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2024年8月23日から上映され、今大ヒット中の映画『ラストスマイル』にて主演の満島ひかりさん。
日経ウーマンでは、満島ひかりさんにインタビューをしています。
これまでと違う体感でカメラの前に立っていた

「監督が塚原あゆ子さん、脚本が野木亜紀子さんと聞いて、2人と同じ作品で出会えることがうれしかった」
映画『ラストスマイル』は、超絶人気な連続ドラマ『アンナチュラル』と『MIU404』の世界線と交差する
ノンストップサスペンスエンタテインメント。
満島さんが演じるのは、世界的ショッピングサイトの関東センター長、舟渡エレナ。
ですが、配送先で段ボールが爆発し、連続爆破事件へと発展していきます。
「物流を止めるべきだとの声があがるなか、エレナは止めずに事件を解決しようと考えます。それは、物流システムには大勢が関わっていることを知っているから。そういうマクロの考えは理解されにくく、大きなシステムのなかでは、ひとりがどれだけ叫ぼうとも何も変えられない悲しさも感じました。だからこそ、人と人との間に少しでも存在する温かさを愛おしくも思えたんです」
未曾有の事態に陥ってもエレナが孤軍奮闘し、その間にこぼれてくる一瞬の葛藤や揺らぎに共感させられます。
「エレナは意志を貫く強さがありながら、一方ではぐずぐずするようなカッコ悪さもあって。そんな不安定さも面白く、頑張る女性を応援できる役だと感じています。撮影中は、日常と密接するあまりに大きな物流と現実とを何度も行き来してしまう不思議な状態でした。私の特性をわかっていたんでしょうね。塚原さんと野木さんに転がされたなという気がしています」
自分の人生も映画の撮影でも「いつまでも新人でいられる」と実感したことで
仕事への向き合い方を意識的に変え、作品との出合いをよりおおらかに大切にしようと気持ちを新たにしたといいます。
その直後の今作には「これまでと違う体感で、カメラの前に立っていた」と言います。
「30代になってから、お芝居や芸能とは違う世界の方との交流がさらに増え、仕事とは関係なく旅に出ることも増えました。特別であることが当たり前な世界で、『私の代わりはいる』という恐れを本当に深く手放したかったのかもしれません。それぞれのなかに未知の可能性があるのなら、“豊かに丸くなる”自分を見てみたいと思うようになって。まだ慣れずに失敗もしますが、ゆっくり新しい筋力を鍛えているところです」
本誌では、満島さんのインタビューの続きや、老後のためにそなえていることなどに答えています。
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