
この記事が掲載されている雑誌は、こちらからお読みいただけます。

トランプ大統領が「2029年1月までに火星に到達」と宣言。
イーロン・マスクのスターシップでNASAが35年には星条旗を赤い大地に立てるかも!?
今号のニューズウィーク日本版、スペシャルリポートでは、人類の火星到達という壮大な夢の実現可能性に迫ります。
2029年?2035年?人類が火星に降り立つのはいつ?
火星に宇宙飛行士を送るというNASAの壮大な野心は、今まで以上に強まっているようだ。
地球を出発して火星を訪ね、また地球に戻ってくるには、20億キロ近くを旅しなくてはならない。
そのミッションを成功させるには、技術面と医学面で大きな障害を乗り越える必要がある。
それでも、トランプ政権で政府効率化省(DOGE)を率いる起業家のイーロン・マスクは、自身が経営するスペースX社で火星旅行を商業レベルで実現させることに夢中になっているし、ドナルド・トランプ米大統領も有人火星探査に強い関心を示してきた。
3月5日に米議会で演説したトランプは、「火星に星条旗を立て、さらに遠くへ行く」とぶち上げた。また1月20日の大統領就任演説でも、火星に宇宙飛行士を送る意向を明言。
昨年の大統領選でもたびたびこの赤い惑星に言及していた。昨年10月のペンシルベニア州での選挙集会では、当選した場合の大統領任期が満了する2029年1月までに「火星に到達」すると約束した。
「イーロンに尋ねたんだ。『実現可能なのか』ってね」と、トランプは聴衆に言った。「『もちろん!』という返事だったよ」
トランプは、こうした火星探査計画と、NASAが既に進めている有人月面探査の「アルテミス計画」の関係について語っていないし、最初のミッションが有人探査になるのか無人探査になるのかも明言していない。
一方、マスクは火星への入植をできるだけ早く始めたいと考えていて、今年1月には月探査を「無駄な脇道」と言い切っている。
マスクの考えによれば、人類の存続を危うくする避け難い脅威(小惑星の衝突、核戦争、破滅的な自然災害など)から逃れるための道が火星への入植だという。
「少なくとも火星に都市を建設して多惑星文明を築くべきだ。この点は、文明を長く存続させる上で途方もなく重要なことだと思う」と、2月に出演したポッドキャストの番組で語っている。
本誌では記事の続きがご覧いただけます。
今、ニューズウィーク日本版の定期購読を申し込むと、2007年02月21日(水)発売号からから最新号まで、全ての記事がデジタルアーカイブで閲覧可能になります。
「世界は今、どうなっているんだろう?」
「あの出来事の裏側には何があったんだろう?」
そんな知的好奇心に、国境も時間も超えて応えるのが、ニューズウィーク日本版です。
激動の政治、複雑化する経済、予測不可能な国際情勢。グローバルな視点を持つことは、これからの時代を生き抜くための羅針盤となります。
I LOVE MAGAZINES!
定期購読キャンペーン2025 -Spring-

エントリーしていただいた方から抽選で
「トップカバーアワード」受賞者にちなんだ豪華プレゼントが当たる!!
お好きな雑誌の定期購読 5,000円以上ご購入で応募でき、さらに条件クリアで当選確率アップ!
トップカバーアワード大賞を受賞したえなこさんのサイン色紙をはじめ、他表紙にたくさん登場された著名人に関わるアイテムのプレゼントや、Amazonギフト券なども当たります!
上のキャンペーン画像をタップして詳細をご覧ください!
この記事が掲載されている雑誌は、こちらからお読みいただけます。