生クリームなし・牛乳なしで作る本場ローマ風「本格生たまごカルボナーラ」レシピ

  • 更新日
  • 有効期限 2026.12.10

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dancyu(ダンチュウ)2026-03-06 発売号 (2026年春号)の誌面を基に記事を作成しています。

これほどたまごの偉大さを思い知るパスタがあるでしょうか。

表参道のイタリアン「メゼババ」の髙山 大シェフが、若き日にローマで出会った “生たまごカルボナーラ” です。

シンプルに見えて全6工程に揺るぎない料理哲学が宿っています。 すべての食いしん坊を、恍惚の境地へと誘います。

 

 

プロが教える本格カルボナーラの作り方とチーズ・卵の黄金比

 

1.【濃度】

卵黄は2個分、卵白は1.5個分が濃度の黄金比です。

一定の深さのあるパスタ皿に、全卵1個と卵黄1個分、卵白1/2個分を割り入れます。「1/2個分の卵白を使わないことで、仕上がりがベストな濃さになります」とシェフは言います。

 

2.【口当たり】

皿上でコレでもか!と混ぜることでなめらかな口当たりになります。

卵をフォークで溶きほぐします。濃厚な卵白のコシが完全に切れて、全体が均一になるまで混ぜます。

 

3.【香りと味】

香りと味の要となるチーズと胡椒は、2種を掛け合わせます。

味の土台をつくります。②に塩味が強くコク深いペコリーノ・ロマーノ40gと、芳しい香りのパルミジャーノ・レッジャーノ40gを加えます。

チーズグレーターでおろし、粉状にして各ふたつかみ半加えます。
そこに黒胡椒をミルで60回挽きます

ミルは粒度調節して粗挽き30回、細挽き30回に分けます(髙山さんはミルを粗・細両方出るように魔改造しています)。

 

4.【一体感】

フムス状に混ぜることで、濃厚でトロトロな一体感のあるソースになります。

ソースのベースを仕上げます。③をフォークでひたすら混ぜます
チーズに卵の水分をなじませ、全体が一体感のあるもったりとしたペースト状になるまで攪拌します。

「仕上がりはフムスぐらいの粘度です」とのことです。

 

カルボナーラの具材とパスタをからめて仕上げるコツ

 

5.熱いうちにソースと絡めよう!

 

鍋にたっぷりの量の湯を沸かし、湯の重量の0.7%の塩(材料外)を加え、表示時間通りにパスタをゆでます。

パスタは表面がザラッとしてソースがからみやすいブロンズダイスのスパゲッティーニがお薦めです(今回は比較的買いやすい「ディ・チェコ 1.6mm」を使用しています)。

パンチェッタは、厚さ5mm程度の拍子木に切り、オリーブオイルを入れた小さめのフライパンで、弱火で加熱して脂を引き出します。

パスタがゆで上がったら、鍋から手早くトングですくい、④の皿に移します。

フライパンのパンチェッタを熱した脂ごと一気に加えます。
パスタと熱々の脂でチーズを溶かしつつ卵に熱を入れ、とろみとコクのある極上ソースに変性させます。

両手に持ったフォークとスプーンで、皿の底から持ち上げて上下を返し、ソースをからめながらぐるりと水平に回転させます。これを数度繰り返します。

熱いうちが勝負です!

 

6.【ブースト】

仕上げでさらにチーズと黒胡椒をかけ、香りを炸裂させます。

パスタ一本一本がチーズソースを纏ったら、仕上げに残りのペコリーノ・ロマーノ5gをおろしてザラッとした食感を加えながら、黒胡椒を20回挽き(超粗挽きがお薦めです)、鮮烈な香りを立たせたら完成です。


 

本誌ではさらに、卵の魅力を極限まで掘り下げた大特集「ニュー『たまご』パラダイス」を掲載しています!

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