主な内容
●音遊空間――音楽とオーディオに浸れる極上スポット
川奈ホテル・SP盤コンサート(静岡県・伊東市)
●2009秋の注目新製品試聴
テスター=新 忠篤/小原由夫/篠田寛一/高津 修/常盤 清/和田博巳
この秋に登場する話題の管球式アンプやスピーカー、トランス、アナログプレーヤーなどのニューモデルを試聴。その特徴と音質を検証します。モニター機を出自とする最新スピーカーシステムを始め、注目製品が盛り沢山です。
●「個性豊かな工房製アンプを聴く」――工房製管球式アンプ13機種試聴
テスター=篠田寛一/小原由夫 回路解説=大西正隆
切磋琢磨で音質と回路設計が高いレベルに進化した全国の小規模な工房製アンプを、多彩な出力管で集め、試聴を通して、その魅力を追求します。回路構成に対する入念な考察も踏まえながら、作り手の主張、独自の個性が見える、新しい管球式アンプ像を探ります。
[試聴機種]
出力真空管
2A3=ヴィーナスサウンド TYPE 2A
300B=チューブワークスKD300Bs、ハイフォニックHPA300BS、エヌデザインM3BC、和光テクニカルWA300SS MKII、アライ・ラボPT300
811=WAVACオーディオラボMD811MKII
845=カトレアThe富士山III
EL34=サウンドパーツ Love Three/EL34、ミラードSRA-M20
6L6GC=クライナM502
KT88=アストロ電子企画AS-KT88MKII、サウンドメイツ8834M
●連載「マイ・フェイバリット・シングス」第6回 小原由夫
世界の超弩級管球式アンプで、大型スピーカーから極私的3大ヴァイオリン協奏曲の激情を引き出す
現代の最高峰といえる超弩級の管球式セパレートアンプを集め、大型スピーカーTAD-R1から演奏の未知の情感をいかに引き出すか、究極の再生を追求します。
[試聴機種]
EAR EAR 912+EAR 509mkII、エアータイトATE2001+ATM2001S
マッキントッシュC500(C500C+C500T)+MC2301
コンバージェント・オーディオ・テクノロジーSL1 Legend+JL2 Signature
オクターブJubilee Preamp+Jubilee Mono
大泉電子Z4212s TAD TAD-R1
プレイバック・デザインMPS5
●最適なイコライジングが聴かせるモノーラルLP盤とSP盤の音の世界
テスター=和田博巳
RIAAカーブ統一以前のイコライジングカーブに対応するフォノイコライザー、EMT JPA66と新 忠篤氏設計AKTEQ2 mono。2モデルで、初期モノーラルLPレコードとSPレコードを本来のイコライジングで再生、その音の真価を追求します。
[試聴機種]
EMT JPA66、新 忠篤氏設計AKTEQ2mono
EMT OFD25、OFD65、オルトフォンCG 25 Di MKII、CG 65 Di MKII
●甦る少年時代の「思い出」 電蓄が手本のシグナル・ブレンド・コントローラー 上杉佳郎
●マイ・ハンディクラフト
上杉佳郎◎EL34シングル・ステレオパワーアンプTAP35
シーメンスEL34を3極管接続で用い、オーバーオールのNFBを掛けるシングル・パワーアンプ。好バランスを重視し、本来はグッドマンAXIOM80のドライブ用として設計したアンプで、高感度スピーカーの長所をみずみずしく引き出します。
新 忠篤◎6BQ5シングル・ステレオパワーアンプAK1
外部シャーシに搭載した出力トランスの差し替えができ、スイッチで5極管動作/3極管接続の切替えと3段階のNFB切替えが可能な 6BQ5シングル・パワーアンプ。高感度出力管から、出力トランスによる違いを始め、多彩な音を手軽に楽しめます。
●WE594レシーバーの魅力徹底研究
1.モーショグラフ(Motiograph)SE7037+TA4181Aとの組合せ
2.WE TA7396+TA4181Aとの組合せ
――新 忠篤/篠田寛一/土井雄三
31Aホーンを用いた比較的小型の組合せと、シアター用の本格的なホーンバッフルを用いた大型システムとの組合せで、振動板の違いによる音質比較や各種ホーンとの相性、システムとしての整合性など、WE594Aレシーバーの魅力を徹底的に探ります。
●木製ホーンによるフィールド型、GIP BX18PHシステム登場
テスター=新 忠篤/篠田寛一
GIPラボラトリーがこの秋発表した、ウーファー用エンクロージュアBX18PHを中心としたオール・ホーンの3ウェイシステム。フィールド型の、18インチウーファー4181A型、594Aドライバー、597A型トゥイーターを用いたこの新システムの魅力に、デジタル・チャンネルデヴァイダーを用いたマルチアンプ駆動による試聴で迫ります。
●実験工房 300Bシングル用出力トランス17モデル聴き比べ
テスター=新 忠篤/篠田寛一
所有される方も多いはずの300Bシングルアンプ。出力トランスを替えることで、音の表情は変わります。現行の出力トランス17モデルを集め、完成品アンプである山本音響工芸A09Sのトランスを換装し、試聴を通じて音の変化をリポートします。
[試聴機種]
春日無線変圧器KA6625S、東栄変成器OPT20S、ノグチトランスPMF15WS、
エイトリックトランスフォーマーE10-3.5S、橋本電気HC203U、ソフトンRW40-5、
タンゴXE20S、P&C P50A、タンゴFC30-3.5S、ノグチトランスFM14WS、橋本電気H30-3.5S、
ルンダールLL1620/80mA、タムラF7001、マグネクエストRS500、P&C PI171A、
ノグチトランスFM24WS-3K、プライトロンPAT3035SE
●連載 アクティヴ・オーディオの勧め 第3回
デジタル・ファイルミュージック最前線
1.最新デジタル録音事情=クラシック・レーベル「N&F」訪問=新 忠篤
2.ファイルミュージックを楽しむためのD/D&D/Aコンバーター試聴 テスター=新 忠篤/和田博巳
3.高音質再生のためのデジタル・ファイルミュージック入門
ハイサンプリング・ハイビットの高品位なデータ再生に注目が集まるデジタル・ファイルミュージック。スタジオでのDSD方式録音の最前線リポート、PCを用いた音楽再生のためのD/D&D/Aコンバーターの試聴など、多角的な視点で音のクォリティと愉しみ方をご紹介します。
[試聴機種]
EMT EMT986R、プレイバック・デザインMPS5、オンキヨーND-S1、リンデマンUSB-DDC 24/96、
オルソスペクトラムUSB101、RME Fireface UC、アキュフェーズDC801、エアーQB9、他
●自作派大集合 第50回
自作派の方々に、自信作をかたわらに真空管との出会いや音楽との付き合いを伺う連載です。今号は、アンプ自作が初めてながらラインアンプを作り上げたおふたりと、先生役を務めたベテラン自作経験者、3人揃ってのご登場です。
●真空管&ヴィンテージ&パーツ・ショップをリポート
◎アンディクス・オーディオ(東京・秋葉原)◎クラシックコンポーネンツ(東京・秋葉原)
管球王国の内容
- 出版社:ステレオサウンド
- 発行間隔:季刊
- 発売日:1,4,7,10月の28日
- サイズ:B5
オーディオの原点・徹底探求!最新の真空管アンプとウェスタンエレクトリックなど、ヴィンテージ・オーディオの音を聴いて魅力を探求!
オーディオの究極を模索する人の到達点はそれぞれですが、ひとつの究極は真空管とアナログレコードによるサウンドです。それをひとたび体験すれば、その魅惑から決して逃れることができないでしょう。管球アンプで聴けば、最新のSACDもアナログレコードも新しい魅力を聴かせます。『管球王国』は最新の真空管アンプから、歴史的価値のあるヴィンテージ・スピーカーやアンプの魅力を考察する記事を満載します。真空管やトランス、スピーカーについての豊富なデータを紹介して、実際に聴き比べます。キットや自作派のための製作記事もあり憧れのマイアンプが作れます。あなたもこの異次元ワールドの扉をたたいてみませんか?!
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