電車の歴史が語られる
RM Library(RMライブラリー)の商品情報
- 商品名
- RM Library(RMライブラリー)
- 出版社
- ネコ・パブリッシング
- 発行間隔
- 不定期
- 発売日
- [紙版]不定期 [デジタル版]紙版の発売日から2日後
- サイズ
- B5
- 参考価格
- [紙版]1,375円 [デジタル版]1,375円
RM Library(RMライブラリー)
Vol.291 (発売日2024年09月20日)
の目次
-
紙版
-
デジタル版
- 紙版
- デジタル版
- 紙版
- デジタル版
「無音電車」の時代 公営カルダン車編 ー1950年代高性能路面電車の系譜ー
1920年代末より、アメリカではモータリゼーションの進展に対抗すべく「電気鉄道経営者協議委員会」が結成され、
「PCCカー」と呼ばれる防音防振に配慮した高性能な路面電車を開発、規格を制定しました。日本でもその技術に着目し、
規格を継承したTRC社のライセンス下での製造を模索しますが、高額なライセンス料や過剰な性能、日本の路面電車には
馴染まない操作方法などから1両で断念、以後は1953年に組織された「六大都市無音電車規格統一研究会」制定の規格に
則り、国内の独自技術による「無音電車」と呼ばれる高性能電車が各地に登場しました。しかし、その後高度経済成長を
迎え路面電車の衰退が進む日本ではその先進技術が保守面で持て余され、他社への譲渡も一部に終わりました。
本書では1953~56年に東京・名古屋・大阪・神戸などに投入された、これらの新技術を取り入れた「無音電車」各形式に
ついて解説します。
・高性能路面電車の先駆け「無音電車」
1.PCCカーとは
2.PCCカー国産化の模索
3.「無音電車」総覧・1953(昭和28)年
4.「無音電車」総覧・1954(昭和29)年
5.「無音電車」総覧・1955(昭和30)年
6.「無音電車」総覧・1956(昭和31)年
column1 TRC社のライセンス概要と日本PCC委員会
column2 都電6500形の兄弟?
column3 7020号電車運転大意(要旨)
column4 大阪市電3001形の鹿児島入りの際のエピソード
公営カルダン車のおわりに
1920年代末より、アメリカではモータリゼーションの進展に対抗すべく「電気鉄道経営者協議委員会」が結成され、
「PCCカー」と呼ばれる防音防振に配慮した高性能な路面電車を開発、規格を制定しました。日本でもその技術に着目し、
規格を継承したTRC社のライセンス下での製造を模索しますが、高額なライセンス料や過剰な性能、日本の路面電車には
馴染まない操作方法などから1両で断念、以後は1953年に組織された「六大都市無音電車規格統一研究会」制定の規格に
則り、国内の独自技術による「無音電車」と呼ばれる高性能電車が各地に登場しました。しかし、その後高度経済成長を
迎え路面電車の衰退が進む日本ではその先進技術が保守面で持て余され、他社への譲渡も一部に終わりました。
本書では1953~56年に東京・名古屋・大阪・神戸などに投入された、これらの新技術を取り入れた「無音電車」各形式に
ついて解説します。
・高性能路面電車の先駆け「無音電車」
1.PCCカーとは
2.PCCカー国産化の模索
3.「無音電車」総覧・1953(昭和28)年
4.「無音電車」総覧・1954(昭和29)年
5.「無音電車」総覧・1955(昭和30)年
6.「無音電車」総覧・1956(昭和31)年
column1 TRC社のライセンス概要と日本PCC委員会
column2 都電6500形の兄弟?
column3 7020号電車運転大意(要旨)
column4 大阪市電3001形の鹿児島入りの際のエピソード
公営カルダン車のおわりに
※電子版では、紙の雑誌と内容が一部異なる場合や掲載されないページがあります、予めご了承ください。
1920年代末より、アメリカではモータリゼーションの進展に対抗すべく「電気鉄道経営者協議委員会」が結成され、「PCCカー」と呼ばれる防音防振に配慮した高性能な路面電車を開発、規格を制定しました。日本でもその技術に着目し、規格を継承したTRC社のライセンス下での製造を模索しますが、高額なライセンス料や過剰な性能、日本の路面電車には馴染まない操作方法などから1両で断念、以後は1953年に組織された「六大都市無音電車規格統一研究会」制定の規格に則り、国内の独自技術による「無音電車」と呼ばれる高性能電車が各地に登場しました。しかし、その後高度経済成長を迎え路面電車の衰退が進む日本ではその先進技術が保守面で持て余され、他社への譲渡も一部に終わりました。本書では1953~56年に東京・名古屋・大阪・神戸などに投入された、これらの新技術を取り入れた「無音電車」各形式について解説します。
目次
口絵写真
巻頭 高性能路面電車の先駆け「無音電車」
はじめに
1.PCCカーとは
2.PCCカー国産化の模索/2.1 戦前の動向/2.2 戦後の動向/Column1 TRC社のライセンス概要と日本PCC委員会
2.3 国内最初のPCCカー、都電5501 号登場
2.4 日本版PCC「無音電車」開発へ
3.「 無音電車」総覧・1953(昭和28)年/3.1 「六大都市無音電車規格統一研究会」結成
3.2 名古屋市電1815 → 1901 号
3.3 大阪市電3000形(3001→3000)
3.4 東京都電5500 形(5502)
4.「 無音電車」総覧・1954(昭和29)年
4.1 東京都電6500 形(6501)
4.2 名古屋市電1900 形(1902~1921)/Column2 都電6500形の兄弟?
5.「 無音電車」総覧・1955(昭和30)年/5.1東京都電7000 形(7020)
Column3 7020号電車運転大意(要旨)
5.2 神戸市交通局/5.2.1 神戸市電1150形1151号
5.2.2 神戸市電1150形1152号
5.3 東京都電5500 形量産車(5503~5507)
6.「 無音電車」総覧・1956(昭和31)年/6.1 「路面軌道用無音電車仕様書」の概要
6.2 大阪市電3001 形(3001~3050)
6.3 名古屋市電2000 形(2001~2029)
6.4 名古屋市電800 形(801~812)
6.5 神戸市電1150 形(1153~1158)
6.6 鹿児島市電700 形(701AB ~704AB)
Column4 大阪市電3001形の鹿児島入りの際のエピソード
公営カルダン車編のおわりに
奥付・既刊紹介・英文
1920年代末より、アメリカではモータリゼーションの進展に対抗すべく「電気鉄道経営者協議委員会」が結成され、「PCCカー」と呼ばれる防音防振に配慮した高性能な路面電車を開発、規格を制定しました。日本でもその技術に着目し、規格を継承したTRC社のライセンス下での製造を模索しますが、高額なライセンス料や過剰な性能、日本の路面電車には馴染まない操作方法などから1両で断念、以後は1953年に組織された「六大都市無音電車規格統一研究会」制定の規格に則り、国内の独自技術による「無音電車」と呼ばれる高性能電車が各地に登場しました。しかし、その後高度経済成長を迎え路面電車の衰退が進む日本ではその先進技術が保守面で持て余され、他社への譲渡も一部に終わりました。本書では1953~56年に東京・名古屋・大阪・神戸などに投入された、これらの新技術を取り入れた「無音電車」各形式について解説します。
目次
口絵写真
巻頭 高性能路面電車の先駆け「無音電車」
はじめに
1.PCCカーとは
2.PCCカー国産化の模索/2.1 戦前の動向/2.2 戦後の動向/Column1 TRC社のライセンス概要と日本PCC委員会
2.3 国内最初のPCCカー、都電5501 号登場
2.4 日本版PCC「無音電車」開発へ
3.「 無音電車」総覧・1953(昭和28)年/3.1 「六大都市無音電車規格統一研究会」結成
3.2 名古屋市電1815 → 1901 号
3.3 大阪市電3000形(3001→3000)
3.4 東京都電5500 形(5502)
4.「 無音電車」総覧・1954(昭和29)年
4.1 東京都電6500 形(6501)
4.2 名古屋市電1900 形(1902~1921)/Column2 都電6500形の兄弟?
5.「 無音電車」総覧・1955(昭和30)年/5.1東京都電7000 形(7020)
Column3 7020号電車運転大意(要旨)
5.2 神戸市交通局/5.2.1 神戸市電1150形1151号
5.2.2 神戸市電1150形1152号
5.3 東京都電5500 形量産車(5503~5507)
6.「 無音電車」総覧・1956(昭和31)年/6.1 「路面軌道用無音電車仕様書」の概要
6.2 大阪市電3001 形(3001~3050)
6.3 名古屋市電2000 形(2001~2029)
6.4 名古屋市電800 形(801~812)
6.5 神戸市電1150 形(1153~1158)
6.6 鹿児島市電700 形(701AB ~704AB)
Column4 大阪市電3001形の鹿児島入りの際のエピソード
公営カルダン車編のおわりに
奥付・既刊紹介・英文
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RM Library(RMライブラリー)のレビュー
- 総合評価: ★★★★☆ 4.00
- 全てのレビュー: 12件
貴重な資料で構成された書籍
★★★★★2021年04月27日
青い流れ星 会社員
毎回貴重な資料をたくさん掲載してあり各鉄道の生い立ちや車両の貴重なデータが大変役に立っています。
いつも楽しく読ませていただいています。
★★★★★2020年12月23日
コロ助 無職
創刊号から読ませていただいています。知りたいことに手が届くように掲載されており、食い入るように楽しんで読んでいます。
専門書
★★★★★2019年04月02日
トミー その他
好きな鉄道の史実、沿革などを深く知りたいとの思いから、また車輛デザインや装備の詳細などを鉄道模型の製作や改造に活かすため、に購入しています。大変参考になる図書だと思います。
鉄道の貴重な記録だ。
★★★☆☆2018年06月20日
くまねこ 自営業
鉄道に関する数々のテーマについて、誕生から終焉までを詳細にまとめている。現在よりも過去を掘り下げていて趣味性が高いため、万人受けはしないが貴重な記録だ。
鉄道好きな大人向けの本
★★★★☆2017年06月17日
くまねこ 自営業
1999年の創刊時は1000円だったが、じわりと値上げして今は1250円。昭和の中期から後期にかけて、鉄道が人、物の輸送の花形だった時代の資料が中心。鉄道の車両や歴史、模型に興味がある大人におすすめ。
ついに200号越え
★★★☆☆2016年06月18日
くまねこ 自営業
100号200号などの記念号を除くと、表紙以外は写真も含めて白黒。今では見ることができない写真も多いので、カラーで撮影されたものはカラーで掲載してほしい。と言いつつも、他の鉄道誌ではなかなか取り上げられないテーマはありがたい。歴史に埋もれた鉄道に興味があればお薦めです。
鉄道の歴史に興味がある人におすすめのシリーズ
★★★☆☆2015年06月25日
くまねこ 自営業
特定の車両や地方の小私鉄などのテーマで、生い立ちから終焉まで追いかけている。直近の「191 国鉄F級ディーゼル機関車」では、概要から始まり、F級DLの代表と言えるDF50、試作機、新幹線向けのDL 911形と貴重な資料だ。気になることは、各号の著者は固定していないのでまとめ方に多少のバラツキがあるところと、本文の写真はモノクロの2点が残念。
ed75701@yahoo.co.jp
★★★☆☆2014年06月25日
くまねこ 自営業
趣味の月刊誌だと、タイムリーでメジャーな話題がメインになってしまうが、本誌は個人が趣味で調べた「自由研究」の発表の場として、マイナーな項目を深く掘り下げている。再販は無いだろうから、興味があれば貴重な鉄道資料として入手を薦める。
創刊号から読んでいます。
★★★☆☆2014年04月29日
さとちゃんのパパ 会社員
日本の鉄道の様々なテーマを取り扱うため、号によって親しみ具合が異なりますが、どれもよく研究されており、興味深く読んでいます。雑誌の性格上、近代日本の風景写真をみることができますが、現在の快適な生活は一朝一夕に得られたものではないことが解ります。
知られざる鉄道の世界へようこそ
★★★★★2013年06月24日
くまねこ 自営業
毎号、プロのライターではない個人が、趣味としての調査の結果をまとめた本。ちょっと地味なテーマが多いが、知られざる鉄道の魅力にはまること間違いなし。
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