電車の歴史が語られる
RM Library(RMライブラリー)
RM Library(RMライブラリー)の商品情報
- 商品名
- RM Library(RMライブラリー)
- 出版社
- ネコ・パブリッシング
- 発行間隔
- 不定期
- 発売日
- [紙版]不定期 [デジタル版]紙版の発売日から2日後
- サイズ
- B5
- 参考価格
- [紙版]1,430円 [デジタル版]1,430円
RM Library(RMライブラリー) Vol.299 (発売日2025年05月20日) の目次
こだま形20系電車開発から完成まで
長距離列車の電車化は、国鉄の動力近代化における重要課題であり、準急用として1950(昭和25)年には80系
湘南形電車が、1957(昭和32)年には車体の軽量化や走行性能を改善した91系東海形電車がそれぞれ誕生しました。
その技術を生かして東京~大阪間を6時間台で結ぶ「ビジネス特急」が企画され、90系や当時最新鋭の高速電車で
あった小田急3000形SE車などで現車試験を行い、数々の新技術を投入の結果1958(昭和33)年に運転を開始した
のが「こだま」用20系電車です。
この20系(後の151→181系)電車は、高速度試験において狭軌鉄道世界最高速度となる163km/hを記録、その後の
1964(昭和39)年に運転を開始する新幹線電車の開発への礎となりました。
本書では、戦後の電車発達史の頂点ともいえるこの「こだま形」20系電車について、技術的・デザイン的な開発の
経緯を解説します。
■掲載内容
巻頭グラフ
誕生 こだま形/「こだま」に影響を与えた車両/特急「こだま」がやってきた
はじめに
1.客車特急から電車特急の実現に向けて
2.長距離高速電車の実現へ
2.1 高速度試験で期待通りの成果
2.2 長距離高速電車の開発開始
3.「ビジネス特急」の設計開始
3.1 国鉄と各メーカーとの共同設計開始
3.2 ディスク・ブレーキの現車試験を実施
3.3 冷房装置の先行開発は島技師長の発想から
3.4 機能と優美さとスピード感を兼ね備えた前頭部
3.5 静かな車内を求めて「車両防音委員会」の提言受ける
3.6 旅の楽しさを演出する設備と工夫
3.7 空気バネ台車の開発
3.8 公募による愛称名とシンボルマーク
3.9 外部塗色決まる
4. いよいよ完成へ。姿を現す「特急こだま」
5.モハ20系のプロフィール
6.モハ20系「特急こだま」試運転始まる
7.モハ20系「特急こだま」営業開始
8.そして高速度試験へ
Column 伊勢湾台風に遭った特急「こだま」
おわりに
長距離列車の電車化は、国鉄の動力近代化における重要課題であり、準急用として1950(昭和25)年には80系
湘南形電車が、1957(昭和32)年には車体の軽量化や走行性能を改善した91系東海形電車がそれぞれ誕生しました。
その技術を生かして東京~大阪間を6時間台で結ぶ「ビジネス特急」が企画され、90系や当時最新鋭の高速電車で
あった小田急3000形SE車などで現車試験を行い、数々の新技術を投入の結果1958(昭和33)年に運転を開始した
のが「こだま」用20系電車です。
この20系(後の151→181系)電車は、高速度試験において狭軌鉄道世界最高速度となる163km/hを記録、その後の
1964(昭和39)年に運転を開始する新幹線電車の開発への礎となりました。
本書では、戦後の電車発達史の頂点ともいえるこの「こだま形」20系電車について、技術的・デザイン的な開発の
経緯を解説します。
■掲載内容
巻頭グラフ
誕生 こだま形/「こだま」に影響を与えた車両/特急「こだま」がやってきた
はじめに
1.客車特急から電車特急の実現に向けて
2.長距離高速電車の実現へ
2.1 高速度試験で期待通りの成果
2.2 長距離高速電車の開発開始
3.「ビジネス特急」の設計開始
3.1 国鉄と各メーカーとの共同設計開始
3.2 ディスク・ブレーキの現車試験を実施
3.3 冷房装置の先行開発は島技師長の発想から
3.4 機能と優美さとスピード感を兼ね備えた前頭部
3.5 静かな車内を求めて「車両防音委員会」の提言受ける
3.6 旅の楽しさを演出する設備と工夫
3.7 空気バネ台車の開発
3.8 公募による愛称名とシンボルマーク
3.9 外部塗色決まる
4. いよいよ完成へ。姿を現す「特急こだま」
5.モハ20系のプロフィール
6.モハ20系「特急こだま」試運転始まる
7.モハ20系「特急こだま」営業開始
8.そして高速度試験へ
Column 伊勢湾台風に遭った特急「こだま」
おわりに
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RM Library(RMライブラリー)のレビュー
- 総合評価: ★★★★☆ 4.00
- 全てのレビュー: 12件
貴重な資料で構成された書籍
★★★★★2021年04月27日
青い流れ星 会社員
毎回貴重な資料をたくさん掲載してあり各鉄道の生い立ちや車両の貴重なデータが大変役に立っています。
いつも楽しく読ませていただいています。
★★★★★2020年12月23日
コロ助 無職
創刊号から読ませていただいています。知りたいことに手が届くように掲載されており、食い入るように楽しんで読んでいます。
専門書
★★★★★2019年04月02日
トミー その他
好きな鉄道の史実、沿革などを深く知りたいとの思いから、また車輛デザインや装備の詳細などを鉄道模型の製作や改造に活かすため、に購入しています。大変参考になる図書だと思います。
鉄道の貴重な記録だ。
★★★☆☆2018年06月20日
くまねこ 自営業
鉄道に関する数々のテーマについて、誕生から終焉までを詳細にまとめている。現在よりも過去を掘り下げていて趣味性が高いため、万人受けはしないが貴重な記録だ。
鉄道好きな大人向けの本
★★★★☆2017年06月17日
くまねこ 自営業
1999年の創刊時は1000円だったが、じわりと値上げして今は1250円。昭和の中期から後期にかけて、鉄道が人、物の輸送の花形だった時代の資料が中心。鉄道の車両や歴史、模型に興味がある大人におすすめ。
ついに200号越え
★★★☆☆2016年06月18日
くまねこ 自営業
100号200号などの記念号を除くと、表紙以外は写真も含めて白黒。今では見ることができない写真も多いので、カラーで撮影されたものはカラーで掲載してほしい。と言いつつも、他の鉄道誌ではなかなか取り上げられないテーマはありがたい。歴史に埋もれた鉄道に興味があればお薦めです。
鉄道の歴史に興味がある人におすすめのシリーズ
★★★☆☆2015年06月25日
くまねこ 自営業
特定の車両や地方の小私鉄などのテーマで、生い立ちから終焉まで追いかけている。直近の「191 国鉄F級ディーゼル機関車」では、概要から始まり、F級DLの代表と言えるDF50、試作機、新幹線向けのDL 911形と貴重な資料だ。気になることは、各号の著者は固定していないのでまとめ方に多少のバラツキがあるところと、本文の写真はモノクロの2点が残念。
ed75701@yahoo.co.jp
★★★☆☆2014年06月25日
くまねこ 自営業
趣味の月刊誌だと、タイムリーでメジャーな話題がメインになってしまうが、本誌は個人が趣味で調べた「自由研究」の発表の場として、マイナーな項目を深く掘り下げている。再販は無いだろうから、興味があれば貴重な鉄道資料として入手を薦める。
創刊号から読んでいます。
★★★☆☆2014年04月29日
さとちゃんのパパ 会社員
日本の鉄道の様々なテーマを取り扱うため、号によって親しみ具合が異なりますが、どれもよく研究されており、興味深く読んでいます。雑誌の性格上、近代日本の風景写真をみることができますが、現在の快適な生活は一朝一夕に得られたものではないことが解ります。
知られざる鉄道の世界へようこそ
★★★★★2013年06月24日
くまねこ 自営業
毎号、プロのライターではない個人が、趣味としての調査の結果をまとめた本。ちょっと地味なテーマが多いが、知られざる鉄道の魅力にはまること間違いなし。
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