■特集 足関節捻挫の悪化を防ぐ
──急性期の処置と対応をめぐる諸問題について
足関節捻挫はスポーツ現場で好発する外傷だが、その受傷後の処置が適切でないと、悪化を招き、競技復帰を遅らせることになる。CRPSという状態に陥ると治癒は長引く可能性がある。また後遺症が残存するケースも少なくない。急性期はRICE処置とされるが、早期の競技復帰につながる方法について各氏に取材した。重要なポイントがいくつかあるが、とくにアイシングして「安静」という方法については、注意が必要なようだ。文献レビューも含めて紹介する。
1 重度の足関節捻挫の受傷メカニズムとその対応
小林 匠・学校法人淳心学園 北海道千歳リハビリテーション学院 理学療法士、博士(医療工学)
2 足関節捻挫後のCRPSを回避する対応
―― 治癒プロセスを阻害させる要因を考えた複合的アプローチ
土屋潤二・オランダ理学療法士、オランダ徒手療法士 一般社団法人 日本オランダ徒手療法協会 代表理事
3 現場での足関節捻挫への対応
―― アイシングと圧迫、その間の自動運動など
緒方 勝・株式会社ケッズトレーナー ケッズ鍼灸接骨院高田馬場 柔道整復師
4 アイシングの有効性をめぐる文献的考察
―― RICE処置は本当に有効なのか
三木貴弘・理学療法士
News
日本スポーツ精神医学会が「メンタルヘルス運動指導員」資格制度を発足
―― 内田 直・日本スポーツ精神医学会理事長にきく
Contribution
寄稿
WCPT Congressに参加して
―― 世界理学療法連盟学会2015レポート
須賀康平・山形済生病院 リハビリテーション部 理学療法士、修士
Sportsmedicine Report from USA
連載 コンディショニングトレーナーのアメリカ訪問記 2
アリゾナ州MLBスプリングキャンプレポート PART 2
山脇啓司 Yamawaki Keiji
やまわき けいじ・K スポーツマッサージ鍼灸院院長。K Conditioning & Athletic Development ディレクター。鍼灸マッサージ師、日本体育協会公認AT
Study Abroad Ⅱ
連載 It`s Now or Never. 3
アメリカ留学 その3 ~Carbondale 生活~
森本圭太 Morimoto Keita
はぁとふるグループ 永広会 島田病院 リハビリテーション部(PT, PTA, B.S.)。
Top Athlete Support team Heartful (TASH)、チーム島田永和
Seminar Report
・第9回バスケットボールトレーナー研修会 ── ACL損傷の現状と今後について
・投球障害を未然に防ぐメディカルチェック(下半身編)──「投球動作・投球障害を考える会」による勉強会開催
Posture and Movement
新連載 姿勢と運動学の観点からの障害評価・介入方法―― Postural Restoration Institute (R) 3
Postural Restoration Institute (R)の考え方
姿勢と運動学の観点から
Reposition とは
石井健太郎 Ishii Kentaro, MS, ATC, PES, CES, PRT
スポルティングカンザスシティ ヘッドアスレティックトレーナー/リハビリテーションコーディネーター
全米アスレティックトレーナー協会認定アスレティックトレーナー
ポスチュラルリストレーションインスティテュート講師
Sports in USA
連載 アメリカのスポーツ事情-日本のスポーツの変革へのヒント 4
アメリカの高校生がスポーツへ参加するモチベーション
内藤拓也 Naito, Takuya
米国バレーボール協会Coordinator, Special Projects with USA Volleyball。
Sports & Law
連載 基礎から学ぶ「スポーツと法」64
総合型地域スポーツクラブを
創設するうえで知っておきたいこと
齋 雄一郎・スポーツ法政策研究会、日比谷見附法律事務所、弁護士
Thoughts on Sports
連載 門外漢スポーツ雑談(ぞうたん) 11
国立国会図書館とDIET
―― ダイエット雑談
今泉隆裕
Sports and Medicine
連載 スポーツと医療の現場から考える 44
中学野球指導。こんなチームはどうですか?
河崎賢三
Phyical Essay
からだのエッセイ「身体の森」50
お酒について
山田ゆかり
Books
Event
MSM 掲示板
取材こぼればなし
編集をおえて
スポーツメディスンの内容
- 出版社:ブックハウス・エイチディ
- 発行間隔:月刊
- サイズ:B5
スポーツ医学実践者のためのスポーツ医学専門誌
1989年10月、月刊トレーニング・ジャーナル創刊10周年に当たり、スポーツ医学実践者のためのスポーツ医学専門誌として創刊。従来のスポーツ医学誌は、ドクターのみを対象とし、アカデミックな内容であったが、本誌はあくまで現場でスポーツ医学を実践する人を対象とするため、広い意味でのメディカル・スタッフとし、プラクティカルな内容を提供しています。従って、現場でできるスポーツ医学に焦点を当て、取材を重要視しています。知識としてのスポーツ医学より、「使えるスポーツ医学」。また、第14号より1つのテーマを徹底的に追求する特集主義をとり、スポーツ医学の世界で話題になっていることを60~90頁のボリュームで編集しています。スポーツ医学関連ニュースや話題の出来事、療法、施設、人物、製品なども紹介。
61号特集:呼吸
スポーツメディスンの目次配信サービス
スポーツメディスン最新号の情報がメルマガで届く♪ メールアドレスを入力して登録(解除)ボタンを押してください。
※登録は無料です
※登録・解除は、各雑誌の商品ページからお願いします。/~\Fujisan.co.jpで既に定期購読をなさっているお客様は、マイページからも登録・解除及び宛先メールアドレスの変更手続きが可能です。
※登録は無料です
※登録・解除は、各雑誌の商品ページからお願いします。/~\Fujisan.co.jpで既に定期購読をなさっているお客様は、マイページからも登録・解除及び宛先メールアドレスの変更手続きが可能です。
以下のプライバシーポリシーに同意の上、登録して下さい。
この雑誌の読者はこちらの雑誌も買っています!
スポーツメディスンの所属カテゴリ一覧
Fujisanとは?
日本最大級雑誌の定期購読サービスを提供
デジタル雑誌をご利用なら
最新号〜バックナンバーまで7000冊以上の雑誌
(電子書籍)が無料で読み放題!
タダ読みサービスを楽しもう!