[特集]
リアルタイム分析の進化はサッカーを変えるのか?
「再現性」を追求するデータ分析の未来
● THEME 1 リアルタイム分析の進化
リアルタイム分析はサッカーをどう変えるのか?
[対談]レナート・バルディ×片野道郎 with ダビデ・ランベルティ
セリエA 最先端ボローニャに見るデータ収集と活用のケーススタディ
スポーツコードの担当者に聞く
リアルタイム分析を支えるテクノロジー
ゲームモデル分析とデータ分析の融合
川崎フロンターレと横浜F・マリノスの「異なるパスサッカー」を読む
カーディフコーチの平野将弘が教える
ウェールズサッカー協会の分析メソッド
L'Ultimo Uomo
FIGCの先駆者が明かすデータアナリストの仕事
Jリーグにもリアルタイム分析の波。
新世代ツール「LIVE SCOUTER」の正体
「Twitterリアルタイム分析」という
新しいエンターテインメントの形
COLUMN
① ペップ・シティの強さを支える「欧州屈指のデータアナリスト集団」
② CL決勝前、クロップは何をした?「仮想スパーズ」の周到な情報戦
③ メキシコで進むデータ革命。GPSを超える次世代デバイス「WIMU」
● THEME 2 日本のデータ分析の夜明け
横浜F・マリノス躍進の陰にアナリストあり!
“データの専門家”が語る、Jリーグの進化
SNS出身アナリストのパイオニア
河野大地が語る“戦術クラスタ”のポテンシャル
部活×データ分析。
とあるサッカー部の実例
Jリーグのアナリスト養成所!?
筑波大学蹴球部のデータ分析術
[学生コーチ対談]山口遼×小谷野拓夢
大学サッカーとデータ分析、親和性と限界
「データ×アカデミズム」の無限の広がり
――新たな分析メソッドの可能性
L'Ultimo Uomo
サッカー統計データの最新動向~どのように変化しどこへ向かうのか~
モウリーニョはなぜデータを否定するのか?
連載
TACTICAL FRONTIER/戦術リストランテ
ウォッチング・グアルディオラ/ディープスロート他
コラム
山中忍/小川由紀子/中田徹
篠崎直也/沢田啓明/チヅル・デ・ガルシア
[特別付録]
月刊フットボリスタオリジナル
『WCCF FOOTISTA 2019 』
EXデジタルカード
※デジタル版にはEXデジタルカードは付録いたしません。
footballista(フットボリスタ) 2019年8月号(2019-07-12発売) の特集を少しご紹介
「 再現性」を追求するデータ分析の未来
P.6~P.73
2018 年6 月のロシアW 杯のタイミングで、ある競技規則が改定された。ベンチにタブレットなどの通信機器を持ち込むことが許可されたのだ。これによって監督やコーチングスタッフは、試合中にリアルタイムで映像やデータをチェックすることが可能になった。
欧州サッカーでも18 ?19 シーズンからこのルールが採用され、現場での試行錯誤が続いている。欧州最高峰のCLでトップクラブが試合中に目まぐるしくシステムを変えるようになったのも、リアルタイム情報が増えたことと無関係ではないのかもしれない。
そこで本誌では「リアルタイム分析の進化」「日本のデータ分析の夜明け」という2 つのテーマで現場のテクニカルスタッフやテクノロジー側のデータ会社など様々なレイヤーの当事者たちを徹底取材し、データ分析の未来を探ってみることにした。テクノロジーはサッカーというスポーツをどう変えるのだろうか――?
戦術リストランテ
「セレソンは最先端であり古典でもある」
P.76~P.78
── 西部さんは今回のコパ・アメリカ全体をどう見ましたか?
「今大会で感じたのは、およそ何も変化がないこと。ブラジル、コロンビア、ウルグアイが3強ですが、これにチリ、アルンチンを加えてもロシアW杯時からメンバーもプレースタイルもほぼ何にも変わっていない。W杯が1年前ということはあると思いますが、南米勢は変化が少ないですね。その中で、ブラジルはFWが変わっているので、まだ変化がある方ですね。
コロンビアもクアドラードがインサイドMFになったのは変化ですが。ウルグアイ、チリはそのまんま。アルゼンチンも悪い意味で変化なし」
── ゲスト参加の日本はどうでした?
「日本はぶっつけ本番のチリ戦では準備不足が出ましたが、ウルグアイ戦以降は戦い方が定まり、チームとして戦えるようになりました。基本は国としてみんなが持っている共通理解をベースに戦うサッカーでしたね。3戦目のエクアドル戦は混じりけなしの真剣勝負でしたし、いい経験ができたと思います。
Gargantas Profundas en el Madrid. ―― 内部情報が語るレアル・マドリー
久保建英とエデン・アザール。それぞれの獲得の真実
P.85~P.85
絶望的な状況では、人は本能のままに動くものである。ここ最近のレアル・マドリーで起こっているのがまさにそれだ。
フロレンティーノ・ペレス会長のチーム作りは誤った方向へ進んでいる。理由は3つある。1つはゼロからチームを作った経験がないこと。2つ目はどうすればいいのかわからないこと。3つ目は本人はそれをわかったつもりでいることだ。
この3つが合わさって行われたのが、例えば久保建英の獲得である。この18歳の日本人は素晴らしい才能でトップチームのスターになるかもしれない。成功はそんなに遠くない日のことかもしれない。しかし、彼を獲らせたのは頭で計算されたプランではなく、はらわたから湧いてきた衝動である。
長期的なプランの立て方、それに沿った選手獲得術を知らないフロレンティーノは、自分が得意とすることをした。それは政治的嗅覚によって動くことだ。
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