●第1章:看護と社会学~双方からのアプローチ
[1]看護学研究者の社会学的アプローチ
看護学研究と社会学 (吉田 澄恵)
健康社会学とヘルスプロモーション (中山 和弘)
急性期看護への社会学的アプローチ (中村 美鈴)
若年認知症者へのケアの記述に会話分析を応用して (千葉 京子)
産業・労働・職業に関する社会学的アプローチと看護学への示唆 (林 千冬)
[2]社会学研究者の「ケア」へのアプローチ
カルチュラルプローブを使った高齢者施設でのケアとインクルーシブデザインの試み(「尊厳とデザイン」プロジェクト報告) (岩隈 美穂・鳥海 直美)
認知症の人を介護する家族とその支援から学ぶこと (井口 高志)
遺伝相談の医療化再考 (武藤 香織・柊中 智恵子)
能動的な「生活者」をケアする:ハンセン病療養所の看護ケアを事例として (本多 康生)
会話についての会話を用いたケアのケア:リフレクティング・プロセスの臨床社会学 (矢原 隆行)
高度化・複雑化する災害とナースプラクティショナー:アメリカの現状と今後の展望 (浦野 慶子)
がん闘病記の社会学:患者が主体的に生きるために (門林 道子)
健康と病の「知」の社会学 (松繁 卓哉)
看護の質を評価する:看護学は何を社会に伝えるべきか? (山本 武志)
日本保健医療社会学会看護・ケア研究部会での学際的交流 (宇城 令・三井 さよ)
●第2章:「社会」へのアクション
[1]座談会
当事者みんなで守る健康:社会に開かれた看護をめざして (笠井 雅雄・亀井 智泉・澤田石 順・細田 満和子・吉田 澄恵)
[2]特別寄稿
社会が求める看護に対するニーズの変化:看護師のアイデンティティ再考 (坂本 すが)
[3]これからの社会と看護・医療の関係を考える
メディアを介した現場からの情報発信 (児玉 有子)
社会的共通資本としての医療の復興をめざして (澤田石 順)
障害や疾患をもつ医療従事者の歴史と展望 (栗原 房江)
アメリカでナースプラクティショナーが果たしている役割と日本でのその可能性 (Jerden 鈴木 麻希)
病院・施設と在宅のはざまで生じる社会的問題と退院支援 (清水 準一)
東日本大震災における被災地復興に向けた保健師の取り組み (塩満 芳子)
災害におけるさまざまなコミュニティとの相互作用 (原田 奈穂子)
病を得て再び生きるということ (森山 志郎)
●第3章:社会学を学ぶ
社会学・医療社会学を知るための33冊/さらに読みたい+2冊
(大宮 朋子・小野田 舞・楠永 敏惠・瀬戸山 陽子・津野 陽子・戸ヶ里 泰典・本間 三恵子・三澤 仁平・横山 由香里・米倉 佑貴 / 加藤 源太)
インターナショナル ナーシング レビューの内容
- 出版社:日本看護協会出版会
- 発行間隔:季刊
- サイズ:A4
看護の最前線でのハイレベルな研究を扱う情報誌として世界的課題を探究します。
国際看護師協会(ICN)機関誌「International Nursing Review」日本版です。オリジナル版のICNニュースや原著論文を厳選して完全翻訳。世界の看護の動向を多面的に押さえます。また日本版独自の特集に加え、2009年1月号より、質的研究法の解説や臨床看護研究の最前線を紹介する新連載もスタート。看護研究者・教育者ならびに臨床看護のスペシャリストに欠かせない学術情報を新たに提供していきます。
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