弁護士過疎地の問題から国際問題にいたるまで、幅広い視点からの情報提供
司法改革に伴う弁護士の増員、それをサポートするための法科大学院の創設と、わが国の法曹界は明治維新以来の大きな改革期を迎えております。しかし、一方では、法曹界なかんずく弁護士・弁理士業界の実態に関する一般社会の理解は十分とは言えません。これは、これら業界からの広報活動が不十分であったという事実に加えて、媒体の側もその実態をつぶさに伝えて来なかったという側面とがあいまってもたらした事態であると思います。言葉を換えていえば、これまでの法曹界にはジャーナリズムが不在であったということでしょうか。そこで、アイ・エル・エス出版では、「月刊・国際法務戦略」発行の実績を生かして、日本における法曹界のジャーナリズムの一端を担う新たな媒体を創刊することにいたしました。それが、標題に掲げました「月刊 ローヤーズ」です。