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「あぁ俺の頭、もっとこうだったらよかったのに」そんなふうに思ったこと誰しも一度はあると思うんです。
今これを読んでいるあなた。10代ならおめでとう。脳のゴールデンエイジ。刺激次第で激変。
「もう遅いかも・・・・・・」と肩を落とす中年のあなた。安心してください。
脳の成長は、年齢に縛られません。記憶力も会話力も語学力も、閃き力だって…..。
今からでも鍛えられるものばかり。しかも、90歳まで。脳はちゃんと使っただけ伸びるんです。
必要なのは、正しい知識と少しの習慣、そして継続力。
人生100年時代といわれる今だから、カラダも脳も、一生現役を目指しませんか?
脳は本当に90歳まで成長する!?

脳は委縮する、でも変わる!
1.3~1.4kg。成人男性の脳の平均質量がこれ。でも、もし健康長寿で90歳くらいで大往生を遂げたときには数十g程度脳は軽くなっている。
なぜなら加齢によって脳の体積は徐々に小さく萎縮していくからだ。個人差はあるが、30歳頃から脳の萎縮は始まっているという。体積が小さくなっていく主な原因のひとつは脳の神経細胞が減っていくこと。
1日ごとに10万個単位で神経細胞は死滅していく。東京ドームの客席2回転分の細胞が毎日死んでいくと思うと不安になるが、心配ご無用。
誰の脳も確かに萎縮する。でそもそも神経細胞の数は100億個以上とメモリがデカい。さらに、死滅する一方ではなく新たに生まれる神経細胞もある。
そう、脳の若返りは可能なのだ。
刻一刻と脳の回路は変化を遂げている
神経細胞は単純に新生するだけではない。神経細胞自体が突起を延ばして別の神経回路と新たなネットワークを作ることも分かっている。
「この突起をスパインといいます。スパインはちょっとした刺激ですぐに出現します。
たとえば、本で読んだ言葉や上司からかけられたひと言で人生が変わったというとき、スパインが別のスパインと連結して新しい価値観が生まれるわけです。
高速道路での運転でスピード感覚に順応するときもそうです。食べ物の好みが変わったり海外旅行で生活リズムが変わるというときもスパインが新しい回路を作っていると考えられます」
生きる目標を持つことが認知機能低下を防ぐ!

生きる目標を持つことが重要だ
前述したスパインはただぼーっと過ごしているだけでは現れてくれない。
極端に刺激が少ない生活をしていたり、新しい経験を受け入れることが苦手な人はスパインが出現しにくいと言える。
「面白い実験があります。生きる目標を持っている人とそうではない人の認知機能の違いを比較したものです。高齢になってアルツハイマー病の病変を持っていたとしても、前者の方が後者より認知機能が高かったということが報告されています。
たとえ脳が委縮してもスパイン同士の繋がりが密であれば認知機能は低下しにくいということを試算しています」
つまり、脳の神経細胞の密度をいかに濃くするかが今後の脳力のカギ。量より質なのだ。
本誌ではさらに、脳が若返える真実「場を移すことがストレス回避の最適解」「新しいルートの探索が脳を若く保つ」を紹介しています。
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