目次
ブルブルさん かわへいく
平山暉彦 作
■内容のご紹介
ブルブルさんが相棒の猫のドミニックといっしょに、いつもの赤い自動車に乗って川へ魚つりに出かけます。自然豊かな田園地帯を走っていると、キツネに追いかけられた野うさぎが車にとび乗ってきたり、羊のむれに出くわしたり……。おそるおそる分け入った木々のトンネルの先には、川への近道がつながっていました。シリーズ3作目となる乗り物絵本です。
■編集部より
ブルブルさんと相棒の猫のドミニックがいつもの赤い愛車で出かけるこのシリーズも3作目。野うさぎに導かれた秘密の近道をとおって、川に到着します。自然豊かな風景を描くにあたっては、ピーターラビットの舞台となったイギリスの湖水地方のイメージがあったと、作者の平山さんはおっしゃいます。
野うさぎやキツネ、牧草地の牛や羊たち、道ばたや川の野鳥など、多くの生き物が登場するのも今作の魅力。軽快なエンジン音を聞きながら、ゆったりとドライブをお楽しみください。
■作者のことば
野うさぎが飛び出した 平山暉彦
「ブルブルさんのあかいじどうしゃ」シリーズも3作目です。ねこのドミニックも成長して、いまや二足歩行ができて、ブルブルさんの心強い相棒になりました。
この夏ふたりは涼を求めて渓流で釣りを計画、お出かけの車はいつもの1930年代製の英国のMG・ミジェット、840ccのエンジンは20馬力が出ます。最高時速は60マイル(約97km)ですが、ブルブルさんが乗っているのは1馬力高い、当時のレース仕様です。フロントスクリーンはガラスではなく、レース中の飛び石を防ぐため金網張りで可動式。立てると見通しが悪いので、ブルブルさんたちは倒して走ります。そのため埃よけのゴーグルが手放せません。ドミニックはこのスタイルが気に入っているようです。こんな車ですから、流れの速い、また混雑した道路は避けて、マイペースで走れるカントリーロードが大好きなのです。
時には予期せぬ出会いもあります。今回はキツネに追われた野うさぎが飛び出し、予定のコースを変えてしまいました。野うさぎの天敵はキツネのほか、タヌキ、ワシやタカなどたくさんいます。でも逃げ足は速く、発達した後ろ足を使ってジグザグに飛び跳ね、時速50~70km近くで走るそうです。ふだんは草原の茂みや林の中のくぼみにひそみ、単独行動で草や木の芽、樹皮などを食べて生息しています。
英語圏で「野うさぎを飛び出させる/start a hare」という表現があります。議論を脱線させる、余計な問題を起こすという、いささか迷惑な意味に使われるようですが、ブルブルさんたちにとっては、この脱線はよい結果になりました。釣ったイワナでおおいにバーベキューを楽しむことができました。
■著者情報
平山暉彦
1938年、大阪市生まれ。著作に『羊の皮を被った狼たち』『サーキットを駆ける狼たち』(ともに二玄社)『栄光に彩られたスポーツカーたち』『アルファロメオ レーシング ストーリー』(ともに三樹書房)、絵本に『きょうはハロウィン』『のびる じどうしゃ』『どうぶつたちの おひっこし』『リレーする じどうしゃ』(「かがくのとも」2025年10月号)『ブルブルさん やまへいく』(「こどものとも年少版」2020年3月号)『ブルブルさんの あかいじどうしゃ』(「同」2008年11月号、以上福音館書店)などがある。東京都在住。
平山暉彦 作
■内容のご紹介
ブルブルさんが相棒の猫のドミニックといっしょに、いつもの赤い自動車に乗って川へ魚つりに出かけます。自然豊かな田園地帯を走っていると、キツネに追いかけられた野うさぎが車にとび乗ってきたり、羊のむれに出くわしたり……。おそるおそる分け入った木々のトンネルの先には、川への近道がつながっていました。シリーズ3作目となる乗り物絵本です。
■編集部より
ブルブルさんと相棒の猫のドミニックがいつもの赤い愛車で出かけるこのシリーズも3作目。野うさぎに導かれた秘密の近道をとおって、川に到着します。自然豊かな風景を描くにあたっては、ピーターラビットの舞台となったイギリスの湖水地方のイメージがあったと、作者の平山さんはおっしゃいます。
野うさぎやキツネ、牧草地の牛や羊たち、道ばたや川の野鳥など、多くの生き物が登場するのも今作の魅力。軽快なエンジン音を聞きながら、ゆったりとドライブをお楽しみください。
■作者のことば
野うさぎが飛び出した 平山暉彦
「ブルブルさんのあかいじどうしゃ」シリーズも3作目です。ねこのドミニックも成長して、いまや二足歩行ができて、ブルブルさんの心強い相棒になりました。
この夏ふたりは涼を求めて渓流で釣りを計画、お出かけの車はいつもの1930年代製の英国のMG・ミジェット、840ccのエンジンは20馬力が出ます。最高時速は60マイル(約97km)ですが、ブルブルさんが乗っているのは1馬力高い、当時のレース仕様です。フロントスクリーンはガラスではなく、レース中の飛び石を防ぐため金網張りで可動式。立てると見通しが悪いので、ブルブルさんたちは倒して走ります。そのため埃よけのゴーグルが手放せません。ドミニックはこのスタイルが気に入っているようです。こんな車ですから、流れの速い、また混雑した道路は避けて、マイペースで走れるカントリーロードが大好きなのです。
時には予期せぬ出会いもあります。今回はキツネに追われた野うさぎが飛び出し、予定のコースを変えてしまいました。野うさぎの天敵はキツネのほか、タヌキ、ワシやタカなどたくさんいます。でも逃げ足は速く、発達した後ろ足を使ってジグザグに飛び跳ね、時速50~70km近くで走るそうです。ふだんは草原の茂みや林の中のくぼみにひそみ、単独行動で草や木の芽、樹皮などを食べて生息しています。
英語圏で「野うさぎを飛び出させる/start a hare」という表現があります。議論を脱線させる、余計な問題を起こすという、いささか迷惑な意味に使われるようですが、ブルブルさんたちにとっては、この脱線はよい結果になりました。釣ったイワナでおおいにバーベキューを楽しむことができました。
■著者情報
平山暉彦
1938年、大阪市生まれ。著作に『羊の皮を被った狼たち』『サーキットを駆ける狼たち』(ともに二玄社)『栄光に彩られたスポーツカーたち』『アルファロメオ レーシング ストーリー』(ともに三樹書房)、絵本に『きょうはハロウィン』『のびる じどうしゃ』『どうぶつたちの おひっこし』『リレーする じどうしゃ』(「かがくのとも」2025年10月号)『ブルブルさん やまへいく』(「こどものとも年少版」2020年3月号)『ブルブルさんの あかいじどうしゃ』(「同」2008年11月号、以上福音館書店)などがある。東京都在住。
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