過剰な捕獲

 

現在、私たちが食べている食糧の多くは、農作物や家畜の肉など、一見野生生物を消費していないように思えます。

しかし、魚介類など自然に育った生物も利用していて、
過剰に捕獲することで多くの野生生物の個体数を減らしてしまいました。

私たちの豊かな食生活を支えるために行われた乱獲もまた、野生生物を絶滅に追いやる原因なのです。

 

外来種を持ち込んだのも人間

 

さらに人間が元々いなかった野生生物を持ち込んだことも、生態系を乱す原因になっています。

野生生物は、それぞれの環境に合わせて進化してきたため、
たとえば、肉食動物がいない環境に暮らす生物は肉食動物から逃れる術を持っていません。

そんな環境に強力な肉食動物が持ち込まれると、肉食動物にとっては獲物が食べ放題。

在来の生物は急速に数を減らしてしまいます。

 

身近なところでは、北アフリカ原産のオオクチバス(ブラックバス)が
日本の湖沼、河川に持ち込まれた結果、在来の淡水魚が減ってしまいました。

 


 

本誌では、さらに詳しく野生生物の絶滅に近づく原因を紹介しています。

漢字にはふりがながふられているので、親子でお楽しみいただけます。

 

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