患者と家族に介入した事例を通し家族看護の考え方やかかわり方を解説!予防的家族介入プログラムも提案
本書は、臨床家である看護師が日常遭遇するケア場面を「ああそういうことか」と腑に落ちるように理解することができ、しかも「こうすればいいのだ」「これで良かったのだ」と見通しがみえて元気がでてくる内容にしたいと考えました。そのため本書では、多くの事例をや看護師たちとの出会い、かかわりの中から生まれた家族看護の考え方や援助技術のヒントを、一人でも多くの仲間に伝えたいと願う気持ちから発刊しました。本書との出合いが契機となり、家族看護に関心をもつ仲間が増え、その臨床での実績が蓄積され、それらがケアの現場で生かされることで、家族看護の向上がはかられることを願います。