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ハードボイルドアクションの金字塔、『北斗の拳』に出てくる『経絡秘孔』は人体の神経の流れを司る急所のこと。
ひと突きで『ひでぶ』と相手を倒すこともできますが、
それだけではなく秘孔を突くことで致命的な不調を回復させることも可能です。
経絡秘孔についてはフィクションですが、東洋医学の世界で何千年もの間継承され、
今なお医療の現場で活用されている経穴=ツボはリアルな治療メソッド。
その実力は世界保健機関(WHO)も認めています。
それならば、セルフケアの術として活用しない手はないのではないでしょうか。
Tarzanでは、これさえ覚えておけばよしという名穴から、さまざまな悩みに対応する経穴まで
『科学的に正しいツボ押し』について特集しています。
そもそも『ツボ』とは?

『ツボ』とは、エネルギーライン上の気の出入り口
「ツボを押さえた」とか「ツボを心得ている」とか、
要点を掴んでいる様を表す「ツボ」という言葉は鍼灸治療で使われる「ツボ」のこと。
実際に的確なツボを的確に刺激すればカラダの不調の改善が図れます。
その理由は以下の通り。
東洋医学ではカラダに「気」や「血」といったエネルギーが巡っていると考えられています。
その通り道が、全身に14本ある“経路”というエネルギーライン。
肝、心、脾、肺、腎といった臓器に関わる経路12本に加え、カラダの中心線にある“督脈”と“任脈”を合わせて計14本。
この経路上にほとんどのツボ=経穴が存在しています。
経路は互いに繋がっていて「気」や「血」の巡りの不具合が臓器やメンタルの不調、不定愁訴の原因となります。
ゆえに対策はエネルギーの出入り口、ツボを刺激し巡りを整えること。
古来中国の偉大なる知恵です。
西洋医学では治せない第3の痛みに対応する
ひと口に痛みといってもさまざま。
侵害受容器が感じるあらゆる痛み、帯状疱疹などビリビリする神経性の痛み、
さらに機能障害や炎症など原因がないのに生じる“第3の痛み”。
これはストレス、不安、絶望感などから何の変調もない部位に痛みを感じ取る、いわゆる慢性痛の代表格。
本来、痛み情報が脳に伝わると、
脳からのドーパミン経由の指令でセロトニンなどの鎮痛物質が分泌され、痛みが和らぐという仕組み。
ストレスや不安でこの働きが鈍った状態が続くと第3の痛みが生じるのです。
ツボ刺激は脳に働きかけて痛みを和らげるカラダの反応を強化する作用があります。
事実セロトニンが分泌され痛みが軽減する効果が期待できます。
アメリカでは実際、この原理を利用して耳ツボの刺激で戦場に赴く兵士の疼痛管理をしているという話。
これは西洋医学にはできないスゴ技です。
本誌では効かせるツボルール、最強のツボなどたっぷりと紹介されています。
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