直熱管アンプの多彩で奥深い世界 20モデル試聴 300B/2A3/211/845/PX25/50/31/VT25/VT52/VT62
テスター=高津 修/篠田寛一
人気・知名度の高い300Bをはじめ、大型送信管や、ベテランにひそやかに愛好される銘球まで、奥深く幅広い直熱3極管の世界。多彩な出力管種と、シングル/プッシュプル、ステレオ/モノーラルと様々な設計のアンプを試聴し、その音の魅力に迫ります。アンプメーカー、設計者が考える「直熱3極管の魅力の源泉」もリポートします。
[試聴アンプ]
春日無線変圧器KA40FMS、ファルコンサウンドFalcon M1、フェーズメーションMA1000、オーディオ・ノートSOUGA、エアータイトATM300、サンバレーLM91A、ウエスギU・BROS300、KTエレクトロニクスHK27、ナグラ300p、エアータイトATM211、トライオードTRX-M845、ソフトンModel 8-50、サン・オーディオSV-TE/50TSX、カトレアthe・ヨーロッパIII、エイフルAsano PX25/VR40 Single、山本音響工芸A010、チューブワークスVT62ロフチンホワイトシングルステレオアンプ、P&CエレクトロニクスVT25/10 Single Stereo Amp.、新 忠篤氏設計・製作オール直熱管30−31・PPステレオアンプ、小林サウンド工房45/2A3コンパチブル・シングル・ステレオパワーアンプK45SX
WE555をフルレンジホーンで聴く テスター=新 忠篤/篠田寛一/土井雄三
WE555用フルレンジホーンを集めて聴き比べます。今回、英国ウェスタン・エレクトリック(WE)30154メタルホーンを復刻したGIPラボラトリーGIP 30154 Hornが登場。WE KS6368の2本使いや、低域増強用としてWE 728Bを同時にフルレンジ再生する変則2ウェイなど、鳴らし方を工夫し、より良い音を追求します。
[試聴システム]
◎ホーン=WE KS6368、WE 22A replica、WE 22A original、WEロンドン30154 replica(GIP 30154 Horn) ◎レシーバー=WE 555、◎低域増強用スピーカー=WE 728B ◎アンプ=WE41A+42A、WE 124 ◎プリアンプ+フォノイコライザー=アルテック1567A+12864-mod. ◎レコードプレーヤー=RCA BQ-2B+グレイ・リサーチ108Cオイルダンプアーム+GE RPX050
「Vintage Analogue」同一タイトルLP盤 新旧聴き比べ テスター=新 忠篤/高津 修/岡田 章
1932年にRCAが送り出した銘直熱3極2A3。現行生産管9本、ヴィンテージ管8本の計17本をシンプルな設計の単段パワーアンプで試聴し、それぞれの音質を探ります。どのようなアンプ設計で良い音が聴けるのか、2A3の使い方の詳細解説も展開します。
[試聴真空管]
◎現行管=ソヴテック2A3、トローナル2A3、エレクトロ・ハーモニックス2A3 EH Gold、プスヴァン2A3B、ゴールデンドラゴン2A3 Premium、JJエレクトロニック2A3-40、エミッションラボEML2A3 Mesh、エミッションラボEML2A3 Solid、KR 2A3
◎ヴィンテージ管=ユナイテッド・エレクトロン2A3W、ハインツ&カウフマン2A3、マルコニー2A3、レイセオン2A3、RCA 2A3、マツダ2A3、ウェスティングハウス2A3、ナショナル(松下)2A3
実験工房 直熱3極管2A3 現行/ヴィンテージ管17機種の聴き比べ テスター=新 忠篤/高津 修/岡田 章
1932年にRCAが送り出した銘直熱3極2A3。現行生産管9本、ヴィンテージ管8本の計17本をシンプルな設計の単段パワーアンプで試聴し、それぞれの音質を探ります。どのようなアンプ設計で良い音が聴けるのか、2A3の使い方の詳細解説も展開します。
[試聴真空管]
◎現行管=ソヴテック2A3、トローナル2A3、エレクトロ・ハーモニックス2A3 EH Gold、プスヴァン2A3B、ゴールデンドラゴン2A3 Premium、JJエレクトロニック2A3-40、エミッションラボEML2A3 Mesh、エミッションラボEML2A3 Solid、KR 2A3
◎ヴィンテージ管=ユナイテッド・エレクトロン2A3W、ハインツ&カウフマン2A3、マルコニー2A3、レイセオン2A3、RCA 2A3、マツダ2A3、ウェスティングハウス2A3、ナショナル(松下)2A3
モノ作り探訪「TAD」 傅 信幸
作り手の思いがこめられたオーディオ製品が生まれ、ユーザーへと届けられる現場を訪ねます。今号は、1975年に創業し、プロ用と家庭用高級スピーカーで実績を積み重ね、数多くの録音スタジオへの導入でも知られるTAD(テクニカル オーディオ デバイセズ ラボラトリーズ)のモノ作りの現場を、山形県天童市に訪ねます。
「Private Study/国産ブランドによるデジタル再生・最前線」 角田郁雄
先進の国産コンポーネントで、ディスクメディアとハイレゾ音楽ファイルからいかに豊かな音が引き出せるか。CD/SACDプレーヤーとD/Aコンバーター、ネットワークプレーヤーを試聴します。ファイル再生にはUSB直結が可能なオーディオ用NASを組み合わせます。
[試聴システム]
◎CD/SACDプレーヤー=ラックスマンD08u、エソテリックK01X、TAD TAD-D1000MK2 ◎D/Aコンバーター、ネットワークプレーヤー=アキュフェーズDC37、スフォルツァートDSP05 ◎NAS=バッファローDELA N1Z
オーディオ・ラボでの教え 第5回「音楽をふくよかに包む真空管アンプの音色を発見」 常盤 清
1970年代後半以後、録音機材はアナログからデジタルへの移行期を迎え、筆者の常盤 清氏が当時在籍した日本フォノグラムも、スタジオのシステムを一新していきます。その中で常盤氏が出会ったのが、ソリッドステート型パワーアンプでは得られない音楽性豊かな真空管アンプの音色でした。92年に発売がスタートした『Stereo Sound リファレンス・レコード』マスタリング時のエピソードも交えながら、振り返ります。
マイ・ハンディクラフト
『管球王国』筆者の熟達した設計による新作・管球式アンプを発表します。回路解説、実体配線図と回路図、パーツリストとともに、製作の過程、完成した実機を、試聴インプレッションを交えて紹介します。
小林 昭◎45/2A3コンパチブル・シングル・ステレオパワーアンプK45SXの製作
前段をハイμ管6N7Gで構成。パラレルフィード方式のトランス結合で出力管45/2A3を強力にドライブし、エネルギーバランスに優れたパワフルな音を聴かせます。セルフバイアス動作の出力管45/2A3の挿し替えにはスイッチ切替えで対応。スタンバイスイッチを装備し希少な真空管の保護にも充分に配慮する設計です。
管球アンプ自作派 リスニング&トーク・セッション
「3台のフォノEQ内蔵一体型アンプでLPレコードの美音を競う」
アンプ自作歴の長いベテランの読者お2人に、フォノイコライザー内蔵インテグレーテッドアンプをご持参いただき、製作の工夫やご苦労、本誌試聴室でのレコード再生の印象を存分に語っていただきます。アンプはCR型EQ回路内蔵の5極管4P55シングルとNF型EQ回路内蔵のビーム管6V6プッシュプルという対照的な設計。聞き手の新 忠篤氏も、連続可変EQ回路内蔵E80Lプッシュプルで参加します。
実践ラボラトリー「自作スイッチBOXでコンパクトなアナログ再生システムを構築」 新 忠篤
クラフトによるスイッチBOXを組み込むことで、コンパクトながら機能が充実した、管球式アンプを核とする音の良いアナログ再生システムを構築します。
[試聴システム]
◎アンプ=アムトランスTU8200TK Modified by Amtrans ◎スピーカーシステム=オーラトーン5C Super Sound Cube、フォステクスGR160 ◎アナログ再生システム=スタントンT.62、シュアーM44G、オーディオテクニカAT-PEQ3
「クラングフィルムの歴史とドイツの名機たち」小林正信
いろいろな戦前の機器
ベルリン・オリンピックの開催が1936年。1938年にはレニ・リーフェンシュタールが監督した記録映画『オリンピア』が公開されました。映画にも登場するのがノイマン製の伝説的なコンデンサーマイクCMV3。その内部には、直熱3極管RE084kと出力トランスが収められています。そのほか、クラングフィルムのトーキー撮影用自動車、1932年頃の初期型「オイロパ」を導入した映画館の断面図など、今号は筆者が収集した戦前のドイツ音響機器にまつわる資料から興味深い写真や図版の数々と、それらの物語を探求します。
2015秋の注目新製品試聴
テスター=小原由夫/篠田寛一/角田郁雄/傅 信幸
この秋に登場する話題の管球式アンプやスピーカー、アナログ関連製品などのニューモデルを試聴し、特徴と音質を検証します。今号は直熱管シングル・パワーアンプ、多極管の大出力パワーアンプやインテグレーテッドアンプなど、管球式アンプが充実です。
SP盤時代の名演集大成「モーツァルト 伝説の録音」第2巻のすべてを聴く——東条碩夫
商品情報・内容
- 出版社:ステレオサウンド
- 発行間隔:季刊
- サイズ:B5
■ オーディオの原点・徹底探求!最新の真空管アンプとウェスタンエレクトリックなど、ヴィンテージ・オーディオの音を聴いて魅力を探求!
オーディオの究極を模索する人の到達点はそれぞれですが、ひとつの究極は真空管とアナログレコードによるサウンドです。それをひとたび体験すれば、その魅惑から決して逃れることができないでしょう。管球アンプで聴けば、最新のSACDもアナログレコードも新しい魅力を聴かせます。『管球王国』は最新の真空管アンプから、歴史的価値のあるヴィンテージ・スピーカーやアンプの魅力を考察する記事を満載します。真空管やトランス、スピーカーについての豊富なデータを紹介して、実際に聴き比べます。キットや自作派のための製作記事もあり憧れのマイアンプが作れます。あなたもこの異次元ワールドの扉をたたいてみませんか?!
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