【目 次】
〈論 説〉
夫婦同氏制と国際人権法〔宇賀克也〕
違憲とされた国内法に対する国際人権法の役割――旧優生保護法をめぐって〔坂元茂樹〕
〈基調講演〉
新技術と人権〔白凡錫(申惠ボン 訳)〕
〈特集1 歴史的不正義と人権〉
企画趣旨及び研究大会の概要〔小坂田裕子〕
・統一テーマ基調講演
差別は突然生まれない――現代アイヌと「暴力のアフターライフ」〔北原モコットゥナㇱ〕
・統一テーマ各論
フェミニスト・アプローチから見る歴史的不正義――不正義の是正とは何か〔近江美保〕
先住民族の国連参加を通じた国家との関係性の再構築――先住民族法の視点から〔永井文也〕
「時間の壁」を越える救済――旧優生保護法違憲訴訟を素材にして〔植木 淳〕
〈特集2 判例研究〉
ラポロアイヌネイションサケ捕獲権確認訴訟報告の概要――札幌地裁判決の概要,問題点及び控訴審での戦略について〔伊藤啓太〕
サケ捕獲権訴訟における文化享有権と先住民族の権利――札幌地裁令和6(2024)年4月18日判決(判時2638号28頁)〔栗田佳泰〕
「日本の入管収容は国際人権法違反」訴訟――弁護団からの報告〔鈴木雅子〕
人権条約の国内適用――「自由権規約に基づく損害賠償請求事件」東京地裁判決の意義〔松田浩道〕
入管収容問題に憲法論は有害無益か?――自由権規約に基づく損害賠償請求事件を素材に〔大河内美紀〕
〈国内機関の現在〉
日本の人権外交〔石川真由美〕
〈国際審級〉
企画趣旨――「国際人権機関の活動」から「国際審級」へ〔根岸陽太〕
〈公募論文〉
人道に対する犯罪の文脈的要件における「directed against」という文言の意義〔後藤啓介〕
複合差別をめぐる裁判例の批判的検討――インターセクショナリティの概念を手がかりに〔小山留佳〕
〈インタレストグループ報告〉
ICCインタレストグループ報告――ICCの危機とレジリエンス〔竹村仁美〕
多層的人権保障システム研究グループ〔江島晶子〕
外国人の出入国と在留に関する研究グループ報告〔近藤 敦〕
先住民族の権利に関するインタレストグループ〔永井文也〕
〈判例紹介〉
パレスチナ被占領地域における及び同地域に関する国連,その他国際組織及び第三国の所在及び活動に関するイスラエルの義務(国際司法裁判所・2025年10月22日勧告的意見)〔石塚智佐〕
ジェンダーに基づく迫害――アブドゥ=アル=ラフマン事件(国際刑事裁判所(ICC)2025年10月6日第一審裁判部第一法廷判決・同2025年12月9日量刑判決)〔八嶋貞和〕
欧州国境沿岸警備機関(Frontex)の活動における不作為による基本権の侵害――Hamoudi対Frontex事件(EU司法裁判所2025年12月18日判決)〔岩谷暢子〕
義務的死刑に内在する恣意性――テンボ・フセイン対タンザニア連合共和国(アフリカ人権裁判所2025年6月26日判決)〔杉木志帆〕
〈書 評〉
薬師寺公夫・小畑郁編『移住労働者とその家族の人権――国際基準に基づく法基盤整備をめざして』(信山社,2025年)〔秋山 肇〕
江島晶子『循環型人権システム――憲法・国際人権法・人権法』(信山社,2025年)〔吉田暁永〕
小坂田裕子=齋藤民徒=谷口洋幸=棟居徳子編『アクティブラーニング国際人権法――学び,考える日本の実践』(法律文化社,2025年)〔土屋志穂〕
泉徳治『最高裁判所と憲法――私が考える司法の役割』(岩波書店,2025年)江島晶子(107)
〈資 料〉
国際人権法主要文献目録(2025年)〔刈茅 豊〕
国際人権法主要国内判例書誌情報(13)〔大橋佳美〕
2026年国際人権法学会報――IHRLA REPORT’26〔事務局〕
編集後記・設立趣意書・会則・役員
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