管球王国 Vol.69 Summer (発売日2013年07月27日) 表紙
管球王国 Vol.69 Summer (発売日2013年07月27日) 表紙

管球王国 Vol.69 Summer (発売日2013年07月27日)

ステレオサウンド
管球式プッシュプルアンプの躍動感あふれるサウンド/WEスピーカーと管球式アンプによる現代最高のCD/SACDプレーヤー選び

管球王国 Vol.69 Summer (発売日2013年07月27日)

ステレオサウンド
管球式プッシュプルアンプの躍動感あふれるサウンド/WEスピーカーと管球式アンプによる現代最高のCD/SACDプレーヤー選び

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2013年07月27日発売号単品
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管球王国 Vol.69 Summer (発売日2013年07月27日) の目次

●管球式プッシュプルアンプの躍動感あふれるサウンド テスター=高津 修/篠田寛一 回路解説=大西正隆
「プッシュプルアンプの理想像」=是枝重治、藤原伸夫

プッシュプル構成の管球式パワーアンプだからこそ聴ける、躍動感のある音があります。エネルギーに満ちたプッシュプルアンプならではの音楽再生の魅力を、300B、EL34、KT88、KT120と直熱管、多極管を交えた様々な管種のアンプで探求します。

[試聴アンプ]
パワーアンプ=トライオードTRV-M88SE、サンバレーSV8800SE、P&C 300B PP Stereo、ラックスマンMQ88u、オーディオ・マエストロFascination67、EAR EAR534、ウエスギU・BROS33 MKII、エアータイトATM2、クォードII-forty、オクターブRE290、オーディオ・リサーチREFERENCE75
インテグレーテッドアンプ=オーディオ・ノートOverture、ナグラ300i

●実験工房 WEスピーカーと管球式アンプによる現代最高のCD/SACDプレーヤー選び
テスター=新 忠篤/東条碩夫/常盤 清

本誌リファレンスのウェスタン・エレクトリック(WE)を核とするスピーカーシステム(高域:WE 594Aドライバー+31Aホーン、低域:ジェンセン L20ウーファー+アルテック 825エンクロージュア)と新 忠篤氏設計300Bシングルアンプで、CD/SACDプレーヤーの最新ハイエンド機11モデルを試聴し、現代のディスクプレーヤーのリファレンスとなり得る音の魅力に迫ります。

[試聴モデル]
アキュフェーズDP550、ガトーオーディオCDD1、EAR Acute 3、ラックスマンD08、マッキントッシュMCD1100、エソテリックK01、マークレビンソンNo512、プレイバックデザインMPS5、emmラボXDS1 V2、ChプレシジョンD1 with dual mono analog out、dCS Vivaldi Transport+dCS Vivaldi DAC

●「Vintage Analogue」稀少価値の高いヴィンテージカートリッジを聴く 新 忠篤/海老澤 徹/古屋 明

往年のモノーラル/ステレオカートリッジから、特に稀少価値の高いモデルをピックアップ。11機種の音を探ります。

[試聴カートリッジ]
モノーラル=フェアチャイルド220A、GE RPX047、ピエール・クレマンE25M、デンオンPUC3、タンノイVariluctance
ステレオ=GE VR1000-7、タンノイVari-Twin、B&O SP14、ピカリングV15/AC2、ADC ADC3、ウェストレックス10A

●10cmフルレンジ・スピーカーのベストサウンドを探る 新 忠篤/篠田寛一/土井雄三

現行ユニットのエレクトロボイスやフォステクス、ヴィンテージユニットのジェンセンやアルテックと、人気の高い10cmフルレンジユニットをいかに“いい音”で鳴らすか。密閉/バスレフの様々なエンクロージュアに収め、現代の管球式アンプと、ウェスタン・エレクトリックやRCAのヴィンテージ管球式アンプとの組合せでベストサウンドを探ります。

[試聴用スピーカー]
現行ユニット=サンバレー mini 825(エレクトロボイス205-8A内蔵)、エレクトロボイス205-8A+WSI製密閉型、フォステクスFE126En+WSI製バスレフ型
ヴィンテージ・ユニット=ジェンセンFX50+WSI製バスレフ型、アルテック405A+WSI製バスレフ型

[試聴用アンプ]
現行アンプ=アムトランスTU879S(エレキット)、サンバレーSV23D/6C6、トライオードRuby、サンハヤトFA50
ヴィンテージ・アンプ=WE KS16617L1、RCA BA3C

●「Private Sturdy/アナログプレーヤーのグレードアップを実証する」角田郁雄

リジッド型とフローティング型。タイプの異なるアナログプレーヤーでエントリーモデルとハイグレードモデルの音の違いを聴きます。さらに、フォノケーブルを交換したりクリーン電源を用いたりすることによる音質グレードアップを実践リポートします。

[試聴アナログプレーヤー]
トランスローターZET1/トランスローターRONDINO FMD、リンMAJIK LP12/リンSONDEK LP12SE11
[試聴クリーン電源]
CSE KP200S、PSオーディオPower Plant 3、アキュフェーズPS520
[試聴フォノケーブル]
ポールスターPS5PTAC/1.2、イケダHBC-MS-5000DR

●「一新したアナログシステムとスピーカー1本によるの新次元のモノーラルLP再生」 小原由夫
最新のモノーラルMCカートリッジと超重量級アナログプレーヤーの導入でモノ盤LPに熱中する小原由夫氏が、通常の結線を変更してスピーカー1本で聴くことで凄みを増す、新次元のモノーラル再生の魅力を解き明かします。

●管球王国・実践ラボラトリー
「DSDネイティヴ再生でLP/SPレコードの音源の滑らかさと強靭な張りを再現」新 忠篤
DSDネイティヴ再生に対応するD/Aコンバーター、マイテック・デジタルStereo192-DSD DAC M、コルグDS-DAC10を用いて、SPとLPレコード盤のDSD音源を、レコード再生に匹敵する滑らかで張りのある音で聴く試みです。

●「瀬川冬樹が、伝えたこと、残したこと」後編 傅 信幸
オーディオが大きく発展した1960年代から80年代初頭にかけて、大きな足跡を残したから評論家、瀬川冬樹氏。大きな影響を受けたという傅 信幸が、氏の功績、「心の奥までにじみ出る言葉」で綴られた数々の評論の魅力を振り返ります。

●マイ・ハンディクラフト
『管球王国』筆者の熟達した設計による新作アンプを発表します。回路解説、実体配線図と回路図、パーツリストとともに、管球式アンプ製作の過程と完成した実機を、試聴インプレッション交えて紹介します。

是枝重治◎ラックマウント型6146B・PPパワーアンプFascination69
業務用をイメージさせるEIA規格ラックにマウントした、6L6の流れを汲むビーム送信管6146Bのプッシュプル・モノーラルパワーアンプです。パワーFETと小型大容量コンデンサーによる電源部フィルター回路など、最新部品を生かした合理的な設計で、直熱3極管シングルを思わせる玲瓏で晴れ晴れとした音が魅力です。

新 忠篤◎25L6GTプッシュプル・ステレオパワーアンプAP4
映写室で20cmフルレンジのウェスタン・エレクトリック(WE)TA4189と組み合わせたモニターアンプWE95Aに範を取った、25Vヒーター管25L6GT(RCA)による単段アンプです。高感度スピーカーに照準を合わせた小出力アンプで、オール・ファインメット・コア構成。鳴らし込むほどに芳醇な味わいを聴かせます。

●「クラングフィルムの歴史とドイツの名機たち」小林正信
第6回 ギヤマン球「RE604」
「ギヤマン球」は、美しいガラス細工のようなドイツ古典球の姿を表す呼び名です。数あるドイツの名真空管から、テレフンケンRE604の歴史を構造や特性の変遷を含め詳細に解説します。高級ラジオから小出力の劇場用アンプまで用いられ、初期のクラングフィルムのアンプにも多く採用された直熱3極管です。

●録音エンジニアが追求するJBLモニターの真価[第4回]常盤 清
JBL4331を原型にユニット構成やネットワークにチューニングを施し自宅スタジオでモニタリングシステムとして用いる、録音/マスタリングエンジニアの常盤 清氏。今号では、長く使い続けたJBL4331オリジナル仕様のエンクロージュアを、フロントロード型のアルテック825タイプ特注エンクロージュアに変更する過程です。

●管球アンプ自作派大集合
自作派の方々にご参加いただき、自信作をかたわらに真空管との出会いや音楽の愉しみ方をうかがう連載企画です。今号は全段バランス回路の300Bプッシュプル・モノーラルパワーアンプ、WE94Dに範を取った全段バランス回路の6V6プッシュプル・モノーラルパワーアンプを製作したおふたりです。

●「キットを組む」アムトランスL-Pad型アッテネーター・キット
定評に定評のあるアムトランスAMRSカーボン抵抗を採用し、音質劣化の少ないL-Pad型アッテネーターを手頃な価格で手に入れられるキットです。製作過程を詳細にリポートします。

●2013夏の注目新製品試聴
テスター=新 忠篤/小原由夫/高津 修/角田郁雄/傅 信幸
この夏に登場する話題の管球式アンプやスピーカー、アナログ関連製品などのニューモデルを試聴、その特徴と音質を検証します。今号は管球式プリ/パワー/インテグレーテッドアンプが充実です。

●音遊空間/音楽とオーディオに浸れる極上スポット
La Cuji/ラクジ(東京・根津)

●真空管&ヴィンテージ&パーツ・ショップをリポート
◎ベリーズ・ナピックス(名古屋・大須)
◎小坂井電子(名古屋・大須)

管球王国の内容

オーディオの原点・徹底探求!最新の真空管アンプとウェスタンエレクトリックなど、ヴィンテージ・オーディオの音を聴いて魅力を探求!
オーディオの究極を模索する人の到達点はそれぞれですが、ひとつの究極は真空管とアナログレコードによるサウンドです。それをひとたび体験すれば、その魅惑から決して逃れることができないでしょう。管球アンプで聴けば、最新のSACDもアナログレコードも新しい魅力を聴かせます。『管球王国』は最新の真空管アンプから、歴史的価値のあるヴィンテージ・スピーカーやアンプの魅力を考察する記事を満載します。真空管やトランス、スピーカーについての豊富なデータを紹介して、実際に聴き比べます。キットや自作派のための製作記事もあり憧れのマイアンプが作れます。あなたもこの異次元ワールドの扉をたたいてみませんか?!

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