[特集]
18-19欧州総括
欧州カップ戦&各国リーグ戦
● UEFA CHAMPIONS LEAGUE
[対談] 木村浩嗣 × 片野道郎
プレミア支配に見る「総力戦」の勝ち方
奈良クラブGM林舞輝のCL総括
周到な戦術プランが30分持たない…「適応能力」がもたらした異次元のCL
● UEFA EUROPA LEAGUE
[現地レポート] ロンドンダービー in バクー
熱狂と多様性の狭間で――「ヨーロッパ」の辺境で見た世界
● ENGLAND|PREMIER LEAGUE
マンチェスター・シティ
国内3冠、ペップ3年目の探求と成果
リバプール
プレミア史上最強2位は欧州の頂へ
チェルシー
CL復帰&EL優勝も…成否を超越したサッリのチェルシー
アーセナル
クラブ再建は遠く長い道のりだと思い知らされた
ウォルバーハンプトン/エバートン
マンチェスター・U/レスター/サウサンプトン
● SPAIN|LIGA ESPAÑOLA
バルセロナ
2敗で“1冠の終わり”。低調な客観的指標は何を意味する
バレンシア
前半戦と後半戦で文字通り別人。エースの矜持が起爆剤に
アトレティコ・マドリー
補強は“最高”、なのに得点力は“最低”
レアル・マドリー
これぞ性急なゲームモデル刷新の悪い見本
セビージャ/ヘタフェ/エスパニョール/ベティス/アラベス
● ITALY|SERIE A
ユベントス
変質していく「ユベントスという生態系」
アタランタ
「ガスペリーニは終世監督」。プロビンチャのおとぎ話が結実!
ナポリ
安定の2位への不満。過小評価されるアンチェロッティの仕事
インテル/ミラン/ローマ/ラツィオ
サッスオーロ/フィオレンティーナ/ボローニャ
● GERMANY|BUNDESLIGA
バイエルン
結果は2冠でも…自滅を招きかけた「選手>監督」という歪
RBライプツィヒ
「これ以上の結果はない」。最年少指揮官への“橋渡し”完了
ドルトムント
戦い方の基盤を確立した1年。来季はさらに強くなれる
レバークーゼン/ボルシアMG/フランクフルト
ボルフスブルク/ホッフェンハイム/シャルケ
● FRANCE|LIGUE 1
パリ・サンジェルマン
CLは16強で…トゥヘル1年目をどう評価するか
● NETHERLANDS|EREDIVISIE
アヤックス
サッカーをする喜び。いつまでも記憶に残るチームだった
● PORTUGAL/RUSSIA/BELGIUM/TURKEY
ベンフィカ/ゼニト/ヘンク/ガラタサライ
連載
TACTICAL FRONTIER/ウォッチング・グアルディオラ
戦術リストランテ/ディープスロート他
コラム
山中忍/小川由紀子/中田徹
篠崎直也/沢田啓明/チヅル・デ・ガルシア
[特別付録]
月刊フットボリスタオリジナル
『WCCF FOOTISTA 2019 』
EXデジタルカード
※デジタル版にはEXデジタルカードは付録いたしません。
footballista(フットボリスタ) 2019年7月号(2019-06-12発売) の特集を少しご紹介
18?19 欧州総括
欧州カップ戦&各国リーグ戦
P.6~P.79
リバプールの優勝で幕を閉じた18?19シーズンのCL。こんなにもドラマチックな試合が続いた年は、長いCLの歴史でも唯一なのではないだろうか。毎シーズン1回あるかないかの「世紀の大逆転劇」が何度も見られた。ベスト16からポルト(ローマ相手に1?2から3?1の逆転)、マンチェスター・ユナイテッド(パリSG相手に0?2から3?1の逆転)、アヤックス(レアル・マドリー相手に1?2から4?1の逆転)、ユベントス(アトレティコ相手に0?2から3?0の逆転)。準決勝では、リバプールがバルセロナ相手に0?3から4?0の大逆転劇を演出。そして、アヤックスと対戦したトッテナムもホームでの初戦を0?1で落とし、アウェイの第2レグの前半で0?2(計0?3)にされながらも、後半で一気に3点返しアウェイゴールで上回る。両試合ともCLの歴史に残る大逆転劇となった。
名優たちの”セカンドライフ”
ニコラス・ロデイロ
P.86~P.86
「ウ・ル・グアージョ! ウ・ル・グアージョ!」――「ウルグアイ人」を称えるコールが響き渡るボンボネーラ(ボカ・ジュニオールのホームスタジアム)の光景を、ロデイロは今でも鮮明に覚えている。
ほんの1年半足らず在籍しただけだったが、毎試合ピッチで全力を出し切ったロデイロはボカのサポーターたちの心をしっかりとつかんだ。闘志あふれるウルグアージョと情熱的なボケンセたちは完全に相思相愛の関係で結ばれていたのだ。
シアトル・サウンダーズへ移籍したのは2016年7月、コパ・リベルタドーレス準決勝で痛恨の敗退を喫した後のこと。
「移籍を決意するのは容易なことではなかった。長い間ボカでプレーすることを夢見ていた者として、お別れはとても辛い。(シアトルからは)もっと早く加入してほしいと言われていたけど、僕はリベルタが終わるまでボカにいたかった。期待に応えることができなかったとしたら謝りたい。自分は常にベストを尽くしたつもりだ」
惜しみ、惜しまれつつボカを去ったロデイロは、未知の世界だったMLSで新たなキャリアをスタートさせた。
CALCIOおもてうら
P.94~P.94
今シーズンのセリエA には「勝ち組」がいないと前回のコラムで書いたが、終わってみれば優勝したユベントスを筆頭に、インテル、ミラン、ローマと、トップ5 に入ったビッグクラブがそろって監督の首をすげ替える異例の事態になっている。
彼らに共通するのは、トップマネージメント、強化、監督というクラブ運営における3つのレイヤーで人事サイクルが噛み合っておらず、そのズレが生み出した軋轢がシーズンの展開を少なからず左右し、また監督の仕事に対する評価にも小さくない影響を及ぼしたこと。ここ何カ月か本誌のテーマの1つになっている「総力戦」という切り口から見ると、上で見た3つのレイヤー間でベクトルが合っていなかったため、「総力を結集する」体制が整わない状態でシーズンを送った、という言い方ができるだろうか。
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