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アメリカで行われた形成外科の研究によると、双子1組の顔写真を比較した時、5%の確率で喫煙者である方(または喫煙習慣が長い方)が老けて見えるという結果に。
ほうれい線、唇のシワ、顎の肉の下垂、目のまわりのたるみがより確認できたといいます。
研究者は喫煙がコラーゲンの生成を抑制し、ニコチンが肌の厚みを減らす可能性を示唆。
さて、今のあなたの顔はどうでしょうか?
10年前、いや5年前に比べて老け込んでいないでしょうか。
加齢を言い訳に放置、それどころか見て見ぬふりをしていませんか?
顔を決めるのは遺伝子や運命以外のなにか別のもの。ならばこれから先の顔を若返らせるも老けさせるも、あなた次第。
今号のTarzanでは、老化の仕組みを知って顔を若返らせるメソッドを紹介しています。
そもそも何で、加齢で顔が変化する?原因は?
老けるとは細胞が老化すること
「もう歳だからしょうがない」そんなフレーズが思わず口をついて出るようになった今日この頃。
でも、老化は生物にとって避けることのできない生命現象。10年前の自分にはなかったシワができたり髪に白髪がチラホラ交ざったり、時間の経過とともに見た目が老けていくのはしょうがない。
だって、ものごとは放置しておけば秩序をなくして乱雑になっていくという、エントロピー増大の大法則があるのですから……。
ところが、実はそうでもないらしいのです。
「アメリカでは完全に老化は病気という前提で研究が進んでいます。病気であれば原因があります。原因が分かれば治療ができる。老化が治療対象になってきたんです」と言うのは、抗加齢医療の専門家、上符正志さん。
食が細くなったり腰が曲がるという見た目の老化は、胃腸など臓器や椎間板などの組織の機能低下が原因。
もっと深いところではミクロレベルの細胞の老化が主原因のひとつと考えられるようになってきたといいます。
老けを促す最初のストレスとは?
老化の研究が本格的に始まる前から注目されてきたのが体内で起こる「酸化」という化学反応。これもれっきとした老化の原因。
細胞内にはエネルギーを生み出すミトコンドリアという器官があります。ミトコンドリアは酸素を介してエネルギーを作り出しますが、このとき一部の酸素が反応性の高い活性酸素に変換されます。
活性酸素は周りの細胞を片っ端から傷つけて機能不全に陥らせます。
よく言う「カラダを錆びさせる」状態。若いうちは活性酸素を無効化する抗酸化酵素が豊富に備わっているからダメージは少ないです。
加齢とともにその酵素は減っていくのでダメージは増える一方。
さらに厄介なことに紫外線やストレス、喫煙などの因子があると活性酸素はどんどん増えます。
つまりダブル、トリプルで酸化の害を被ることになります。
「老化の理論は複雑で原因はたくさんあります。そのなかでも酸化によるダメージは大もとで、これをきっかけにその他の現象がランダムに起こると考えられます」
本誌ではさらに、老化に関わる最新トピックを紹介しています。
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