現代に効く、親鸞の言葉《心が軽くなるヒント》

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現代に効く、親鸞の言葉《心が軽くなるヒント》

  ◆この記事が掲載されている雑誌は、期間限定で丸ごと1冊読むことができます◆   親鸞は、鎌倉時代前半から中期にかけての日本の仏教家で浄土真宗の宗祖とされる人物。 9歳で出家、20年間比叡山で厳しい修行を積みますが、 迷いの霧が晴れることはなく、聖人は山を下りる決心し法然上人をたずねます。 そして、「どのような人であれ念仏ひとつで救われる」という本願念仏の教えを出遇います。   そんな親鸞の言葉は800年を超えた今でも現代人の悩みにヒントをくれます。 親鸞の教えに通じて5名の僧侶の方々が解説します。  
  何事にも一生懸命なのに人に認められず、まったく報われないと思ってしまいます。   『煩悩具足の凡夫・火宅無常の世界は、よろづのこと、みなもってそらごとたはごと、まことあることなきに、ただ念仏のみぞまことにておはします』   「報われたいと思っている以上、認められたところで安心はでいないでしょう。次の欲求が出てきてしまいますから。親鸞聖人は自らを煩悩にまみれた『煩悩具足の凡夫』と認識し、「火宅無常の世界』という無常なこの世界では、すべてが『そらごとたはごと』だと仰っている。ただひとつ誠なのは、念仏『南無阿弥陀仏』のみ。なぜかというとね、私たちが生きる世界はすべて夢なんですよ。浄土へ還るのは夢から覚めることであり、南無阿弥陀仏は浄土からのメッセージ」 浄土真宗本願寺派僧侶・福間義朝さん  
    同じ年代の友人が、仕事もプライベートも順風満帆で幸せそう。 特に変わり映えしない毎日を送る自分の人生に漠然と不安を感じています。   『無明長夜の燈炬なり 智眼くらしとかなしむな』   「”阿弥陀仏の本願は、煩悩の長い夜を照らす大きな灯です。物事を正しく見る智慧の眼が暗く閉ざされているといって、悲しむことはありません”と詠まれた和讃の一節です。漠然とした不安を抱えていても、その心を覆う暗闇は出口のない闇ではありません。阿弥陀仏の本題は、それは夜の闇だと教えてくださっています。夜を生きているのだと知れば、必ず朝が来ることも知らされる。そうすれば、夜が瞬時に明けなくても、夜明けがいつかはわからなくても、闇を生き抜くことができるのではないでしょうか。その流れの中にいるのだと信じられるなら、安心して生きられると思うのです。不安を感じるというのは、人生を照らす灯に出会うチャンスに違いありません」 真宗大谷派僧侶・名和達宣さん  
  親鸞は今の時代、現代人の悩みにも心を明るくするヒントをくれます。 本誌では、悩みと解決のヒントとなる言葉が紹介されています!   記事の有効期限: 2020年4月14日 Tuesday]]>