今回の大特集は、そうざいの定番最強アイテム「揚げもの」。とんかつ・コロッケ・フライの人気店24店舗の現場に密着し、商品づくりのポイントや接客の工夫など、実務ノウハウに迫ります。
コロッケやとんかつのつくりかたは各店で違います。素材が違うのはもちろん、たとえばパン粉も生パン粉だったりドライタイプだったり。セミドライという選択肢もあります。また製法も電極式なのか焙焼式なのかでも風味が変わります。揚げ油は何がいいのか。パン粉を素材につけるための衣をはがれにくくするにはどうしたらいいのか。揚げたてフライの粗熱をとってから提供するのはなぜか。おいしさを追求してきた各店の技術を、詳細にレポートします。
現場の意識改革をすすめる「新宿とんかつ さぼてん」上田実専務のインタビューも必見。そうざい店に欠かせない、女性パワーの引き出しかたも学べます。
とんかつの価格が2倍になったにもかかわらず、売れ行きが6倍に増えたというヤオコー。そうざい部門を統括する三味・小平昭雄社長のインタビューもお見逃しなく。
油とフライヤーが揚げものづくりには必須です。「いま選ぶべき揚げものそうざいの油とフライヤー」記事で、最新情報をチェック。保形性のいいパーム油、軽やかなキャノーラ油、はたしていまの油のトレンドはどちらに軍配が?
デリそうざいの内容
- 出版社:柴田書店
- 発行間隔:既刊
- サイズ:A4
中食マーケットの急速な勢いでの変化
食品スーパー、コンビニエンスストア、デパ地下、駅ナカなど、立地は広がる一方、市場規模は年間総額8兆円にも上ります。担い手も様々です。中食企業はもちろん、外食企業の参入も激化、流通業による内製化も進み、農作物からの一貫生産に乗り出す大手流通も登場しています。「日常の食事」「ふだんの食事」を誰がつくるのか?家庭内調理の時短化を考えれば、中食がその役割を大きく担うことは間違いありません。商品を安全においしくつくるだけではなく、食事のシーンやライフスタイルの提案まで、お客に向けて中食がメッセージを発信し始めている。そんな時代になってきました。外食や内食との境界も超えて食卓の中心に躍り出た、新しいデリそうざい時代の到来です。
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